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特典航空券の賢い使い方
その02:
−比較的高めの航空会社を選ぶ
対象プログラム:全てのマイレージプログラム

特典航空券で行きたい所へ、複数の航空会社から選べる場合があります。これは、マイレージプログラムが複数の他社と提携している場合、可能になります。

例えば、ユナイテッド航空・マイレージプラスの会員であるDさんが、貯めた70,000マイルを使って成田−ロンドン間往復の無料航空券を手に入れたいとします。

成田−ロンドン間には複数の航空会社が乗り入れています(経由便を含む)。航空券代も航空会社により、数万円の差が出てきます。

どの航空会社を選んでも必要マイル数は変わらないので
その中から料金が高めのエアラインを選んだほうがマイルを効率よく使えるわけです(プログラムによっては航空会社により必要マイル数が変わる場合もあります)。

Dさんが某旅行会社で成田−ロンドン間で航空会社の値段を調べてみたところ、結果は以下のようになりました(料金は例です)。

全日空
(直行便)
往復 102,000
ブリティッシュエアウェイズ
(直行便)
往復 99,000
スカンジナビア航空
(コペンハーゲン経由)
往復 85,000
オーストリア航空
(ウィーン経由)
往復 79,000
アシアナ航空
(ソウル経由)
往復 64,000
コリアンエアー
(ソウル経由)
往復 56,000

Dさんはユナイテッド航空・マイレージプラスの会員なので、スターアライアンス加盟航空会社(もしくはユナイテッド航空と独自にマイレージ提携している航空会社)を選ぶ必要があります。

一番安いコリアンエアー、直行便のブリティッシュエアウェイズはスターアライアンスに加盟していないので、他の航空会社を選ばなくてなりません。

上の例の場合、スターアライアンス系で成田−ロンドン間を飛べる航空会社は、全日空スカンジナビア航空オーストリア航空アシアナ航空になります。

つまり、これら4社のうち一番航空券代が高く設定されているところを選べば、その分お得になるわけです。

Dさんが調べた結果を見ると、一番高いのは往復102,000円の全日空になります。つまり、
全日空を利用するのが一番得することになります。

もし、自分が無料航空券で利用したい路線が既にわかっているのであれば、その路線に就航している航空会社と航空券の相場を事前に調べてみてください。

そして、その中でも一番値段が高い航空会社がどこであるか確認してください。

航空会社によって
必要マイル数が異なることも


ちなみに、上のマイレージプラスの例では、選ぶ航空会社に関わらず、必要マイル数は70,000マイルのままですが、マイレージプログラムによっては
同じ路線でも航空会社によって必要マイル数を変えているところもあるのです。

例えば、全日空・ANAマイレージクラブで日本−アメリカ本土往復の場合、全日空での往復には55,000マイル、提携しているユナイテッド航空での往復には55,000マイルではなく60,000マイル必要になります。

このように同じ区間でも航空会社により必要マイル数が異なる場合があるので、自分が利用したい航空会社では、いくらのマイルが必要になるか事前に確認してください。

マイレージプログラム別の必要マイル数は、特典航空券必要マイル数チャートでご確認ください。

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