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(更新:2024年1月)

バンコク/
スワンナプーム空港
乗り継ぎレポート
(タイ航空利用時)
(ANA→タイ航空も同じ)

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎレポート

※ このページでは、タイ国際航空で日本→バンコク→国際線と飛ぶ場合、バンコク/スワンナプーム空港で乗り継ぐ時の様子を、詳しく解説しています。

※ 利用航空会社がバンコクエアウェイズ、JAL、ANAなどでも、最終目的地までスルーチェックインしている場合、乗り継ぎ方法は同じになります(タイエアアジアを除く)。





目次



基本的に、日本の出発空港で、乗り継ぎ便の搭乗券も受け取る


基本的に、日本の出発空港のカウンターで、日本→バンコク、バンコク→最終目的地と、乗り継ぎ便の搭乗券も一緒に渡されます。

ちなみに、発券システムのエラー等で、乗り継ぎ便の搭乗券を受け取れなくても大丈夫です。乗り継ぐバンコク/スワンナプーム空港のカウンターに寄れば、乗り継ぎ便の搭乗券を発券してくれます。

ちなみに、バンコク乗り継ぎの場合、予約が別々になっていても、日本の出発空港ではスルーチェックインできるケースが多いです。

ANA+タイ航空、タイ航空+バンコクエアウェイズ、JAL+バンコクエアウェイズの組み合わせは、基本的にスルーチェックインが可能です。


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預けた手荷物は、バンコク/スワンナプーム空港で引き取る必要なし


バンコク/スワンナプーム空港で乗り継ぐ時、日本の出発空港で預けたスーツケース等の荷物は、引き取る必要はありません。最終目的地で受け取ります。

例えば、羽田→バンコク→シドニーと飛ぶ場合、羽田空港で預けたスーツケース等の荷物は、最終目的地のシドニーで受け取ることになります。


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バンコク/スワンナプーム空港のターミナルマップ・構内図・ゲート


バンコク/スワンナプーム空港 ターミナルマップ

バンコク/スワンナプーム空港・ターミナルマップです。

スワンナプーム空港は大きな1つのターミナルになっており、ターミナル間の移動がないという意味では、わかりやすい空港です。

ターミナル内はAからGまでのコンコースがあり、すべて連結しているので徒歩での移動が可能です。

ただし、1つのターミナルが大きく、コンコース間の移動は徒歩だけになるので、離れたコンコース間の乗り継ぎであれば、歩いて15−20分はかかります。

例えば、到着便がコンコースCの端で、乗り継ぎ便がコンコースGの端なんて最悪です。

飛行機を降りた後、
緑色の丸がある辺りに、乗り継ぎ用の保安検査場があります。WEST側に1つ、EAST側に1つあります。

ちなみに、2023年9月に新しいサテライトターミナルがオープンしていますが、今のところ、タイ国際航空、ANA、JALなどの大手フルサービスキャリアは、このページで紹介しているメインターミナルを使用しています。

タイ・エアアジア(XJ便)など、一部LCCの日本行きはサテライトターミナルに移転しています。


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最低の乗り継ぎ時間 & 実際にかかった乗り継ぎ時間


↓タイ国際航空が定めている、最低の乗り継ぎ時間
国際線 → バンコク → 国際線
55分
↓実際に乗り継ぎにかかった時間
31分

(飛行機を降機して、Transfer方向へ数分歩き、保安検査を通り、乗り継ぎ便が出発するゲートエリアまでにかかった時間)

(到着便のゲート・乗り継ぎ便の出発ゲートが、それぞれターミナルの端にある場合は、10-20分程度をプラス)


関空→バンコク→メルボルンのように、タイ国際航空が定めている最低乗り継ぎ時間は55分です。

実際にかかった時間は31分と、比較的短い時間になりました。予約上の乗り継ぎ時間が60分のように短くても、基本的には乗り継ぎができることになります。

ただし、バンコクの到着便が集中する時間帯だと、荷物検査の列が長い可能性もあり、プラス10〜20分かかる場合もあります。


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乗り継ぐ手順:
(日本→バンコク→国際線)
(日本へ帰国する時も同じ)


