2008年4月9日に、メキシコのメキシカーナ航空はワンワールドに加盟予定であることを発表しましたが、2009年11月10日、メキシカーナ航空は正式にワンワールドに加盟しました。
ワンワールド加盟後は、各ワンワールド加盟航空会社のマイレージ会員は、メキシカーナ航空便でマイルの獲得、特典航空券の利用ができるようになりました。
なお、現在当サイトで扱っている、4つのワンワールド系マイレージプログラムである
・日本航空・JALマイレージバンク
・アメリカン航空・アドバンテージ
・キャセイパシフィック航空・アジアマイル
・カンタス航空・フリークエントフライヤー
は、ワンワールドの加盟前から、メキシカーナ航空とのマイレージ提携を開始しています。
なので、マイレージ提携という視点では、メキシカーナ航空がワンワールドに加盟した後も大きな変化はありません。
しかし、変化する点もいくつかあります。
1.上級会員はメキシカーナ航空のラウンジが利用可能
変化の1つと言えるのが、空港ラウンジが利用可能になることです。
例えば、メキシカーナのワンワールド加盟後は、JALマイレージバンクの上級会員(ダイヤモンド、サファイア、JALグローバルクラブ)は、メキシカーナ航空の空港ラウンジを利用できるようになります。
2.ワンワールド特典にメキシカーナ航空を含められる
メキシカーナ航空がワンワールドに加盟すると、各マイレージプログラムのワンワールド特典(マイレージプログラムによって名称は異なる)に、メキシカーナ航空を組み入れられるようになります。
例えば、JALマイレージバンクのワンワールド特典チャートがありますが、ワンワールド加盟後は、これにメキシカーナ航空を含めることができます。
なので、ワンワールド特典でメキシコ、中米方面への特典旅行をする際には利便性がアップします。これは、他のワンワールド系マイレージプログラムでも同じことが言えます。
以前はスターアライアンスに加盟していたメキシカーナ航空ですが、ワンワールド加盟後は、同航空連合のメキシコ、中南米ネットワークが広がることになります。
ちなみに、スターアライアンス系であるルフトハンザドイツ航空・マイルズ&モアは、現在もメキシカーナ航空とマイレージ提携をしていますが、これは終了する可能性があります。 |