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ストップオーバー(途中降機)をする

※このページでは、特典航空券で乗り継ぐ空港で、ストップオーバー(24時間以上の滞在)をするメリットを解説しています。





目次(このページの内容)



通常の航空券なら、ストップオーバーは追加料金が発生することが多い


ストップオーバーという言葉を聞いたことはありますか。これは「途中降機」するという意味で、「経由地で24時間以上滞在すること」を意味します

例えば、成田〜シンガポール〜シドニーと特典航空券で飛んだ場合、経由地であるシンガポールに数日間立ち寄ったのであれば、シンガポールでストップオーバーしたことになります。

1回の旅行で、より多くの場所を訪れたい時には大変便利なストップオーバーです。しかし、残念ながらこのストップオーバーには追加料金がかかる場合があるのです

例えば、大韓航空で成田〜ソウル〜ロンドン間を飛んだ場合、チケットの種類によっては、ソウルでストップオーバーをした時に、約1万円の追加料金が発生する場合があるのです(料金は一律ではありません)。

旅行者の中には、「経由地のソウルで数日間滞在したい」という方もいるはずです。そのような方にとって追加1万円は、大きな負担になってしまいます。


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例外を除き、特典航空券だとストップオーバーは無料


ストップオーバーで追加料金がかかるのは、購入する有償航空券の場合です。ここで注目すべきなのは、特典航空券では、ストップオーバーは無料だということです(例外あり)

本来、追加料金がかかってしまう途中降機をタダですることにより、特典航空券の価値を上げることができます


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ストップオーバーしたい場所をもとに、航空会社を選ぶ


例にANAマイレージクラブを見てみます。

ANAマイレージクラブは複数の航空会社とマイレージ提携をしているので、東京〜ロンドン間を特典旅行で飛びたい場合、2つ以上の航空会社から選ぶことができます。

例えば、タイ国際航空利用のバンコク経由で行くとします。

経由地のバンコクでストップオーバーができる上に、追加料金は一切発生しません。なので、発生(するかもしれない)追加料金を払わずに、ストップオーバーを楽しめるわけです

また、ストップオーバーにはもう1つの楽しみがあります。それは、航空会社を選ぶことにより、好きな経由地に滞在できるということです

例えば、ANAマイルを使った東京〜ロンドン間の特典航空券だと、以下のような都市に立ち寄ることができます。

・フランクフルト(ルフトハンザ航空利用時)
・コペンハーゲン(スカンジナビア航空利用時)
・チューリッヒ(スイス航空利用時)
・バンコク(タイ国際航空利用時)
・シンガポール(シンガポール航空利用時)
・ソウル(アシアナ航空利用時)
・ホーチミン(ベトナム航空利用時)
・アブダビ(エティハド航空利用時)


などがあります。もし、ソウルではなく、ホーチミン経由でロンドンに行きたいのであれば、特典航空券ではベトナム航空を利用すればいいわけです。

このように、自分の好みに合わせながら、航空会社・経由地を選ぶのも特典航空券の楽しみの1つです。

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ストップオーバーできないマイレージもあり。でも24時間以内の乗り継ぎは可能


このストップオーバー、好きなルートや経由地で必ずできるとは限りません。エリアや利用路線によっては制限されている場合があります

例えば、日本航空・JALマイレージバンクでは、札幌〜羽田〜ソウルの順で飛んだ場合、途中の羽田でのストップオーバーはできません

また、デルタ航空・スカイマイルのように、ストップオーバー自体が廃止されているマイレージもあります。

ただし、ストップオーバーがだめでも、24時間以内の乗り継ぎで実質1泊することは可能です。





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