まず、バンコク/スワンナプーム空港に着いた後の、大まかな順序は、

1.
「降機」
 (バスの場合は、まずはバスに乗り、ターミナルまで移動)

2.
「Transfer 方面に歩く」

3.
「乗り継ぎカウンター」
 (乗り継ぎ便の搭乗券がある場合はスキップ)

4.
「保安検査(荷物検査)」

5.
「各ゲートへ向かう」


となります。

それでは写真と共に、細かくお伝えします。


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1.
降機し、Transfer方向へ進む
(バスに乗る場合もあり)


バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 降機

飛行機を降りて、ターミナル内に入ります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ Transferへ

ターミナル内に入ったら、「Transfers」の方向へ進みます。乗り継ぎ用の保安検査場は、EAST/WEST両方にありますが、既に乗り継ぎ便の搭乗券があるのであれば、近いほうの保安検査へまずは向かうことをおすすめします。

上の写真の場合、WESTの保安検査まで280メートル、EASTの保安検査まで520メートルの距離があるので、WESTの保安検査場のほうが近いことになります。



もし通り過ぎてしまっても、このようにUターンマークが出てくるのでわかりやすいです。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 入国審査へは向かわない

ちなみに、Arrivalsは入国審査なので、乗り継ぎの場合は向かってはいけません。


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2.
乗り継ぎカウンター
(乗り継ぎ便の搭乗券がある場合はスキップ)


乗り継ぎ便の搭乗券があり、遅延等でカウンターに寄る必要がないのであれば、上記の説明通り、近めの保安検査場に向かえばOKです。

もし、乗り継ぎ便の搭乗券がなかったり、遅延等で振り替え手続きが必要な場合は、乗り継ぎカウンターを目指します。

乗り継ぎ便の搭乗券がある場合は、WEST・EASTのどちらの保安検査場に向かってもいいのですが、ここで注意が必要で、乗り継ぎカウンターに寄りたい場合は、WEST・EASTのどちらに進むべきか決まっています。

なぜなら、乗り継ぐ航空会社によっては、WEST・EASTのどちらか片方にしかカウンターを用意していないからです。

ちなみに、タイ国際航空便へ乗り継ぐのであれば、タイ航空のカウンターはWEST・EASTの両方にあるので、どちらへ進んでも大丈夫です。

注意が必要なのがバンコクエアウェイズへの乗り継ぎです。バンコクエアウェイズの乗り継ぎカウンターはEAST側にしかないので、バンコクエアウェイズの搭乗券がない場合は、EAST側の保安検査場を目指してください。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 航空会社カウンター一覧

乗り継ぎエリアに、「Airline Transfer Counter Area」とかかれば案内板があります。航空会社ごとに、WEST・EASTのどちらに乗り継ぎカウンターがあるか一覧になっています。

タイ航空以外は、WEST・EASTのどちらか片方だけになるケースがほとんどなので、向かう前にチェックすることをおすすめします。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎデスク

例として、タイ航空の乗り継ぎカウンターです。各モニターに航空会社名が表示されています。

乗り継ぎ便の搭乗券がない場合は、このカウンターでパスポートとEチケットを提示すれば、乗り継ぎ便の搭乗券を発券してくれます。

バンコク到着が遅延して、乗り継ぎ便に間に合わなかった場合も、このトランジットデスクで対応してくれます。基本的に、空席があれば、次の便に振り替えてくれる対応がほとんどです。


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3.
保安検査(荷物検査)


続いて、セキュリティチェックです。乗り継ぎ用の保安検査は「Transit/Gates」を目指します。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 荷物検査

荷物検査場への入口です。「Departures」という案内が目印です。係員がいるので搭乗券を提示します。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 液体物を捨てる

荷物検査場に、液体物専用のごみ箱があります。ペットボトルごと捨てずに、中身だけを捨てれば、空のペットボトルは荷物検査で捨てる必要はありません。

パソコン、タブレットは鞄から取り出す必要がありますが、それ以外は特別指示がないので、検査は厳しくないほうです。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 保安検査場

荷物検査場の様子を、上の階から見た様子です。



荷物検査終了後、1つ上の階へ上がります。


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4.
掲示板で出発ゲートを確認


保安検査を終えると、あちらこちらに出発便の電光掲示板があります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 出発便の電光掲示板

