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実はスカイマークもANA/JALのようにマイルで乗れます!



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実はスカイマークもマイルで乗れる!


マイルを貯めて国内線に(特典航空券で)乗る場合、思いつく航空会社と言えば

・ANA
・JAL
・スターフライヤー
・ソラシドエア
・AIRDO

などではないでしょうか?

上記の各航空会社は、マイレージプログラム(またはポイントプログラム)を運営しているので、マイルを貯めて国内線に無料で飛べるわけです。

ところで、上記の航空会社の中に、スカイマークが入っていないのを疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

実はスカイマークは、まあまあ規模が大きい航空会社にも関わらず、マイレージプログラムは運営していないのです

つまり、ANAやJALのように、スカイマークに乗ってマイルを貯めて、そして無料でスカイマークに乗る、ということができないわけです。

ANAやJALで日本各地に飛ぶことはできますが、羽田、仙台、茨城、神戸、福岡、那覇など、スカイマークの路線網が強い空港からは、スカイマークを好んで選ぶ人も意外に多いのです。

でも、

「スカイマークは肝心なマイレージを採用していないから、ANAやJALのようにマイレージの恩恵を受けられなくて残念」

と思っている方も多いはずです。

実は、マイレージを採用していないスカイマークに、マイルで乗れる方法があるのです。ここで活用するマイレージは

「デルタ航空のマイレージ」

です。

なぜデルタ航空?と思われる方も多いかもしれませんが、実はデルタ航空、スカイマークとマイレージ提携をしているのです。

つまり、貯めたデルタ航空のマイルを使って、スカイマークに乗ることが出来るのです

(ちなみに、スカイマークに乗って、デルタ航空のマイルを貯めることはできません)

一見マイレージとは無縁そうなスカイマークも、実はデルタ航空のマイルを貯めることにより、マイルでスカイマークに乗ることが可能なのです。

つまり、普段からスカイマークに乗る方は、ANAでもJALでもなく、デルタ航空のマイルを貯める選択肢もあるわけです。

以下、デルタ航空のマイルを貯めるにあたって、いくつかのメリットを紹介いたします。


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メリット1.
クレジットカードの年会費が安い


マイルを貯めるクレジットカードとして、日本で最も普及しているのが

ANAマイルならANAカード

JALマイルならJALカード

になります。

カード会社・カードのグレード等により差はありますが、100円で1マイル貯まる一般カードの場合、手数料等を全て含めると、年会費は

ANAカード
税込 7,700円〜

JALカード
税込 5,500円〜

になっています。

それに比べてデルタ航空のマイルは、100円で1マイル貯まるカードの中で、一番年会費が安いのは


デルタ スカイマイル JCBテイクオフカード

になり、年会費はたったの

税込 2,750円

だけで済みます。

「デルタ航空のマイルを貯めてスカイマークに乗るのは、ANA/JALマイルを貯めてANA/JALに乗るほど便利ではない」

と主張する人もいますし、当サイトも、それを否定するわけではありません。

しかし、ANA/JALマイルのほうが利便性が高いとは言え、毎年高めのカード年会費が徴収されることも忘れてはいけません。

例えば、

・一般のANAカード
・デルタ スカイマイル JCBテイクオフカード

を比べた場合、

年会費は1年で、4,950円の差になります。

マイルは一旦貯め始めると、5−10年と長いスパンで貯めるケースが多いのですが、短めの5年で計算してみても、

24,750円

もの差になります。10年なら49,500円と、ほぼ5万円にもなります

デルタ航空のマイルというよりは、JCBの年会費の安いカードのおかげで、年会費を節約できるのが、デルタ航空マイルの意外なメリットになります。


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メリット2.
マイルに有効期限がない(無期限)


