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特典航空券を売ることはできるの？
※このページでは、特典航空券の売買/転売について解説しています。
| 目次（このページの内容） |
マイレージプログラムの規約では、マイル・特典航空券の販売は禁止されている
全てのマイレージプログラムの規則によると、マイル・特典航空券の販売は禁止されています。「販売が発覚した場合は、法律的な処置をとる場合もある」とも記載されています。
規約内での表現は、航空会社により多少異なります。いくつかの航空会社の例を挙げてみます。
ANAマイレージクラブの規約：
「会員または指定利用者が、提供された特典をいかなる形でも第三者への譲渡をしたり、売買したり金品と交換することを禁止します」
JALマイレージバンクの規約：
「特典航空券その他の特典を売買・交換することはできません。また、特典航空券、特典券、JALクーポン、ラウンジクーポン、アップグレードクーポンなどの特典を金品に交換することやインターネットのオークションサイトに出品することを禁じます」
デルタ航空・スカイマイルの規約：
「スカイマイル会員による加算マイル、バウチャー、特典航空券、メダリオン会員資格、「ペイ with マイル」を利用した航空券、その他特典の売買および交換、あるいはそうした行為を試みることは禁止されています。この規定に違反した会員の口座は終了されるか、またはマイルが取り消されます」
ユナイテッド航空・マイレージプラスの規約：
「マイル、サーティフィケート、各種特典、またはステータスの販売、交換、またはその他の方法での譲渡は、実行・未遂を問わず、ユナイテッドによって認可／主催されているのでない限り、明示的に禁止されています。マイル、サーティフィケート、各種特典、またはステータスの販売、交換、またはその他の方法での譲渡は規約違反となり、そのような販売、交換、またはその他の譲渡に関わったアカウントまたは会員には、ユナイテッドの措置が講じられる場合があります」
このように、使われている言葉・表現は異なりますが、ちゃんと売買が禁止されている内容が記載されています。
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オークションでの販売が一般的
特典航空券の販売方法ですが、最も普及しているのがインターネットのオークションサイトです。日本国内線（15,000マイル分）という感じで販売されています。
一番高い価格を設定した人が、そのマイレージを手に入れることができます。そして、マイルの販売者が、購入者の名前で特典航空券を発券する、または購入者の口座へマイルを移行する、というのが一般的な方法だと言われています。
一応このオークション経由での販売も禁止されているということですが、現在もオークションで販売されているのが現状です。
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ばれるとマイルの没収 ＆ 会員資格の喪失
マイルや特典航空券を転売した場合、ばれる可能性はゼロではないと言われています。
どのように航空会社側が見破るかですが、何回も連続で、違う名義で特典航空券が発券された場合、毎回異なる会員口座にマイルが移行された場合などに、マイル・特典航空券が販売されていると判断される可能性があります。
このような判断がされた場合は、マイルを販売した会員のマイレージが全て、没収される可能性もあります。
売るのはもちろん、不正な方法でマイルを獲得した側も、マイルの没収や会員資格の喪失などの対応がされる可能性もあるので、規約違反の行為には、一切関与しないことをおすすめします。
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