マイルで得得 > クレジットカード > マイラー向けの注目カード > 国内線のマイル数を毎回最安値にできるカード
一般的なクレジットカードだと、貯められるマイルは1社だけ。
これだとマイレージの改悪に対応できない
クレジットカードでマイルを貯めている方は、一般的には、
「ある特定の1社のマイルが貯まるクレジットカード」
を利用しているのではないでしょうか。
例えば、ANAマイルを貯めている人はANAカード、JALマイルを貯めている人はJALカード、ユナイテッド航空のマイルを貯めている人は、セゾン・マイレージプラスカード、といった具合です。
この方法でも悪くないのですが1つ欠点があります。それは
「マイレージの改悪(必要マイル数の引き上げ)に対処できない」
ということです。
例えば、JALカードを集中して利用してJALマイルを貯めているとします。そんな中、JALマイレージバンクの国内線必要マイル数が引き上げられてしまったらどうでしょうか?
どうすることもできず、渋々貯まったJALマイルを使い切るしかありません。ANAマイルを貯めておけば良かったな・・と思っても遅すぎです。
逆に、ANA国内線の必要マイル数が引き上げられてしまい、JALマイルを貯めておけばよかったな・・というケースも考えられます。
最近の例としては、2021年前半、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブでは、予告なしにJAL国内線の必要マイル数が引き上げられてしまいました。
国内線にお得に乗れるマイレージとして貯めている人も多かったブリティッシュエアウェイズのマイルですが、改悪後も、既に貯まっているブリティッシュエアウェイズのマイルは使い切る必要があるわけです。
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マイレージの改善(他社の必要マイル数の引き下げ)にも対応できない
普段は「マイレージの改悪(必要マイル数の引き上げ)」が注目されることが多いですが、実は同じくらい、マイレージの改善にも注目すべきです。
つまり、他社マイレージで急きょ必要マイル数が引き下げられたことにより、自分が貯めているマイレージのほうが不利になってしまうケースです。
改悪だけが注目されがちですが、改善(必要マイル数の引き下げ)も時々発生しています(期間限定のキャンペーンも含む)。
例えば、2020年よりANAマイレージクラブでは、直前の予約で一部路線の必要マイル数が割引される「トクたびマイルキャンペーン」が実施されています。
もし、何となくJALカードでJALマイルを貯めていたら、急きょ始まったANAの「トクたびマイルキャンペーン」を活用することはできません。つまり、
「ANAのトクたびマイルキャンペーンなら、羽田〜福岡の往復が9,000マイルだけで済んだところ、貯めてきたJALマイルでは通常通り往復15,000マイル必要で損した気分になった」
ということが起こっているわけです。
もう1つの例として、過去にユナイテッド航空のマイレージでは、ANA国内線の必要マイル数が、一気に片道5,000マイル〜まで引き下げられたことがありました。
もしANAカードをたくさん使ってANAマイルが貯まっていても、ユナイテッド航空の改善を活用できず、ANAマイルを使い切る必要があったわけです。
このように、他社マイレージの改善に対応できないということは、現在貯めているマイレージの改悪と同じくらい影響を受けているわけです。
世界中には、ANA/JALとマイレージ提携している航空会社がたくさんあります。急きょどこかの外資系マイレージで、日本国内線の必要マイル数が一気に下げられても、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードなら対応できるのが大きなメリットです。
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マイレージの改悪/改善に柔軟に対応するには、多くのマイレージを貯められるクレジットカードが必須
上記の説明通り、1社のマイレージに集中してしまうと、急な
・改悪(必要マイル数の引き上げ)
・改善(他社で必要マイル数の引き下げ)
に対応できないというデメリットがあるわけです。
そのようなデメリットに対応できる方法が
「複数の航空会社マイルを貯められるクレジットカード」
です。
具体的には、クレジットカードで貯めたポイントを、多くの提携エアラインのマイルに交換できるクレジットカードです。
貯めたポイントを多くの航空会社マイルに交換できるクレジットカードですが、日本には主に2枚あり、それは
「ダイナースクラブカード」
「アメリカン・エキスプレス・カード」
になります。
現在、両社クレジットカードのポイントを、マイルへ交換できる提携航空会社数は、
ダイナースクラブ → 5社
アメリカンエキスプレス → 15社
となります。
ところが、まだ知名度は低いですが、ダイナースクラブ、アメックスより、さらに多い航空会社と提携しているクレジットカードがあるのです。
それは、
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」
になります。
具体的に見てみると、まず、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを使うと、(マリオットの)ポイントが貯まります。
