全日空で行くシンガポール(2005年4月)の旅で、成田空港でチェックイン手続きをした時の話です。
利用航空会社が全日空ということもあり、ユナイテッド航空・マイレージプラスにマイルを貯めようと考えていました。
しかし、ヴァージンアトランティック航空・フライングクラブのマイルが来年に失効してしまうので、フライングクラブに加算することにしました。(フライングクラブは全日空とマイレージ提携しています。)
全日空はヴァージンと提携していない!?
チェックインカウンターでマイルを加算するため、フライングクラブのカードを係員に渡しました。すると、その女性係員はカードを少し眺めたあとにこう言いました。
「ヴァージンアトランティック航空は全日空と提携していないので、マイルを貯めることはできません。」
ビックリした私は、そんなことはないと係員に伝えました。すると
「全日空はスターアライアンス系でのみマイルを貯めることができます。ヴァージンアトランティック航空はスターアライアンスに入っていません。」
事実でないことをあきれた顔をした係員に言われた私は少し腹が立ち、こう言いました。
「その通りです。ヴァージンはスターアライアンスに加盟していません。しかし2社はマイレージ提携してるんです。」
すると係員は
「申し訳ございませんが、そのようなことは聞いたことがありません。」
この人がただ知らないだけで、マイルが加算されないなんてとんでもないと恐れた私はこう言いました。
「ヴァージンに電話をかけてください。そして全日空とマイレージ提携していることを確かめてください。確かめるまではずっとここにいます。」
ちょっと強引だったかもしれませんが、きちんと事実を確認してもらいたかったのでもう一人の係員に電話をかけてもらいました。
数分後、その係員が戻ってきました。すると、
「申し訳ございませんでした。ヴァージンは全日空と提携していますので、マイルは貯められます」
「ほーらね!」と叫びたかった私ですが、そこをなんとか抑えてマイル加算をしました。
今までフライングクラブで全日空のマイル加算をした人がいなかったのでしょうか。番号入力に少し戸惑っていた感じでした。
スターアライアンスだけという固定観念
今回この係員が勘違いしてしまった理由として、「全日空はスターアライアンス系としか提携していない」という固定観念があると思います。
確かに全日空はスターアライアンスに入っているので、各スターアライアンス系のマイレージプログラムで全日空便のマイルを加算することはできます。
同時に、同じアライアンス以外の航空会社でもマイレージ提携している場合があるということも知っておく必要があります。
その例として、全日空とヴァージンアトランティック航空があります。ヴァージンはスターアライアンスに加盟していませんが、同2社は独自にマイレージ提携しています。
このようなことはスカイチームやワンワールドのマイレージプログラムでも言えます。
例えば、スカイチーム系のアリタリア航空・ミッレミリアはワンワールド系のカンタス航空とマイレージ提携しています。なのでミッレミリアの会員はカンタス航空でマイルを貯めることができます。
この場合、係員の中には混乱する人がいるかもしれません。
例えば、カンタス航空のチェックインを担当している人が、よくマイル加算をするプログラムには以下のプログラムがほとんどだと思われます。
・カンタス航空・フリークエントフライヤー
・アメリカン航空・アドバンテージ
・キャセイパシフィック航空・アジアマイル
ところが、これらのワンワールド系のプログラムばかりに加算をしている係員のところに、いきなりアリタリア航空・ミッレミリアのカードが出されてしまったらどうでしょうか。カンタス航空はスカイチームと関係ないから加算はできないと思ってしまうかもしれませんよね。
これもカンタス航空はワンワールド系のプログラムでしかマイルは貯められないという固定観念が原因だと思います。
アライアンスはあくまでも一部のマイレージ提携会社にしか過ぎないということを知ることにより、上のような勘違いも防げるはずです。
数年前になりますが、次のページでは、アメリカウェスト航空を利用した時にもあった同じケースについて話してみます。 |