出発便の電光掲示板です。出発便のゲート番号、定刻かどうかを確認します。


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5.
搭乗ゲートへ向かう


ゲート番号を確認したら、その搭乗口を目指します。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 各コンコースへ

コンコースはA/B/C/D/E/F/Gの7つあります。ゲート番号に付いているアルファベット1文字が、出発コンコースを表しています。出発ゲートがG1なら、コンコースGからの出発になります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 各ゲートへ

各コンコースに来ると、各ゲートへの標識があります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ ゲートへ向かう

各ゲートには、次に出発する便のインフォメーションが表示されているので、念のため正しいか確認します。

これで、バンコク・スワンナプーム空港での乗り継ぎは完了です。


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入国する必要はないので、入国審査・税関はなし


上記の説明のように、バンコク/スワンナプーム空港では入国する必要がないので、入国審査・税関共にありません。

アメリカのように、乗り継ぎだけでも、入国しなければならない手間がないので楽です。


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喫煙所


バンコク/スワンナプーム空港の制限エリア内に、喫煙室が用意されています。

喫煙室の場所:
D8A番ゲート近く
E1A番ゲート近く
E2A番ゲート近く
F1A番ゲート近く
F2A番ゲート近く
G1A番ゲート近く

乗り継ぎの場合、保安検査を済ませた後の出発ゲートエリアにあります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 各ゲートへ

喫煙室があるコンコースに着くと、ゲート標識の中に、白い文字で「Smoking Room」への行き先も表示されています。



Smoking Roomの標識通り進みます。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 喫煙所

喫煙所です。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 喫煙室の中

喫煙室の中の様子です。椅子もありますが数は少ないです。



ちなみに、バンコク到着後、乗り継ぎ用の保安検査を受ける前のエリアにも、喫煙室はあるので、到着後すぐにタバコを吸うことも可能です。


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WIFI・インターネット


バンコク/スワンナプーム空港の、WIFIに関してです。

↓無料WIFI
あり
↓パスワード
なし
↓時間制限
2時間


バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ WIFIのネットワーク名

WIFIのネットワーク名は「Airport True Free Wifi」です。ネットワーク名は予告なしに変更される可能性があります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 無料WIFI

ネットワークに接続後、ブラウザーを開くと、登録ページが開き、名前とパスポート番号を登録する必要があります。



「スタートします」ボタンを押すとWIFIにつながります。


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仮眠エリア


バンコク/スワンナプーム空港では、立派な仮眠エリアはありませんが、横になれるタイプの椅子は、各コンコースに設置されています。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 仮眠用ソファ

仮眠用のソファーがあるエリアです。完全にフルフラットではありませんが、仮眠をとれるくらいのリクライニングはあります。

バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ 横になれるベンチ

普通のベンチ席でも、ひじ掛けがないベンチが多く、完全に横になることができます。


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フードコート・レストラン・コンビニなど


バンコク/スワンナプーム空港 乗り継ぎ フードコート

コンコースA/B/Cへの分岐点、コンコースE/F/Gへの分岐点の2か所に、フードコート、レストランなどの飲食エリアがあります。フードコートは24時間営業です(一部お店を除く)。

写真はフードコート等に出店しているチェーン店の一覧です。バーガーキングなどのグローバルチェーンも多くあります。



フードコートがある通りです。バーツの為替レートにもよりますが、バーガーキングなどのファストフード系でも、セットだと1,000円近くするので、完全に外国人向けのぼったくり料金です。


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まとめ・感想・評価


バンコク/スワンナプーム空港で乗り継ぎした時の、感想・まとめは以下の通りです。

メリット:

・乗り継ぎの場合は入国審査がなく、流れがスムーズでわかりやすい

・到着便・出発便のゲートにもよるが、保安検査場がすいていると、20−30分程度で乗り継ぎできる


デメリット:

・ターミナルが大きいわりには、移動手段は徒歩だけ

・ラウンジやレストラン等はターミナル中心部に集中しており、ターミナルの端に行ってしまうと、ほとんど何もない(ゲートだけ)


以上、バンコク/スワンナプーム空港での乗り継ぎレポートでした。




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