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(更新:2024年1月)

北京/首都空港
第3ターミナル
乗り継ぎレポート
(中国国際航空に乗る場合)
(ANA↔中国国際航空の乗り継ぎも同じ)

北京空港/乗り継ぎの徹底レポート(中国国際航空利用時)

※ このページでは、日本→北京→国際線と飛ぶ場合、北京/首都空港で乗り継ぐ時の様子を、詳しく解説しています。

※ 中国国際航空のほか、日本~北京間で乗るのがANAであっても、北京空港での乗り継ぎ方法は同じになります。





目次



日本の出発空港で、乗り継ぎ便の搭乗券も受け取る


成田→北京はANA、北京→バンコクは中国国際航空(エアチャイナ)という航空券で、ANAと中国国際航空という組み合わせでしたが、両方とも中国国際航空の便でも、以下の内容は同じになります。

北京空港 乗り継ぎ時の2枚の搭乗券

成田空港でもらった、2枚の搭乗券です。成田→北京はANA便で、ANAのカウンターでチェックインしたため、乗り継ぎ便の中国国際航空の搭乗券にも、ANAのマークが入っていました。

もし、日本→北京、北京→最終目的地の両方とも中国国際航空であれば、中国国際航空の搭乗券になります。

ただし、北京で乗り継ぐという意味では、ANAの搭乗券だろうと、中国国際航空の搭乗券だろうと関係ありません。


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預けた手荷物は、北京空港で引き取る必要なし


北京空港で乗り継ぐ時、日本の出発空港で預けたスーツケース等の荷物は、引き取る必要はありません。最終目的地で受け取ります。

例えば、羽田→北京→パリと飛ぶ場合、羽田空港で預けたスーツケース等の荷物は、最終目的地のパリで受け取ることになります。


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北京空港のマップ・構内図・ゲート




北京空港の第3ターミナルです。第3ターミナルは、3C、3D、3Eの3か所に分かれています(マップはJAL公式サイトから引用)。

中国国際航空やANAの場合、右側の多い部分である、ターミナル3Eに到着します。中国国際航空の乗り継ぎ便も国際線である限り、同じターミナル3Eからの出発になるので、トランジットは同じ建物内で完了します。

降機後、黄色い矢印のように進むと、入国審査場に着きますが、乗り継ぐ場合は、
赤い丸の場所辺りに、少し手前に乗り継ぎ専用カウンターがあるので、そこへ向かいます。


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最低の乗り継ぎ時間 & 実際にかかった乗り継ぎ時間


↓中国国際航空が定めている、最低の乗り継ぎ時間
日本 → 北京 → 国際線
60分

ただし、北京発着便は遅延が多く、乗り継ぎにも時間がかかることがあるので、最低でも2~3時間あればベターです

日本の出発地、最終目的地によっては、他の便の選択肢がなく、仕方なく乗り継ぎ時間が60~90分になる場合もあります
↓実際に乗り継ぎにかかった時間
48分
(飛行機がゲートに着いてから、乗り継ぎ専用カウンター→保安検査を通り、乗り継ぎ便が出発するゲートエリアまでにかかった時間)

(乗り継ぎ便の出発ゲートが、ターミナルの端にある場合は、10分程度をプラス)


中国国際航空が定めている、国際線→国際線の最低乗り継ぎ時間は60分です。

実際にかかった時間は48分と、少し早めに終わりました。ただし、乗り継ぎカウンターに並んでいるのが、自分の手前に3人しかいなかったので、早めに済んだのかもしれません。

もし、開いている乗り継ぎカウンターが少なく、乗り継ぎ客も多い場合は、プラス10-15分はかかる感じです。


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乗り継ぐ手順:行き
(日本→北京→国際線)


まず、北京空港に着いた後の、大まかな順序は、

「降機」

「しばらく歩く」

「乗り継ぎ専用カウンター」

「保安検査(荷物検査)」

「各ゲートへ向かう」


となります。

それでは写真と共に、細かくお伝えします。


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降機
(飛行機を降りたら、すぐ喫煙所がある)


北京空港 飛行機降りたらTransfersへ向かう

ターミナル内に入ったら、「Transfers」という方向に歩きます。途中までは、「Baggage Claim」(荷物受取り・入国審査)と同じ道のりになります。

北京空港 歩道エスカレーター

歩道エスカレーターに乗って進んでいきます。自分の到着便がターミナルの端のゲートに着いた場合、結構歩くかもしれません。ここでは、中国に入国しない乗り継ぎ客、中国に入国する客も、同じ道のりです。

北京空港 国際線乗り継ぎカウンター

入国審査場(イミグレーション)の近くに来ると、このような案内があります。

中国国内線へ乗り継ぎの場合は、まっすぐの「Domestic Transfers」へ進みます。今回は国際線へ乗り継ぐので、左の「International Transfers」へ進みます。

日本語でも「国際線乗り継ぎのお客様」と書かれていたので、間違うことはないと思います。

ここから先は、おそらく写真撮影禁止エリアだったので、写真を撮りませんでしたが、まっすぐ進むと、入国審査(イミグレーション)があります。


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乗り継ぎカウンター
(入国審査へは進まない。何も質問はされない)