このポイントですが、何と、世界中の30社以上の航空会社のマイルに交換することができるのです。
しかも、日本ではANAマイレージクラブ、JALマイレージバンクの両社のマイルに交換することができます。
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ポイントをマイルへ交換できる航空会社一覧
以下、ポイントを、マイルへ交換できる航空会社(マイレージプログラム)の一覧です。
日本の航空会社 |
ANAマイレージクラブ |
JALマイレージバンク |
|
スターアライアンス系 |
ユナイテッド航空 |
アシアナ航空 |
ルフトハンザドイツ航空 |
トルコ航空 |
シンガポール航空 |
タイ国際航空 |
エアカナダ |
中国国際航空 |
ニュージーランド航空 |
エーゲ航空 |
コパ航空 |
南アフリカ航空 |
TAPポルトガル航空 |
|
ワンワールド系 |
キャセイパシフィック航空 |
アメリカン航空 |
ブリティッシュエアウェイズ |
カンタス航空 |
カタール航空 |
イベリア航空 |
LATAM航空 |
|
スカイチーム系 |
デルタ航空 |
アエロフロートロシア航空 |
エールフランス航空/KLM |
アリタリア航空 |
大韓航空 |
中国東方航空 |
アエロメヒコ航空 |
サウジアラビア航空 |
|
航空連合に加盟していない航空会社 |
エミレーツ航空 |
エティハド航空 |
ハワイアン航空 |
海南航空 |
アラスカ航空 |
アビアンカ航空 |
フロンティア航空 |
ゴル航空 |
ジェットエアウェイズ |
ジェットブルー航空 |
サウスウエスト航空 |
ヴァージンアトランティック航空 |
ヴァージンオーストラリア航空 |
つまり、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、世界中の航空会社のマイルを貯めることができるカードになるわけです。
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100円つき、最大1.25マイル相当貯まる
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードがすごいのは、30社以上のマイレージに交換できるだけではありません。
実は、マイル積算率も優れていて、マイルの付与率は、
100円につき、最大1.25マイル相当
になります。
具体的に見てみると、まず、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを使うと、(マリオットの)ポイントが貯まります。
ポイントの積算率ですが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを100円利用すると、3ポイントが貯まり、3ポイントを1マイルに交換することができます(最小の交換単位は3,000ポイント)。
つまり、
100円で3ポイント
↓
1マイル
となるので、100円で1マイル貯まることになります。
「100円で1マイルなら、マイルが貯まる一般的なクレジットカードと変わらないのでは?」
と思われるかもしれません。
ところが、
「一度に6万ポイントをマイルに交換すれば、5,000ボーナスマイルがプレゼントされる特典」
が用意されているのです。
例えば、30,000ポイントを貯めて、これをマイルに交換すれば、3ポイント→1マイルの交換率なので、10,000マイルになります。これだと、100円で1マイル貯まる計算になるので、一般的なクレジットカードと変わりません。
ところが、60,000ポイントを貯めてマイルに交換すると、5,000ボーナスマイルが加算されて、合計25,000マイルに交換されます。
つまり、60,000 ポイント → 25,000 マイルとなるので、100円につき、1.25マイル貯まる計算になります。
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大事なのは「全ての支払いが100円で最大1.25マイル相当の対象」であること
100円につき最大1.25マイル貯まるMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードですが、ここで大事なのは、
「すべての支払いに対して、100円につき最大1.25マイル貯まる」
ということです。
というのも、ANAカードにはANAカードマイルプラス、JALカードには特約店というように、一部の提携店舗を対象に、ダブルマイル、つまり100円で2マイルが貯まる特例があります。
「100円で2マイルなら、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの100円1.25マイルよりいいじゃん」
と思われるかもしれません。
しかし、ANAカードのANAカードマイルプラス、JALカードの特約店は、一部の提携店舗での支払いしか対象になりません。ということは、対象外の店舗での支払いは、結局100円1マイルになってしまうのです。
100円2マイルとはいえ、実際に対象の店舗で支払う額は、全体の支払いに対して、かなり少ないのが実情です。
ところが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードだと、カードの利用場所に関係なく、常に100円で最大1.25マイル貯まることになります。
