2005年9月中旬に
・デルタ航空
・ノースウェスト航空
の2社が、同日に経営破たんを発表しました。具体的に言うと、連邦破産法11条を申請したことになります。
私は経済・経営にはチンプンカンプンですが、知り合いのわかりやすい説明によると、アメリカの連邦破産法11条は日本の民事再生法というものと同じだそうです。
民事再生法が適用されると、その会社は完全に潰れるのではなく、政府などから援助を得て経営を立て直していくのだそうです。今回の連邦破産法11条も、経営が悪化している2社を建て直すために適用されたということになります。
破たんという言葉を聞くと、やはり心配なのがマイルへの影響です。実際にはどのように影響してくるのでしょうか。
マイルに直接的な影響はない
連邦破産法11条が適用された後も、特別な変更もなく通常に運航が行われます。そして、皆さんが気になるマイレージプログラムも通常に維持されます。なので、マイルがなくなるという事態も起こらないので一安心です。
実際に、ユナイテッド航空は2002年にこの破産法11条に申請しています。そして、現在(2005年9月)もこの破産法下で経営再建中です。
では、マイレージはどうでしょうか。破産法を申請した後も、同社のマイレージプログラム・マイレージプラスは通常通りに維持されています。私も当時からマイレージプラスでマイルを貯めていますが、現在もマイルは手元にあります。
それじゃ、マイルについては一切心配しなくて大丈夫!かと言うと、必ずしもそうではないようです。
アンセットオーストラリア航空の
マイルは完全に失効
世界最大級の航空アライアンス・スターアライアンスに以前アンセットオーストラリア航空という航空会社が加盟していました。全日空も同社の便とコードシェアをしていました。
このアンセットオーストラリア航空、実は2001年に倒産したんです。同時に、同社のマイレージプログラムの会員が貯めていたマイルも無効になってしまいました。
スターアライアンスに加盟していたこともあり、マイルが貯めやすかったため数万マイルも口座にあった会員も多かったようです。
それじゃ、デルタやノースウェストもこのアンセットオーストラリアのようになっちゃうの!?かと言うと、答えは誰もわかりません。
破産法適用後に経営が徐々に回復していけば、通常の状態に戻りますし、もし経営が極端に悪化し続ければ、航空会社が完全に倒産しマイルも無くなるという事態が起こるかもしれません。
「破産法申請=航空会社がすぐに潰れる」ではない
ここで大事なのは、破産法が適用されたからといって、航空会社がすぐに倒産することはないということです。あくまでも政府から援助が出るということであり、あまり心配する必要もありません。
航空会社が潰れてマイルが消える!ということはまずありませんが、ちょっとした注意も必要です。次のページでは普段から航空会社の経営状態を簡単にチェックできる方法について話してみたいと思います。 |