「成田空港・デルタ航空ラウンジ訪問記」の続きです。
続いて、成田からソウル仁川で飛んだ、大韓航空ビジネスクラスの搭乗レポートをさせていただきます。
このページでは、ビジネスクラスの座席シート、エンターテイメントシステムなどのレポートをいたします。ビジネスクラス機内食のレポートは次のページでしています。
スムーズに優先搭乗
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26番ゲートに向かうと、大韓航空機が見えてきました。
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出発ゲートである26番ゲートに着くと、既に搭乗手続きが開始していました。このように、エコノミークラスでは長い行列が出来ていました。
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今回私はビジネスクラス利用だったので、この「スカイプライオリティ」の対象になるので、並ばずに搭乗することができました。
ちなみに、デルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員になると、エコノミークラス利用時にも、この「スカイプライオリティ」の対象になるので、エコノミークラスの長い行列に並ばずに、優先搭乗をすることができ便利です。
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大韓航空では、ビジネスクラスのことをプレステージクラスと呼んでいるようです。プレステージクラスのほうへ向かいました
シートは、斜めの状態で水平になる
ライフラットシート。短距離路線では十分。
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席に座ると、さっそく女性の客室乗務員が来てくれて、ウェルカムドリンクを渡されました。すいません、一体何を飲んだのか忘れてしまいました・・。
飲み物の色からすると、グレープフルーツジュース系でしょうか。まさかグアバジュースではないかと・・。
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離陸後、水平飛行に入り、シートベルトサインが消えると、乗務員が立ち上がり、前方のカーテンを閉めました。前方はファーストクラスのようです。
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機種はボーイングの777−300でした。JALなどは、ジャンボ機である747を廃止して以来、この777−300を採用しているようですが、747→777−300への流れは、他の航空会社でも同じなのでしょうか。747ファンである私にとっては残念な流れです。
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ビジネスクラス全体の様子です。座席配置は、2列〜3列〜2列でした。
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私は、真ん中の3列部分の、左側の通路席に座りました。これは、左斜め前のほうを見た写真です。
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座席のリクライニングボタンです。
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リクライニングする前のシートの様子です。
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完全にリクライニングした状態のシートです。
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窓側に座っていた乗客は、完全にシートをリクライニングせず、ちょうど途中あたりの角度にしていたようです。
余談ですが、この乗客は、いかにも高そうなメガネと腕時計をしていました。おそらく、私のように特典航空券でタダ乗りしているのではなく、余裕でお金を払っているタイプの方なのでしょう。私とは真逆で、着ているもの、振る舞いのレベルが高かったです(悲)。
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足元のようです。ライフラットシートなので当たり前ですが、広々としています。
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完全にシートを倒して、足を伸ばしている状態です。
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足元には、収納スペースがありました。ただ、隣のシートとの真ん中にあるので、もし隣の席に乗客がいたら、あまり快くは使えないかもしれません。
同じ韓国系航空会社としては、アシアナ航空のビジネスクラスのほうが、小物入れスペースなどがちゃんと用意されていた印象があります。
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USBケーブルを差し込めるジャックが2箇所ありました。2つのデバイスを同時に充電できるので便利です。
最近は、このようにUSBが使える航空会社が増えてきているので、コンセントタイプのほか、USBケーブルタイプの充電ケーブルも持ち歩いたほうが便利かもしれません。
エンターテイメントシステムは平均
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パーソナルモニターです。サイズはエコノミークラスより大きいのは明らかです。
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エンターテイメントシステム用のリモコンです。他の航空会社と比べて、このリモコンは幅が広めでした。最新版なのでしょうか、リモコンの真ん中にも小さな液晶画面があり、使いやすかったです。
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エンターテイメントシステムのメニュー画面です。ビデオ、オーディオ、ゲーム、スカイマップ、インフォメーションなど、ごく一般的な内容でした。
また、もう当たり前なので、わざわざ言う必要もないかもしれませんが、オンデマンド式で、再生しているビデオを好きな時に一時停止や巻き戻しできるタイプでした。
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フライト情報の画面ですが、様々なモードで表示できるようになっている最新型でした。
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四国の上のほうを飛んで、ソウルへ向かって行きました。
その他
続いて、シート、エンターテイメントシステム以外のものについて触れたいと思います。
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スリッパです。
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トイレには、歯ブラシとマウスウォッシュが用意されていました。
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大韓航空の機内誌「モーニングカーム」です。
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機内誌の中に、おそらく大韓航空・ビジネスクラスで最新型になるフルフラットシートの写真がありました。このようなフルフラットベッドで、ソウル→ニューヨークなどの長距離路線に乗ってみたいものです。
例えば、デルタ航空・スカイマイルのビジネスクラス特典で、デルタ航空で成田から直接アメリカ本土へ飛ぶのではなく、大韓航空のソウル経由で飛べば、上記のようなフルフラットシートを体験できます(デルタ航空のビジネスクラスもフルフラットシートではありますが)。
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機内雑誌の中にあった大韓航空の路線図です。これはアジア内のルートマップです。日本の各地に就航しているのがわかります。
また、大韓航空は、セブ、プーケット、チェンマイ、シェムリアップ、ダナンなど、JALやANAが就航していない都市にも多く就航しています。
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大韓航空がコードシェア提携している航空会社一覧がありました。MIATモンゴル航空、ウズベキスタン航空、マカオ航空、エミレーツ航空など、まだどのアライアンス(航空連合)にも加盟していない航空会社もたくさんあります。
余談ですが、私は、エミレーツ航空がどこかのアライアンスに加盟してくれるのか、それとも、どのアライアンスにも加盟せずに独立体制をずっと維持していくのか、気になって仕方ありません。
大韓航空・ビジネスクラスの評価
(あくまでも個人的な感想です)
初めて利用した大韓航空・ビジネスクラス(機種はボーイング777−300)の評価ですが、星5つ中、星3個にしたいと思います。
まず、今回のシートタイプは平均的な、ライフラットシート(斜めの状態でほぼ水平になるタイプのシート)でした(同じ大韓航空のビジネスクラスでも、機種・路線によってはフルフラットになる場合もあり)。
今回のシートは、収納スペースなども、特別感動する点はありませんでした。USBケーブルが使えるのは長点になりますが、ANAなど、一部航空会社の一部機種では、エコノミークラスでもUSBケーブルが使えるので、これも星1個プラスするほどのことではありません。
客室乗務員の接客ですが、特に悪かった点はありませんでした。
ということで、平均的という意味で、大韓航空・ビジネスクラスの評価は星3個にさせていただきました。
以上、大韓航空・ビジネスクラスの搭乗記レポートでした。
次の旅行記では、大韓航空・ビジネスクラスの機内食をレポートいたします。 |