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マイラー日記
更新:2020年6月

ドンキホーテのヘビーユーザーの方に、航空マイレージを勧めなかった件

※このページでは、マイルを貯め始めたいと相談を受けた方に、結局マイレージを勧めなかった件に触れています。





目次



マイルを貯め始めたいと相談を受ける


一部の友人・知り合いには、「マイレージオタク」として知られているので、時々マイレージについて相談を受けることがあります。

最近、友人の友人(男性)から、マイルを貯め始めたいという相談を受けました。マイレージの説明となると数時間話せてしまうのですが、新型コロナのこともあり、会うことはせず、電話で話を聞くことにしました。

相談者に最適なマイレージ(マイレージプログラム)を決めるためには、大抵

「光熱費などの固定費などを含めて月の支払い額はいくらか?」

「カード払いに抵抗はないか?」

「どこで買い物をすることが多いか?」

「マイルを貯めてどこに行きたいか?」

「目的地に乗り継いでいくのは大丈夫か?」

「休みは暦通りか?」

などを聞いて、その方に最適なマイレージプログラムを選ぶようにしています。


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相談者はドンキホーテのヘビーユーザー


話を聞いていくうちに、相談者は

「持っているクレジットカードは楽天カードだけだが、ほとんど使わない」

「ネットショッピングも基本しない」

「一番利用するお店はドンキホーテ」

「仕事は飲食系で深夜過ぎの帰宅になるから、早朝まで営業しているドンキホーテばかり利用する」

「食料品から車用品・衣料品・家電もドンキホーテで済ませることが多い。いろんなお店を回るのが面倒」

「マイルで沖縄に行きたい」

「航空会社にこだわりはない」

ということがわかりました。

中でも重要だと思ったのは

「ドンキホーテでの支払い額が突出している」

「カード払いに抵抗がある」

の2点です。


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マイレージに向いていないと判断


約1時間半話したのですが、途中何度も、この方はマイレージには向いていないかも・・と思わせる返答がありました。

例えば、100円で最大1.25マイル貯まるカードがあり、年会費は高いけど、無料宿泊特典をうまく活用すれば、実質の年会費がかなり安くなることを伝えようとしても、

「年会費が3万円?? 無理です無理です」

と詳細を聞こうともせず、

ANAマイルだと、沖縄でストップオーバーしながら韓国に行けば、沖縄と韓国の両方に行けて、しかも少ないマイル数で済むことを伝えると、

「一度で2箇所は大変ですね」

という返答があり、

一度で沖縄・ソウルの2箇所が無理っぽいなら、沖縄でストップオーバーをして、帰りは別途国内線の航空券で東京に戻ってくる方法もあると伝えると、

「2つの航空券を手配するのが面倒」

と言ってきたり、

出発空港・目的地・ルートなどは自分で決める必要があると伝えると

「そういうのは苦手なんですよね」

という返答があり、総合的に

この方は航空マイレージには向いていないと判断しました

ANAマイルやJALマイルだと、マイルの有効期限に気づかず失効させてしまったり、特典航空券を予約しようとしても操作方法が面倒過ぎて、結局電子マネーに交換してしまったりと、マイレージをうまく活用できない姿を想像できたため、失礼だったかもしれませんが、マイレージは貯めないほうが無難とお伝えしました。


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Majica Donpen Cardをすすめる


「マイレージは向いていない」だけは失礼だと思ったので、クレジットカードを1枚おすすめしました。

それは、ドンキホーテの電子マネー「Majica」チャージもできる

Majica Donpen カード

です。

Majicaのチャージでポイントがお得に貯まり、しかも相談者はドンキホーテ―のヘビーユーザーであり、年間の買い物金額が大きく、ポイントの還元率が3%になる見込みだったので、素直にこのカードをおすすめしました。



ドンキホーテ公式サイトに掲載されている、Majica特典一覧表です。年間の買い物利用額が100万円を超えると、Majicaチャージ時のポイント付与率が3%に上がります

相談者はクレジットカード払いに消極的であるのですが、レジでの支払いは電子マネーの「Majica」になり、クレジットカードはあくまでもチャージ用と伝えると、不安がなくなったようでした。

沖縄に行きたいということに関しては、休みは2−3ヵ月前に申告すれば希望通りに取れる可能性が高いということなので、休みが取れそうな日程を数パターン想定して、数パターンの中で、LCC航空券が一番安い日程で休みを取得するのがベストとお伝えしました。

ちなみに、羽田ではなく成田発着になることは問題ないかを尋ねると、「国内旅行なのに成田空港に行くのは不思議な感じで嫌じゃない」という想定外な回答でした(笑)。

昔は相手が納得するまで、マイレージに興味を持たせようと必死だった時期もありますが、最近は今回のドンキホーテの件のように、その人の性格・ライフスタイルによっては、マイレージを勧めないケースも増えてきています。




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