もちろん、毎月払う電気代、食費代、保険代、インターネット代、携帯料金などでも、すべて100円で最大1.25マイル貯まります。
このように、「どこでも常に100円で最大1.25マイル相当貯まる」というのが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードにあるメリットになります。
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例外的に、ユナイテッド航空のマイルは100円で最大1.35マイル貯まる!
100円につき最大1.25マイル貯まるMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードですが、実は例外的に、ユナイテッド航空・マイレージプラスだけは、100円につき最大1.35マイルも貯まります。
このページの上でも解説している通り、基本的に、ポイント→マイルへの交換率は
3ポイント→1マイル
になりますが、ユナイテッド航空マイルへの交換率だけは、
3ポイント→1.1マイル
と、0.1マイル優遇されているのです。
つまり、通常100円で最大1.25マイルのところ、ユナイテッド航空のマイルは0.1マイルアップして、最大1.35マイル貯めることができ、ユナイテッド航空マイラーには嬉しいカードになります。
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ポイントは無期限だから、有効期限があるマイルも実質無期限で貯められる!
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの利用で貯まるマリオットポイントですが、1年に1回でもポイント加算がある限り、有効期限はさらに1年間延長されます。
ということは、年に1回でもこのカードを使う限り、ポイントを半永久的に貯めることができます。
ポイントを実質無期限で貯められるため、ANA、JAL、シンガポール航空、エミレーツ航空などのように、有効期限があるマイルも、実質無期限で貯められることになります。
世界中の航空会社のマイルに交換できるから、行き先によって、毎回1番必要マイル数が少ないマイレージを選べる!
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードだと、世界中の航空会社のマイルが、100円で最大1.25マイルという高めの積算率で、実質無期限で貯められるわけですが、もう1つ、大きなメリットを忘れてはいけません。
それは、
「マイルで国内の行きたい所へ、必要マイル数が一番少ないマイレージプログラムを選ぶことができる。そうすれば、毎回1番少ないマイル数で済み、マイルを効率よく使うことができる」
ということです。
例えば、マイルで日本国内線を飛びたい時、真っ先に思いつくのが、ポイントをANAマイレージクラブ、またはJALマイレージバンクのマイルに交換し、ANAかJALの特典航空券を利用することではないでしょうか。
これでもいいのですが、これだと、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのメリットを最大限に活かしているとは言えません。
ここで大事なのは、
「もし、貯めたポイントを、ANAやJALでなく、外資系航空会社のマイルに移行した場合、もっと少ないマイル数で、日本国内線の特典航空券に交換することはできないのか?」
と考えることです。
実は、外資系航空会社のマイルのほうが有利になるケース(より少ない必要マイル数で済むケース)が頻繁にあるのです。
例えば、マイルを使って、羽田〜福岡線を往復したい場合、マイレージプログラム別の必要マイル数は以下の通りです。
使う
マイレージ |
必要マイル数
(往復分) |
JAL |
15,000
通常時 |
ANA |
15,000
レギュラー
シーズン |
アメリカン |
15,000 |
ブリティッシュ |
15,000 |
ユナイテッド |
11,000
出発の
3週間前
までの予約 |
なんと、ユナイテッド航空のマイルであれば、ANA国内線が往復11,000マイルで予約できるため、ANAマイル/JALマイルより4,000マイルも少なく済むわけです。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードなら、
「マイルで福岡に行きたいけど、ユナイテッド航空マイルの必要マイル数が一番少なくなるから、貯めたポイントはANA/JALマイルではなく、ユナイテッド航空マイルに交換しよう」
と柔軟に対応できるわけです。
または
「福岡にユナイテッド航空の往復11,000マイルで行こうと思ったけど、搭乗日とANAのトクたびマイルキャンペーンが重なったから、ANAの往復9,000マイルで行けることが判明。急きょポイントをANAマイルに交換」
のようなことも可能なわけです。
この醍醐味を知ってしまうと、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを手放せなくなるマイラーも結構いるのが現状です。
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年会費は49,500円と高めだが、以下2つの特典を利用すれば、実質の年会費はかなり安くなる。 実質無料になる可能性もあり!
