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2021年 10月31日搭乗分より
ANAマイレージクラブ:
国内線特典航空券で旅客施設使用料(PFC)を徴収開始
全日空・ANAマイレージクラブでは、国内線特典航空券で旅客施設使用料が徴収され始めました。
詳細は以下の通りです。
●変更日
【予約日(発券日)】
2021年8月29日以降
【搭乗日】
2021年10月31日以降
予約日が2021年8月28日までであれば、搭乗日が10月31日以降でも、旅客施設使用料は請求されません。
予約日が2021年8月28日までであれば、後から搭乗日を変更しても、旅客施設使用料は請求されません。
●対象路線と旅客施設使用料
発着空港 |
旅客施設
使用料
(片道) |
羽田 |
290 円 |
成田 |
450 円 |
伊丹 |
260 円 |
関空 |
440 円 |
中部 |
440 円 |
福岡 |
110 円 |
新千歳 |
270 円 |
仙台 |
230 円 |
北九州 |
100 円 |
那覇 |
120 円 |
航空券を購入する場合、航空券代に旅客施設使用料が含まれて請求されていましたが、特典航空券ではこの旅客施設使用料は請求されていませんでした。
ところが、2021年10月31日搭乗分より、特典航空券でも旅客施設使用料の請求が開始されています。
JALマイレージバンクでも同様に旅客施設使用料が請求され始めますが、現金払いではなく強制的にマイル払いになるので、この点ではANAマイレージクラブのほうが優れているかもしれません。
2021年10月31日搭乗分より、以下のように旅客施設使用料が請求されます(一部主要路線を抜粋)。
路線 |
旅客施設
使用料
(片道) |
羽田-
伊丹 |
550 円 |
羽田-
新千歳 |
560 円 |
羽田-
福岡 |
400 円 |
羽田-
那覇 |
410 円 |
伊丹-
那覇 |
380 円 |
例えば、羽田〜新千歳線は、変更後は片道で560円、往復で1,120円が徴収されます。
路線によっては往復で1,000円以上になり、今まで徴収されていなかった分、今回の変更は改悪になります。
ただし、国際線の特典航空券だと、長距離路線になると燃油サーチャージ等含めて片道1万円以上請求されるので、片道数百円なら許容範囲と言えそうです。
ちなみに、JALマイレージバンクでは、旅客施設使用料の支払い方法を強制的にマイルにしており、結果必要マイル数が引き上げられたので、今回の対応では、ANAのほうが良心的だと言えます。
公式サイト:
ANA:
特典航空券における国内線旅客施設使用料(PFC)の適用開始について
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※ このページの情報は2021年8月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。