数年前から、カンボジアのアンコールワット遺跡を訪れてみたいと思っていました。
そして、今度ついにアンコールワットに行くことにしました。
前から、「アンコールワットに行く時はどの航空会社で行こうかな?」と考えていたのですが、漠然には、シェムリアップに就航している航空会社の中から選ぼうと思っていました。
例えば、日本からシェムリアップに行く場合、よくツアーでも利用されているのは、ベトナム航空のベトナム経由、大韓航空の韓国経由になります。他にも、ANAやJALでバンコクに飛び、バンコクからシェムリアップへバンコクエアウェイズで飛ぶルートもよく目にします。
2014年11月現在、バンコクエアウェイズは日本に就航していないので、あまり馴染みのない航空会社ですが(一時、広島や福岡などに就航してた時期もありましたが)、バンコクエアウェイズは、バンコクを拠点として、タイ国内線や、近郊の国への国際線を運航しています。
カンボジアは、エアカナダの3万マイル・ビジネスクラス特典航空券の対象外
エアカナダ・アエロプランの3万マイルがあるので、近いうちに(改悪される前に)、3万マイルを使ったビジネスクラスでタイかシンガポールあたりに行こうと思っていました。
しかし、ビジネスクラス利用で3万マイルで行けるのは、日本からだとタイ、シンガポール、ベトナムの3カ国に限定されています。
つまり、3万マイルだけでは、カンボジアのシェムリアップにビジネスクラスで飛ぶことはできないのです。
そこで、自然の流れとして、一旦タイかベトナムにビジネスクラスで飛び、そこからシェムリアップに飛ぶことを考えるわけですが、シェムリアップへの単純往復でも、簡単に2万円以上はしてしまいました(短距離路線の直行便の単純往復だと、結構高くなるようです。しかしLCCは除いています)。
2〜3万円くらい仕方ないなと思っていたのですが、そんな中、JALマイレージバンクが実施している、バンコクエアウェイズの特典マイル数割引キャンペーンを思い出しました。
このキャンペーンを利用すると、通常バンコク〜シェムリアップ間の往復に15,000マイル必要なところ、1万マイルも割引されて5,000マイルだけで利用できてしまいます。片道たったの2,500マイルです。
基本的に、近距離路線の単純往復、しかもエコノミークラスの特典航空券だと、マイルの価値が低くなる傾向にあります。 しかし、今回はたったの5,000マイルなので、通常よりマイルの価値は高くなります。
マイル単価は4円以上!
それでは、バンコクエアウェイズでバンコク〜シェムリアップ間を往復すると、マイルの価値はどれくらいになるのでしょうか。
実際に特典航空券を予約したので、その時の数字で計算してみたいと思います。
バンコクエアウェイズの公式サイトで、私が飛びたい日のバンコク〜シェムリアップの往復料金をチェックインしてみると、約7,800バーツ、日本円で約28,000円でした(今は対バーツで円安なのでその影響もあるかと思います)。
↑
バンコクエアウェイズの公式サイトで、路線・日付・便名を選んだ後に出てきた航空券代です。一番安い運賃を選びました。
そして、JALマイレージバンクのコールセンターに電話してみると、同じ便で往復する場合、税金などで自己負担する金額に約5,000円と言われました。
つまり、このキャンペーンで5,000マイルで往復できる特典航空券の価値は、28,000円−5,000円で、約23,000円になります。
ということは、マイル単価(1マイルの価値)は、23,000円 ÷ 5,000マイルで、約4.6円になります。マイル単価が4円以上になるのであれば、短距離路線の単純往復で、しかもエコノミークラスでも、うまくマイルを使えたほうになります。
実際に、以前に私がANAの9万マイルを使って利用したヨーロッパへのビジネスクラス特典航空券でも、マイル単価は約4円でした。
なので、今回の1時間弱という短いバンコク〜シェムリアップ線で、マイル単価が4円以上になる特典航空券を利用できるのは、マイルを効率よく使えたほうになります。
もし、シェムリアップとバンコクの両方に行きたい方は、バンコクへの航空券+バンコクエアウェイズのシェムリアップへの特典航空券という組み合わせもいいかもしれません。
なお、JALマイレージバンクのバンコクエアウェイズ特典マイル数割引キャンペーンですが、2016年3月末まで延長されているので、今からでも活用できるチャンスは十分にあります。
ちなみに、バンコクエアウェイズは、上級会員でなくても、エコノミークラス利用客全員が、バンコク空港にあるラウンジに無料で入れる珍しいサービスを実施しています。 |