「アムステルダム・スキポール空港利用リポート」の続きです。
続きまして、アムステルダムから、ロンドンシティ空港へ飛んだ際の、シティジェットの搭乗リポートをいたします。
このシティジェットは、エールフランス航空・フライングブルーとマイレージ提携しています。搭乗の約3週間前に購入し、料金は当時のレートで約9,000円でした。
マイル加算対象の運賃だったのですが、AF/フライングブルーにマイルを貯めていなく、この短距離路線で貯めても無駄になるのはわかっていたので、加算すらしませんでした。
本来は、オランダらしく、KLMオランダ航空でロンドンまで行きたかったのですが、なんと一番安い便で約3万円もしてしまいました。1時間もしないフライトには信じられない料金です。
簡単だったチェックイン
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まず、時刻表を見て、チェックインカウンターの確認です。15:25発のLondon
City行きですが、9番〜15番カウンターになっていました。
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14〜15番から入りました。
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KLMオランダ航空、エールフランス航空、そして私のシティジェットなど、複数の航空会社共通の自動チェックイン機になっていました。このように、日本語表記も選べました。
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パスポートのバーコード部分を認識させると、このようにフライト情報が表示されました。
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続いて座席を選びました。
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搭乗券が出てきました。
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暗くて申し訳ないのですが、搭乗券を係員に見せて、今度はスーツケースを預けました。
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ちなみに、今回初めて見たのですが、荷物用の自動チェックイン機がありました。この近未来的なマシンの中に、スーツケースを入れるようです。
実は、この機械を使うように言われたのですが、私は「No」と言いました。なぜならば、荷物預け証のタグも自分で巻きつける必要があったからです。他の人たちも、ほとんど故意に有人カウンターを利用していました。
他の人たちが、大変そうにつけている様子を見て、私は有人カウンターで預けました。ちなみに、「自分で預けてタグを付けたら1,000マイルキャンペーン」なんてあったら、喜んで巻き巻きします(笑)。
遠かった搭乗ゲート
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このように、ほとんど人のいない通路を永遠と歩いて行きました。
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ゲートに近づくと、シティジェットの飛行機が見えました。なんと、エールフランス航空のロゴがありました。
どうやら、マーチンエア同様、シティジェットも、エールフランスKLMグループの子会社なようです。なのでエールフランスKLMグループは思った以上に大きいのかもしれません。
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掲示板を見ると、KLMオランダ航空とのコードシェア便でした。
短いフライトだけど軽食も
以下、離陸後の様子をお伝えします。
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座席の様子です。3−3という配置でした。前のシートとの間隔はせまい感じがしました。1時間以下のフライトなので仕方ないのかもしれません。
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シートには、Cityjetのロゴが刻まれていました。
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安全カードです。機材はArvo RJ85という、聞きなれないタイプの機種でした。小さい飛行機とはいえ、ジェットエンジンが4つ付いていました。
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前のテーブルの様子です。
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40〜50分の短いフライトとはいえ、ちゃんと機内食(正確には軽食)が配られました。飲み物にはオレンジジュースを頼みました。
2時間以上はかかる羽田〜那覇線でも、日本国内線は軽食が出ないことを考えると、これは十分な内容です。
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シティジェットの機内誌です、と言いたいところですが、なんとエールフランス航空の機内誌が入っていました。シティジェットの機内誌を持ち帰ろうと思っていたのですが仕方ありません。
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このように、しばらく海の上を飛んで行きました。オランダとイギリスの間の海ですから、ドーバー海峡になります。
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陸が見えてきました。オランダより緑が多く、ピーターラビットがでてきそうな感じでした(笑)。
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ロンドン市内に近づいてきました。
待ち時間0分だったロンドン・シティ空港の入国審査
買ったガイドブックに、イギリスの入国審査は厳しく、ロンドン・ヒースロー空港での待ち時間は1〜2時間が当たり前と書かれていたので、少し不安だったのですが、今回私たちが入国したロンドン・シティ空港では、すぐに入国できてしまいました。
入国審査の列は、「EU住民」「非EU住民」の2つに分かれていたのですが、非EU住民に並んだのは私たち2人だけで、何と待ち時間は0分でした(笑)。見渡してみれば、アジア系は私たちだけでした。非EU系である私達日本人は、逆に待ち時間が短くなるようです。
入国審査での質問は、典型的な「訪問の目的は?」「滞在は何日?」「ロンドンの次はどこに行く?」の3つでした。とてもゆっくり話してくれました。
シティジェットの搭乗感想
(あくまでも個人的な意見です)
とても短かったシティジェットの個人的評価ですが、星5つ中、4つです。
1つ目のプラス面は、運賃の安さです。時期、為替レートにもよりますが、アムステルダムからロンドンまで1万円以下で飛べてしまいました。
有名な格安航空会社であるイージージェットとも、同じ時間帯のフライトであれば、約2,000円しか変わりませんでした。
安い料金に加えて、一応軽食、飲み物も出されたので、文句の言いようはありません。
乗務員の態度も、一応笑顔で振舞っており、母の「Coffee」が聞き取れなくても、笑顔を維持しながら聞きなおす態度なども考慮すると、ヨーロッパ系航空会社としては十分以上です。
2つ目のプラス面として、上でもお伝えした通り、入国審査での待ち時間は0分でした(笑)。入国カードを記入して入国審査へ行くと、もう誰もいない状態でした。
マイナス点を言えば、シートが狭く、圧迫感があったということです。しかし、1時間以下のフライトですから、これは許せる範囲だと思います。
料金の安さ、乗務員の接客のよさ、ロンドンシティ空港の入国審査待ち時間がものすごく短いことを考えて、星4つにいたしました。
以上、シティジェットの搭乗記でした。ロンドン〜アムステルダム間の移動には、いつかまた利用したいと思います。
次は、ロンドン市内の観光リポートをいたします。 |