ここから先は、おそらく写真撮影禁止エリアだったので、写真を撮りませんでしたが、まっすぐ進むと、入国審査(イミグレーション)があります。

しかし、国際線へ乗り継ぐ場合は、その入国審査場まで行かずに、その手前にある、「Transfers」と書かれた小さなカウンターへ進みます。

乗り継ぎ用カウンターはいくつかあるのですが、私が乗り継いだ時は、そのうち1つしか開いておらず、目立たなかったので、思わず通り過ぎてしまうところでした。また、日本のように、誘導してくれる係員は一切いませんでした

そのカウンターで、北京までの搭乗券、北京→バンコクの搭乗券、パスポートを提示するように言われました。入国カードなどは提出する必要はありません。また、質問等は一切ありませんでした。



乗り継ぎカウンターでは、搭乗券に、このような赤いスタンプが押されます。



無事乗り継ぎカウンターを通過すると、搭乗ゲートへの案内板があります。


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保安検査(荷物検査)




無事乗り継ぎカウンターを通過すると、搭乗ゲートへの案内板があります。

北京空港 乗り継ぎカウンター通過後は、下の階の手荷物検査へ

エスカレーターで、1つ下の階へ下ります。下の階に行くと、荷物検査があります。荷物検査を済ませると、搭乗ゲートエリアになります。


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入国する必要はないので、入国審査はなし。ただし、乗り継ぎ専用カウンターを通る必要はあり


同日または翌日乗り継ぎであれば、中国に入国する必要はないので、入国審査はありません。

ただし、国際線→国際線の乗り継ぎの場合、乗り継ぎカウンターを通る必要があります。

カウンターでは、乗り継ぎ便の搭乗券、パスポートを提示する必要があり、乗り継ぎ便の搭乗券にはスタンプが押されるため、何となく入国審査を受けている感じにはなります。


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モニターで乗り継ぎ便の出発ゲートを確認。


北京空港 ターミナル3E全体

乗り継ぎカウンター、手荷物検査を通過し、無事、搭乗エリアに着きました。とても壮大なターミナルです。

北京空港 ターミナル3Eの出発便モニター

搭乗エリアに着いたら、まずは、乗り継ぎ便の運航状況、そして出発ゲートをチェックします。このような出発便の案内モニターがあるので、不安な方は、まずはそのゲートまで歩いて行き、場所を把握しておけば万全です。

北京空港 中国国際航空の出発便モニター

出発便モニターですが、この写真の場合、CA(中国国際航空)のチェンマイ行きは、E05番ゲートからの出発になります。

北京空港 出発まで時間があると搭乗ゲート番号は表示されていない

ちなみに、私の19時45分発のバンコク行きは、出発まで4時間以上あり、まだ出発ゲートは確定していませんでした。出発時刻が近づくと、搭乗ゲートが表示されました。


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レストラン・免税店・ラウンジ・仮眠など


北京空港 ターミナル3E全体

乗り継ぎカウンター、手荷物検査を通過し、無事、搭乗エリアに着きました。とても壮大なターミナルです。

北京空港 免税店

他の空港同様、免税店があります。

北京空港 多数の高級ブランド店

高級ブランドのショップも多数あります。

北京空港 無料の飲料水

無料の飲料水マシンがありました。マイ水筒にお湯を入れている中国人を見かけました。手荷物検査で飲み物類は没収されますが、ここで無料で入れられるので、カラにしたペットボトルを持っておけば便利かもしれません。

北京空港 荷物カート

荷物カートがあります。

北京空港 清潔なトイレ

男性用トイレです。失礼ですが、中国なので綺麗だとは思っていませんでしたが、ちゃんとキレイに清掃されていました。

北京空港 スターバックスや韓国料理のレストラン

スターバックス等のカフェ、韓国料理などのレストランもあります。

北京空港 中国庭園を再現したエリア

このような、中国の庭園を再現したようなエリアもありました。

北京空港 日本語のターミナル案内パンフレット

ターミナルの案内ガイドもあります。日本語バージョンもあります。

北京空港 ターミナル3Eのゲートマップ

ターミナル3Eエリアのゲートマップです。ショップやレストランがある中心エリアから、一番端のゲートまでも、10分程度で着く距離なので、極端に広いわけではないようです。

北京空港 ターミナル3Eの搭乗ゲートエリア

ショップやレストランなどがある中心部から離れた、搭乗ゲートエリアの様子です。各ゲート付近に椅子が並んでいて、他の空港と同じ感じです。

北京空港 ターミナル3Eの仮眠用ソファ

このように、横になれる無料の椅子がありました。仮眠をとりたい時はいいかもしれません。

北京空港 ターミナル3E 無料充電コーナー

一部の椅子には、このように無料の充電コーナーがありました。

北京空港 ターミナル3E 椅子のスライド式テーブル

一部の椅子には、このようなスライド式のテーブルが付いていました。パソコン作業などに便利です。

北京空港 ターミナル3E ラウンジ案内板

ラウンジの案内サインがありました。私は中国国際航空のビジネスクラス利用だったので、この後は中国国際航空のビジネスクラスラウンジに向かいました。

以上、北京空港での乗り継ぎレポートでした。

初めての中国での乗り継ぎだったので、少し不安でしたが、難しくない乗り継ぎ、現代的なターミナルと、思ったよりスムーズな乗り継ぎだったので良かったです。




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