ANAマイル・JALマイルでよく聞かれるのが、

「3年の有効期限の間に、妻の分のマイルまで貯められず、結局夫が一人で使う羽目になった」

「十分なマイルは貯まったけど、希望していた沖縄行きは希望日は満席で、マイルも失効寸前だったため、仕方なくポイントに交換した」

などの不満です。

ANAマイル・JALマイルに限らず、3年と短めの有効期限を設定しているマイレージでは、よく聞かれることです。

ここでもデルタ航空のマイルは威力を発揮します。

実は、デルタ航空のマイルには有効期限が設定されていないのです。つまり無期限で貯められるのです。

デルタ航空のマイルなら無期限で貯められるため

「3−4年かけて、家族4人分のマイルを貯める」

「希望日に乗りたい便が満席でも、次回の休みに再チャレンジできる」

など臨機応変に対応できるわけです。


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メリット3.
誰でも乗れる


ANAマイル・JALマイルの意外なデメリットが

「マイルで飛行機に乗れるのは、本人・第2親等以内の家族のみ」

というルールです。

例えば、未婚の人がマイルを貯めている場合、その人のマイルでタダで飛べるのは、第2親等以内である兄弟・親・祖父母等に限定されてしまうのです。

恋人・友人などにマイルを使うことができないわけです。

将来、必ずしも一緒に旅行するのは身近な家族だという保証はありません。

デルタ航空のマイルなら、そのような心配は無用です。好きな人の名義で特典航空券を利用できます

友人・恋人・会社の同僚など、誰でも大丈夫です。


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メリット4.
JTB旅行券にも交換できる


十分なマイルを貯めたとしても、いざマイルを使おうと思ったタイミングで、必ずしも飛行機に乗りたいとは限りません。

そのタイミングで行きたいのが「新幹線で行く京都旅行」だったり、「近場の伊香保温泉」かもしれません。

実は、ANAマイル・JALマイルともに、旅行券に交換することもできるのですが、両社とも基本的に、旅行券を使えるのは「自社便を利用したパックツアー」になります。

例えば、ANAマイルを旅行券に交換しても、その旅行券で、「ジェットスターで行く札幌2泊3日激安ツアー」の支払いをすることはできません。

基本的には、ジェットスターより高くなってしまう、ANA利用のツアーを強制的に選ぶ必要があるわけです。

よりお得なツアーがあるのに、旅行券の制約のせいで、そのツアーを避けるなんて本末転倒です

しかし、デルタ航空のマイルなら、状況は一気に改善されます。なぜなら、交換できるのはJTBの旅行券だからです。JTBの全てのツアー・宿泊などの支払いに使えます

ジェットスターなどLCC利用の格安ツアーはもちろん、近場の旅館・ホテルの1泊分だけの宿泊代の支払いに使うこともできます。

マイルを旅行券に交換するという点では、ANAマイル・JALマイルより、デルタ航空マイルのほうが優れていると言っても過言ではありません

参考:
デルタ航空マイル > JTB旅行券特典の徹底ガイド


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注意点1.
必要マイル数が少し多め


ここからは、デルタ航空のマイルを貯めてスカイマークで乗る場合の、いくつかの注意点を紹介します。

ANAマイル・JALマイルに比べると、デルタ航空のマイルでスカイマークに乗る場合、路線によっては必要マイル数が多少多く設定されています。

ただし、スカイマークの特典航空券を避ける程、必要マイル数が高めに設定されているわけではありません

スカイマークの便数が多い、3路線で必要マイル数を比較してみます(往復の場合)。

●羽田〜新千歳
使用する
マイル
必要
マイル数
ANA 12,000〜
18,000
JAL 15,000
デルタ 20,000

●羽田〜神戸
使用する
マイル
必要
マイル数
ANA 12,000〜
18,000
JAL 未就航
デルタ 15,000

●羽田〜福岡
使用する
マイル
必要
マイル数
ANA 12,000〜
18,000
JAL 15,000
デルタ 20,000

●羽田〜那覇(沖縄)
使用する
マイル
必要
マイル数
ANA 14,000〜
21,000
JAL 15,000
デルタ 20,000


上記の通り、路線・時期によっては、必ずしも

「デルタ航空のマイルでスカイマークに乗ると、1番必要マイル数が多くなり損」

というわけではないのがわかります。


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注意点2.
マイルで乗れる路線が限定されている


ANAマイルを貯めてANA国内線に乗る場合、JALマイルを貯めてJAL国内線に乗る場合、十分なマイル数がある限り、全路線に乗ることができます。

しかし、デルタ航空のマイルを使ってスカイマークに乗る場合、一部乗れない路線があるので注意が必要です。

以下、デルタ航空のマイルで、乗れる路線・乗れない路線は以下の通りです。

●乗れる路線
・羽田〜新千歳
・羽田〜神戸
・羽田〜福岡
・羽田〜長崎(神戸経由)
・羽田〜鹿児島
・羽田〜那覇
・神戸〜新千歳
・神戸〜茨城
・神戸〜長崎
・神戸〜鹿児島
・神戸〜那覇
・茨城〜新千歳
・中部〜新千歳
・中部〜那覇
・福岡〜那覇

●乗れない路線
・羽田〜宮古
・新千歳〜福岡
・茨城〜福岡
・茨城〜那覇
・中部〜鹿児島
・神戸〜仙台
・神戸〜宮古
・鹿児島〜奄美大島
・那覇〜宮古

マイルで乗りたい路線が、上記の乗れない路線一覧に含まれている場合、デルタ航空のマイルを貯める意味がないので、はじめからANAマイル・JALマイルをためることをおすすめします。


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注意点3.
予約は14日前までで、予約完了後の変更は不可


予約期限と変更可否ルールは、現在はANAマイル・JALマイル共に同じになっており、

予約期限:
搭乗日前日23:59まで

予約後の変更(搭乗日):
回数無制限で無料で変更OK
(目的地の変更は不可)


と、かなりフレキシブルなルールとなっていて、使い勝手がとても良いのがANAマイル・JALマイルの特徴です。

逆に、デルタ航空のマイルでスカイマークに乗る場合、少しシビアなルールになっています。

予約期限:
搭乗日14日前まで

予約後の変更(搭乗日):
一切不可

と、予約時に予定通り飛行機に乗れることが大前提になります。

今までマイルで特典航空券を予約後、後から変更することはなかったという方は、上記のルールは弊害にならないはずです

ちなみに、悪天候・機材不備などを理由に、搭乗日の数日前から、特典航空券で予約した便の欠航が決まっている場合は、スカイマーク側で他の便・他の搭乗日に変更してくれるので、その点では心配はありません。


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↓詳しい手順


その1
デルタ航空・スカイマイルに入会する

●入会済みの方はスキップ

●入会金・年会費等はかかりません



その2
デルタ スカイマイル JCBテイクオフカードに入会

今なら、初年度年会費が無料になるキャンペーン実施中

デルタ スカイマイル JCBテイクオフカードは、100円でデルタ航空の1マイル貯まるクレジットカードの中で、2,750円(税込)と年会費が1番安いカードになります



その3
デルタ スカイマイル JCBテイクオフカードをメインカードとして使い、デルタ航空の15,000マイル以上貯める

●カード利用と同時に、デルタ航空のほか、提携している大韓航空、ベトナム航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空などに搭乗しても、デルタ航空を貯められます



その4
15,000マイル、または20,000マイル貯まったら、スカイマーク特典航空券を予約する

デルタ航空の公式サイトからログインし、予約フォームで必要項目を入力して送信後、3日以内に予約完了の可否通知メールが届きます

●後から気分が変わり、スカイマークの特典航空券を利用したくなくなった場合、代わりに
マイルをJTB旅行券に交換することも可能

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