「JAL那覇〜宮古ピストンの体験記」の続きです。
続いて、実際に那覇〜宮古島ピストンを体験した際に、客室乗務員から記念にいただいたプレゼントと、会話した内容について少し触れたいと思います。
客室乗務員は、
誰が宮古ピストンをするか知っている。
今回、那覇〜宮古間を21往復もした私ですが、フライトによっては、客室乗務員がご丁寧に挨拶をしてくれる場面がありました。
21往復中、おそらく4〜5往復で、乗務員から話しかけてくれました。
ある乗務員は、
「お客様、本日は那覇〜宮古間を往復されますね。ありがとうございます」
と挨拶してくれました。
私はすぐに、「え?私が往復することわかっているのですか?」と聞くと、乗務員の方は、
「はい。宮古に着いて、すぐに那覇行きへ乗り継ぐ場合は、乗り継ぎ客として、リストに名前が載ります」
とのことでした。
一応、宮古に着いて、すぐに同じ飛行機で那覇に戻る場合も、乗り継ぎ客という見方をされるようです。一気に恥ずかしくなってしまいました(笑)。
ちょっとしたプレゼントも
ある往復では、私が降りようとすると、乗務員の方がわざわざ私のところまで来て、「いつもご利用ありがとうございます」と言ってくれて、ちょっとしたグッズをくれました。

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なんと、
「那覇〜宮古の2便、お疲れさまでした♪ この後も楽しいご旅行をお続け下さい」
と書かれた手書きメッセージをいただきました。飴が入った袋に入れてくれました。
他のフライトでは、水平飛行に入ると、乗務員の方がやってきて、
「本日は往復していただきありがとうございます。感謝の気持ちを込めて、こちら、もしよろしければどうぞ」
とちょっとしたグッズをいただきました。

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これが実際にもらったものです。パイロットからの手作りの本冊子をいただきました。

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JALのアメやメモ帳が入っていました。
乗務員によると、
他にも修行している
マイラーはたくさんいる
今回の修行では、プレゼントをくれた乗務員を含め、数人の乗務員の方と、数分ではありますが会話をすることができました。
乗務員との会話で、学んだことをいくつかご紹介したいと思います。
1つ目は、「(一部の)客室乗務員は、なぜマイラー達が、同じ路線を何度も飛ぶか知っている」ということです。
実は、「お仕事ですか?」と聞かれた時、私は少し意地悪ですが、「仕事ではないんです。何で往復していると思いますか?」と聞いてみると、「マイレージの上級会員でしょうか?」と的中されてしまいました(笑)。
2つ目は、「特に那覇〜宮古線は、修行のマイラーたちが多い。特に11月〜12月が多い」ということです。
上の会話の続きですが、「どうしてわかったのですか?」と聞くと、「特にこの路線では多いですよ。年末に近づくと多くなります」とのことでした。
続けて、中には、「今日は8レグ(8区間)もするから大変なんだよね」のように、修行の予定を話してくれるマイラーさんもいるとのことです。
3つ目は、「同じ乗務員が、同じ機材で連続して、1日に那覇〜宮古間を何度も往復することは、あまりない」とのことです。
実はこれ、修行を始める前に、私が少し気になっていたことでした。何度も同じ路線を往復するのを、乗務員に見られるのもどうか・・という気持ちがありました。
なので、ある乗務員の方に、「那覇〜宮古間を何度も往復するのですか?」と聞いてみると、「いいえ、基本的に違う区間を飛びます。私ですが、この後那覇に戻った後は、今度は名古屋に行って、また那覇に戻ってくる予定です」とのことでした。
実際に、私は那覇〜宮古間を何度も往復したわけですが、私が覚えている範囲で、同じ乗務員をまた見かけたことはありませんでした。
みなさん、1日に結構いろんなところに飛ばれているようです。(日系航空会社の)日本人乗務員は、常に笑顔を絶やさないのですから、我々が思っている以上に重労働なのかもしれません。お疲れ様です。
以上、宮古ピストンで乗務員からいただいたプレゼント、乗務員との会話について話させていいただきました。
次は、宮古ピストンで何度も寄った、宮古空港のレポートをさせていただきます。 |