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マイラー日記 (2013年07月)
デルタ航空なら日本発着路線ビジネスクラスは必ずフルフラット席(ミクロネシア路線を除く)

こんにちは。マイルで得得のデイビッドです。

先日、成田空港に行ってきたのですが、デルタ航空の広告を見かけました。エスカレーターで昇っている途中に突如現れたため、間に合わず写真を撮れなかったのですが、ネットのプレスリリースで掲載されていました。

その広告は以下のようになります。



広告には、「365日。全便フラットベッドシートでデルタはお待ちしております」と書かれていました。

なお、「米国・アジア路線全便」と書かれていたので、言い換えれば、ミクロネシア路線(グアム路線など)は含まれないことになるのでご注意ください

全路線・全便(ミクロネシア路線を除く)でフルフラットシートが保証されているのは、実はすごいこと

この広告を見て、「今時、ビジネスクラスでフルフラットシート(180度水平になるタイプのシート)は普通だから、自慢にならないのでは?」と思われるかもしれません。

確かに、ブリティッシュエアウェイズヴァージンアトランティック航空など、かなり前から、フルフラットシートをビジネスクラスに導入している航空会社もあります。

ただし、ANAとJALをはじめとした、複数の日本発着路線を運航している航空会社の中で、全ての便のビジネスクラスで、フルフラットシートを導入しているのはとても珍しいのが現状です

例えば、ANAですが、フルフラットシートタイプのビジネスクラスは、ニューヨーク、ロンドンなどの一部長距離路線のみで、とても利用者の多いホノルル線、バンコク線などは、実はフルフラットにならない古めのタイプのシートになっています。

JALも同様、最近CMでもよく見かけますが、フルフラットシートになるタイプのビジネスクラスは、2013年7月現在、ニューヨーク線、ロンドン線、パリ線のみで、ロサンゼルス線、バンコク線などは、古めのシートです。

ホノルル線やバンクーバー線に至っては、あまりリクライニングがならないタイプで、現代のビジネスクラスとしては、かなり時代遅れのシートが維持されているのが現状です(ただし、数年以内にはフルフラットタイプになるようですが)。

外資系航空会社の例として、ニュージーランド航空の場合、成田〜オークランド線では、フルフラットシートになるボーイング777ですが、関空〜オークランド線では、古めのシートになるボーイング767、というケースもあります(時期により変更されることあり)。

つまり、基本的には、ほとんどの航空会社では、「フルフラットシートのビジネスクラスは、どの路線の、どの便で、どの機種で導入されているかを確認する必要がある」わけです

このような現状を踏まえると、「デルタ航空は、どの日本発着路線でも(ミクロネシア路線は除く)、ビジネスクラスは必ずフルフラットシートになること」は、すごいことであることがわかります

デルタ航空に乗る限り、成田出発の場合、ニューヨークに飛ぼうが、ホノルルに飛ぼうが、バンコクに飛ぼうが、香港に飛ぼうが、シンガポールに飛ぼうが、「ビジネスクラスの座席はフルフラットタイプかな?」と心配する必要がないわけです

ビジネスクラスのシートタイプを重視される方には、これはかなり大切なことだと思います。

特典航空券でビジネスクラスを飛ぶなら、フルフラットシートを選ぶべき

特典航空券でビジネスクラスを飛ぶ場合、基本的には、好きな提携航空会社の好きな路線を選ぶことができます(例外あり。また必要マイル数が変わるケースもあり)。

例えば、デルタ航空・スカイマイルの特典で、成田〜ホノルル間をビジネスクラスで飛ぶとします。

この場合、チャイナエアラインかデルタ航空から選ぶことになりますが、成田〜ホノルル間のチャイナエアラインのビジネスクラスでは、フルフラットシートにはなりません

逆に、デルタ航空を選べば、必ずフルフラットシートになります

どうぜ同じ必要マイル数なら、フルフラットシートになるデルタ航空を選んだほうが、ハワイに着くまでゆったりできるわけです

なお、航空会社を選ぶ基準には、シートの他に、客室乗務員の態度、機内食などもありますので、フルフラットシートの航空会社が1番、というわけではありません。

ただ、(あくまでも私の意見ですが)、せっかく貯めたマイルで乗るビジネスクラスですので、フルフラットシートのビジネスクラスになって、席がベッドになると、身体的だけでなく、精神的にも楽になります。

一般的に、「サービスが良くない」「遅延が多め」など、どちらかというと、マイナスの声が多いデルタ航空ですが、ビジネスクラスのシートに関しては、それなりに満足できる航空会社といっても過言ではないかと思います

「特典航空券でビジネスクラスに乗りたいけど、絶対にフルフラットシートがいい!」という方は、特典でデルタ航空を選択肢の1つに入れておくのもいいかもしれません

ちなみに私ですが、もし将来、貯まったスカイマイルで、デルタ航空のビジネスクラス特典を使うことがあったら、迷わず成田〜アトランタ線を狙いたいと思います。

理由は単純で、デルタ航空の日本発着路線の中では飛行時間が1番長いからです(笑)。


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※このページの情報は2013年07月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。