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2022年 3月から
カタール航空
プリビレッジクラブ:
Qマイルを廃止し
「Aviosポイント」を採用
ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのAviosポイントへの交換が可能に
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ブリティッシュエアウェイズ⇔カタール航空のマイル(Aviosポイント)相互交換が可能に
カタール航空・プリビレッジクラブでは、プログラムの単位に新たに「Aviosポイント」が採用されました。
詳細は以下の通りです。
●変更日
2022年3月下旬
●変更内容
カタール航空独自の
Qマイル
↓
ブリティッシュエアウェイズなどと共通の
Aviosポイント
を採用
変更前は、カタール航空・プリビレッジクラブ独自のマイル
「Qマイル」
を採用していましたが、
変更後は、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空なども採用している
「Aviosポイント」
になりました。
今まで貯めてきたカタール航空のマイル(正式名称はQマイル)は、
1マイル→1Aviosポイント
のレートで、自動でAviosポイントに移行されています(具体的には単位名が変わっただけ)。
Aviosポイントを採用している代表的な航空会社には
・ブリティッシュエアウェイズ
・イベリア航空
がありますが、特徴として
「Aviosポイントを採用しているマイレージプログラム間では、Aviosポイントの相互交換が可能」
という点があります。
つまり、以前からブリティッシュエアウェイズとイベリア航空のマイレージプログラム間で、Aviosポイントの相互交換が可能な状態であるわけです。
今回このAviosポイントネットワークに、カタール航空・プリビレッジクラブが加わったことになります。
つまり、現在は
ブリティッシュエアウェイズ
⇕
イベリア航空
⇕
カタール航空
の間で、好きにAviosポイントを相互交換できる環境が誕生しました。
ちなみに、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空、カタール航空3社のマイレージプログラムが統合されたわけではありません。
3社のマイレージプログラムが別々に存在し、あくまでもマイレージプログラムでAviosポイント(いわゆるマイル)を相互交換できるという意味です。
例えば、今まで貯めてきたカタール航空のマイルがある場合、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのアカウントに移行することができ、逆も可能です。
この相互交換による一番の効果は
「特典航空券を予約する際、必要マイル数(必要Aviosポイント数)が一番少なく設定されているマイレージプログラムに移行してから予約できる」
という点です。
例えば、路線によっては、カタール航空・プリビレッジクラブよりブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのほうが必要Aviosポイントが少ないので、Aviosポイントをブリティッシュエアウェイズに集約させればいいわけです。
路線によっては、カタール航空・プリビレッジクラブのほうが必要Aviosポイント数が少ないケースもあるので、その場合は、ブリティッシュエアウェイズ→カタール航空へAviosポイントを移行すればいいわけです。
(あくまでも推測ですが、将来的には、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空、カタール航空の各マイレージプログラムで、必要Aviosポイント数が共通化される可能性もあります)
カタール航空、またはブリティッシュエアウェイズのマイルを貯めている方は、将来特典航空券を予約する際は、
・ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブ
・カタール航空・プリビレッジクラブ
両方の必要マイル数(Aviosポイント数)を比較して、少ないほうにAviosポイントを集約して、特典航空券を予約されることをおすすめします。
ここまでは主に特典航空券の予約について触れてきましたが、最後にマイルを貯める視点でも、Aviosポイントの相互交換は役に立ちます。
例えば、アメリカのLCCジェットブルー航空は、カタール航空と提携しているので、ジェットブルー航空に乗った時のフライトマイルをカタール航空に加算して、後からブリティッシュエアウェイズに移行すれば、間接的にジェットブルー航空に乗ってブリティッシュエアウェイズのマイルを貯めたことになります。
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※ このページの情報は2022年3月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。