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2018年 4月1日
エールフランス航空
フライングブルー:
エールフランス/KLMグループのマイル加算方法が「飛行距離制」から「支払い金額制」に変更
エールフランス航空・フライングブルーでは、エールフランス航空/KLMグループ搭乗分のフライトマイルを、自社のフライングブルーに加算する場合、マイル計算方法が変更されました。
詳細は以下の通りです。
●変更日
2018年4月1日搭乗分より
●対象のフライト
以下のエールフランス/KLM航空グループ搭乗分のフライトマイルを、フライングブルーへ加算する場合
・エールフランス航空
・KLMオランダ航空
・JOON航空
・HOP航空
上記の航空会社搭乗分のマイルを、デルタ航空・スカイマイルなど、提携している他社のマイレージプログラムに加算する場合は、今回の変更の対象にはなりません。
●対象の運賃
公式サイト・公式アプリ・コールセンターから直接購入する、上記のエールフランス・KLMグループの航空券
旅行会社のパックツアーなどで搭乗する場合、
従来の
「マイル加算率 X 飛行距離による計算」
が適用されます。
●新しいマイル計算方法
従来の「区間マイル数Xマイル加算率」方式から、「航空券に払った金額」方式へ変更
航空券に払った金額のうち、対象になるのは航空券の基本運賃と燃油サーチャージ額です。その他の諸税は対象外になります。
●獲得できるマイル数
フライング
ブルー
会員レベル |
航空券代に
払った
1ユーロ毎に
獲得できる
マイル数
|
一般会員 |
4 マイル |
シルバー |
6 マイル |
ゴールド |
7 マイル |
プラチナ |
8 マイル |
航空券を日本で日本円で購入した場合は、その金額をユーロに換算した後に、上のマイル計算が適用されます。
例えば、一般会員が公式サイトからエールフランス航空の航空券を購入し、航空券代(税金部分を除く)が13万円の場合、13万円に対して、上記のマイル数を獲得できることになります。
1ユーロの為替レートが130円とした場合、13万円は1,000ユーロになります。その場合、会員レベル別に獲得できるマイル数は以下のようになります。
フライングブルー
会員レベル |
1000ユーロ
払った場合に
獲得できる
マイル数 |
一般会員 |
4,000 マイル |
上級会員 |
6,000 マイル |
このように、会員ステータスが上がると、獲得できるマイル数も増えます。
これからは、多くお金を使う人が、より多くのマイルを獲得できるシステムに。「遠くへ飛んだ分、より多くのマイルを獲得」という概念は無くなることに
公式サイトで上記のエールフランス航空グループの航空券を購入し、フライングブルーに加算する場合、多くの金額を払うほど多くのマイルを貯められることになります。
なので、今までのように「たくさんのマイルを獲得したいから、遠くへ飛ぼう」という概念が変わることになります。
例えば、航空券代(基本運賃と燃油サーチャージ)が900ユーロであれば、行き先はパリであろうとトルコであろうと、獲得できるマイル数は同じになるわけです。
同じパリでも、閑散期の安めの運賃で700ユーロ(相当の日本円)払った場合と、繁忙期の高めの運賃で1400ユーロ(相当の日本円)で払った場合では、繁忙期に飛んだほうが、より多くのマイルを獲得できることになるわけです。
なので、航空券代が高めになるゴールデンウィーク、お盆休みなどにしか旅行できない方にとっては、閑散期にも旅行できる方との不公平感が減ることになります(獲得できるマイル数という観点での話)。
基本的に変更後は、獲得できるフライトマイル数は減少
上級会員でない限り、2018年4月1日搭乗分からは、獲得できるフライトマイル数は少なくなっているのが現状です。
例えば、航空券の基本料金+燃油サーチャージの合計が700ユーロ相当で、フライングブルーの一般会員が、羽田〜パリ間を往復する場合を例にしてみます。
2018年
3月31日
搭乗分まで |
2018年
4月1日
搭乗分から |
約6,100 マイル
加算率が
50%の場合 |
2,800 マイル
運賃が基に
なるので一律 |
上の羽田〜パリ間の例だと、変更前と変更後では、獲得できるマイル数に3,000マイル以上の差が生まれます(マイル加算率が50%の予約クラスの場合)。
つまり、変更後は、エールフランスグループの航空会社利用で獲得できるフライングブルー数は、一気に少なくなりました(少なくなったケースが多い)。
これからヨーロッパ・アフリカ方面へエールフランス航空・KLMオランダ航空を利用される予定の方で、各航空会社の公式ホームページからチケットを購入する場合、
「フライングブルーに加算した場合の、運賃ベースで貯まるマイル数」
「デルタ航空など他社プログラムに加算した場合の、マイル加算率(予約クラス)ベースで貯まるマイル数」
を比較して、より多くのマイルを獲得できるほうに加算することが大事になります。
例えば、上の例の場合は、フライングブルーに加算せず、デルタ航空・スカイマイルに加算したほうが、多くのマイルをゲットできることになります(スカイマイルでのマイル加算率が50%の場合)。
ただし、既にフライングブルーのマイルをメインとして貯めている場合は、1,000〜2,000マイルほど少なくなっても、マイルの分散を防ぐために、あえてフライングブルーに加算する選択肢もあります。
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※ このページの情報は2018年4月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。