アメリカ系マイレージプログラムは、外資系マイレージプログラムの中でも特に人気がありますが、人気の理由としてまず挙げられるのが加算率のよさです。
格安航空券やツアー運賃でも加算率が100%だと、マイルが貯めやすいので特典旅行をより早く近づけることができます。
例えば、ユナイテッド航空・マイレージプラス。自社便はもちろん、全日空などの一部提携航空会社を除き、格安航空券でも100%加算されます。
アシアナとスカンジナビアの加算率が低下
しかし、マイレージプラスは2005年6月に新たな変更を追加しました。その変更とは、ずばり加算率の低下です。
加算率低下の対象になったのは
・アシアナ航空
・スカンジナビア航空
の2社です。(マイレージプラスが行った変更というよりは、むしろアシアナとスカンジナビアの2社がスターアライアンス系プログラムに変更を加えたという感じになります。)
新しい加算率の内容は以下の通りです。
●アシアナ航空の一部の格安・ツアー運賃
100%→70%
●スカンジナビア航空の一部の格安・ツアー運賃
100%→25%
私も含め、この加算率低下は格安・ツアー運賃をいつも利用する人にとっては非常に厳しい内容です。特にスカンジナビア航空の場合、一気に加算率が4分の1に減ってしまいます。
時期や料金にもよりますが、私はいつかロンドンに行くときにアシアナ航空を利用してみたいと思っていました。しかし、正直言って今はその気持ちが変わってしまいました。
100%と70%は数字で見ると30だけの違いですが、ヨーロッパなどの長距離路線を利用した場合、この30%の差はとても大きくなります。
例えば、10,000マイル加算されるところ、実際には7,000マイルしか加算されないことになります。成田−シンガポール間の約片道分を損してしまうことになります。
マイルズ&モアは全提携エアラインを対象に
加算率を変更
少し前になりますが、ルフトハンザドイツ航空・マイルズ&モアは2004年8月にさまざまなルールの変更をしました。そしてその変更の1つが加算率です。
新しい加算率は高い順に見てみると、
ファースト
↓
ビジネス
↓
エコノミー普通運賃
↓
エコノミーPEX運賃
↓
エコノミー格安・ツアー運賃
となっています。
提携会社により例外がありますが、基本的に全ての提携航空会社のエコノミー普通運賃の加算率は150%で、エコノミー格安運賃の加算率は50%と、同じエコノミークラスでも100%もの違いがでてきます。
一昔前までは、ファースト→ビジネス→エコノミーのように、座席クラスを基準にして加算率が決められたのが一般的でした。
例えば、エコノミークラスに乗った場合、ものすごく高い普通運賃を利用しても、又はとても安いツアー運賃を利用しても同じ座席クラスだから同じ加算率でマイルが加算されるのが普通でした。
同じエコノミークラスでも加算率に差が
しかし、最近ではルフトハンザのように同じエコノミークラスでも、運賃によって加算率を変えるマイレージプログラムが増えてきています。
つまり、同じエコノミークラスでも、普通運賃やPEX運賃などの高めの料金を払っている人にはマイルもその分あげるけど、格安航空券やツアーのように安い運賃で乗っている人にはマイルも少ししかあげないよ!という方針に変わりつつあるんです。
格安料金を主に利用する人にとってはきつい変更ですが、どうしようもありません。マイルの貯まるペースが遅くなるけど低い加算率で頑張っていくか、又は格安でも100%加算されるプログラムや航空会社に乗り換える必要があります。
このような変化は格安旅行者にはうれしくないですが、次のページでは、この変化にほとんど影響されない人について話してみたいと思います。 |