以前のコラムの「急に香港行きが決定。アジアマイルに入会」でも触れましたが、2007年2月に香港に行ってきました。利用した航空会社はキャセイパシフィック航空です。
ツアーで香港に行きましたが、予約クラスはMで、キャセイパシフィック航空・アジアマイルでの加算率は100%でした。なので、往復で約3,700マイル貯まりました。
機材はボーイング777−300
キャセイパシフィック航空は成田から香港へ一日数便飛ばしていますが、私が乗ったのは朝一番の便です。香港に早く着きたいと思う方が多いのでしょうか、オフシーズンにも限らずフライトはほぼ満席でした。
ツアーだったので、事前に座席を指定することはできませんでしたが、窓側席を取ることができました。
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今回乗ったキャセイパシフィック航空の飛行機です。使用機材はボーイング777−300でした。ちなみに、キャセイパシフィック航空は2007年1月に使用ターミナルを第1から第2に変更しました。
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自分の座席に着くと、今までに見たことのないものを見つけました。それは、座席テーブル止めの部分です。
今までは縦の棒みたいなものを横に回すものしか見たことがありませんでしたが、キャセイはちょっと違い、横の丸い状のものを上げるスタイルでした。
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機内の様子です。席の配列は3−3−3となっていました。見渡す限り、やはり空席はありませんでした。
モニターですが、エコノミークラスにも各シートにパーソナルモニターがありました。ただし、オンデマンドではないので、一度見逃してしまったシーンは、もう一度待つ必要がありました。
離陸後に見えた意外な場所
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成田を離陸してからしばらく外を見ていたのですが、少し経つと、思いがけないものが目に入ってきました。
この上の写真、真ん中の辺りに見えるのですが、何だかわかりますでしょうか。私も数十秒間わからなかったのですが、よーく見てみると、何と羽田空港だったのです。
私は空港管制についての知識は全くありませんが、常に離発着便で込み合っている羽田空港の上空を、自分の飛行機が飛んでいったわけですから、衝突するのでは?とちょっとした恐怖感に襲われました。
よく見てみると、白い点々がたくさん見えましたが、飛行機なんですね。陸ではあんなに大きい飛行機も、上空から見ると、ありんこのように見えてしまいました。
羽田空港をこのように上空から見たのははじめてだったので(今まで通り過ぎても気付かなかっただけかもしれませんが)、航空管制の仕事は大変そうだなと思いながら、羽田上空を去っていきました。
羽田を通過してから更に数十分経つと、またまた思ってもいなかったものが目に入ってきました。その思いがけないものとは...
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なんと、富士山のほぼ上空を通過したのです。上空から富士山を見るのははじめてだったので、完全に見えなくなるまで、家族そろってはしゃぎながら窓から眺めていました。
後ろに座っていた方は、富士山ぐらいではしゃぎすぎだろ、という目つきでにらんでいました(笑)。
おいしかった機内食
水平飛行に入ると、機内食が配られました。
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まずは、水、おしぼり、おつまみのピーナッツが渡されました。
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おつまみの後、機内食が配られました。すき焼き風ビーフとごはん、そば、海老のサラダを食べました。キャセイパシフィック航空の機内食はおいしいと聞いたことがありますが、その評判は本当のようです。
特に、今までのフライトの中で、今回の海老のサラダは一番おいしかったです。海老にプリプリ感がありました。
モニターに表示される乗り継ぎ便情報は便利
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これはエアショー(Air show)の画面です。成田離陸後、大阪、台北の上空を通過して、香港に向かっていきました。
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香港に着く少し前になると、パーソナルモニターにこのような画面が表示されました。便名、行き先、出発時刻、ゲートの情報が載った、香港で乗り継ぎをする乗客のための乗り継ぎ案内です。
空港に着けばこのような情報はわかるわけですが、空港に着く前から情報を知っているだけで、かなりほっとするのも事実です。特に、出発ゲートもわかるのはうれしいです。
前にユナイテッド航空のシカゴ経由でボストンに行った時ですが、経由地のシカゴに着く前に、放送で各乗り継ぎ便の出発ゲートが案内されたのを覚えています。
案内してくれるだけでも親切でしたが、一回きりだったので、聞き逃してしまう人も多いと思います。特に外国語の場合は、「聞くだけ」と「読める」の違いはかなり大きいのではないでしょうか。
香港空港に到着
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無事香港に着きました。ゲートからしばらく歩くと、このような階段を降りて、モノレール乗り場に向かいました。
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到着するゲートにもよりますが、私のフライトはメインのサテライトから離れたゲートに着いたので、メインのサテライトまで、モノレールに乗りました。
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モノレール車内の様子です。空港内のモノレールというより、ごく普通の電車みたいなつくりでした。成田の移動モノレールと比べると、スピードも結構ありました。
以上、キャセイパシフィック航空・エコノミークラスの搭乗記でした。次の旅行記では、香港100万ドルの夜景が見れるビクトリアピークをレポートしたいと思います。 |