世界中30社以上のマイレージが、100円で最大1.25マイル貯まり、しかも実質無期限で貯めることができるMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードですが、1つデメリットもあります。
それは、「カードの年会費が高い」
ということです。
実際に年会費は、49,500円(税込)と、高めなのが現状です。
しかし、以下で紹介する
「ホテル無料宿泊特典」
「マリオット ゴールド会員特典」
の2つをうまく活用すれば、実質の年会費をかなり下げることも可能です。
それぞれのメリットを、以下で詳しく見てみます。
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特典1
「ホテル無料宿泊特典」
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの特徴の1つとして、
「カードを継続し(翌年の年会費を払い)、前年の年間カード利用額が150万円を超えると、マリオット系の対象ホテルに、無料で泊まれる特典」
が付いてきます。
マリオット系グループのホテルには、以下のようなブランドがあります(一部抜粋)。
・マリオット
・ルネッサンス
・コートヤード
・モクシ−
・シェラトン
・ウェスティン
・セントレジス
・リッツカールトン
無料宿泊特典はポイントベースになり、具体的には、1泊の必要ポイントが50,000ポイントまでのホテルに、1泊無料で泊まれることになります。
必要ポイントが50,000ポイント以内のホテルには無料で泊まれますが、51,000ポイント以上のホテルでは、無料宿泊特典の対象外になります。
(2022年より、必要ポイント数が50,000以上でも、最大15,000ポイントまで追加できるようになったので、実際には、必要ポイント数が65,000までのホテル・日程で予約が可能になりました)
必要ポイント数はシーズンにより異なり、
オフピーク
↓
スタンダード
↓
ピーク
の順で多くなります。
ホテルによっては、全てのシーズンで50,000ポイント以内になり泊まれるところもあれば、オフピークのみ50,000ポイントになり泊まれるホテルもあります。
日本国内にある、ホテル別の必要ポイント数は以下の通りです。
(以下の必要ポイント数は、シーズン・繁忙期・閑散期などで多少の変動あり)
(必要ポイント数が50,000以上でも、最大15,000ポイントまで追加できるので、実際の必要ポイント数が65,000までのホテル・日程で予約は可能)
カテゴリー4
必要ポイント数
○ オフピーク → 20,000
○ スタンダード → 25,000
○ ピーク → 30,000
※1年中特典で泊れる
※50,000ポイント無料宿泊特典では、1泊25,000ポイント以下でも2泊は不可 |
・フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
・コートヤード・バイ・マリオット白馬
・フェアフィールド・バイ・マリオット栃木もてぎ
・フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮
・フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜美濃
・フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜清流里山公園
・フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜
・フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜郡上
・フェアフィールド・バイ・マリオット京都京丹後
・フェアフィールド・バイ・マリオット京都宮津
・フォーポイントバイシェラトン中部国際空港
・フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
・モクシー大阪本町
・神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
・シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(宮崎) |
|
カテゴリー5
必要ポイント数
○ オフピーク → 30,000
○ スタンダード → 35,000
○ ピーク → 40,000
※1年中特典で泊れる |
・ウェスティンホテル仙台
・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
・モクシー東京錦糸町
・アロフト東京銀座
・ACホテル東京銀座
・シェラトン都ホテル東京
・横浜ベイシェラトン
・富士マリオット山中湖
・伊豆マリオット修善寺
・名古屋マリオットアソシアホテル
・琵琶湖マリオットホテル
・コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション
・シェラトン都ホテル大阪
・コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
・モクシー大阪新梅田
・アロフト大阪堂島
・フェアフィールド・京都南やましろ
・南紀白浜マリオットホテル
・シェラトングランド広島ホテル |
|
カテゴリー6
必要ポイント数
○ オフピーク → 40,000
○ スタンダード → 50,000
× ピーク → 60,000
※ピーク期間は利用不可 |
・キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
・シェラトン北海道キロロリゾート
・軽井沢マリオットホテル
・東京マリオットホテル
・コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション
・メズム東京
・ザ・プリンスさくらタワー東京
・大阪マリオット都ホテル
・ウェスティンホテル大阪
・W大阪
・ウェスティン都ホテル京都
・ザ・プリンス京都宝ヶ池
・JWマリオット・ホテル奈良
・オキナワマリオット リゾート&スパ |
|
カテゴリー7
必要ポイント数
○ オフピーク → 50,000
× スタンダード → 60,000
× ピーク → 70,000
※オフピーク期間のみ利用可能 |
・ウェスティンホテル東京
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
・リッツカールトン大阪
・セントレジスホテル大阪
・ルネッサンスリゾートオキナワ
・シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
・ウェスティン ルスツリゾート |
|
カテゴリー8
必要ポイント数
× オフピーク → 70,000
× スタンダード → 85,000
× ピーク → 100,000
※全てのシーズンで50,000ポイント以上必要なため、無料宿泊特典では利用不可 |
・ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
・リッツカールトン東京
・リッツカールトン日光
・リッツカールトン京都
・リッツカールトン沖縄
・翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
・HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ
・イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古 |
ここで大事なのは、ホテル無料宿泊特典で、できるだけ高いホテル(または高くなる日)を選ぶことです。そうすれば、前年のカード年会費が実質かなり安くなります。
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特典2
「マリオットのゴールド会員資格」
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードには、もう1つの特徴があり、それは、
「Marriott Bonvoyのゴールド会員資格が付与される」
ことです。
ゴールド会員になるには通常、対象のホテルに、1暦年(1〜12月)に10回以上の滞在、または合計25泊以上する必要があります。
ところが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを維持している限り、毎年マリオットのゴールド会員でいることができます。
ゴールド会員には、いくつかの特典がありますが、1番注目すべきなのが、「無料アップグレード特典」です。
例えば、スタンダードルームで予約をしたところ、チェックイン当日、フロントでエグゼクティブルームにアップグレードしてくれるケースがあります(混雑状況により、アップグレードされない可能性もあり)。
または、部屋のアップグレードは無理でも、眺望指定なしの安めのプランで予約したところ、料金が高めのオーシャンビューにしてくれるケースもあります。
ホテル、シーズンなどにより異なりますが、自分で予約した安めの部屋(眺望希望なしなども含む)と、アップグレードされた後の部屋の料金の差が、1万円くらいになるケースもあります。
例えば、1年に3回対象のホテルに泊まり、3回ともアップグレード(より良い眺望の部屋へのアップグレード・広めの角部屋へのアップグレード等を含む)されて、1回のアップグレードの価値が約1万円だった場合、3回なら約3万円の価値になります。
このように、
「無料宿泊特典で泊まれる価値」
「ゴールド会員特典の価値」
を考慮すると、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、とても年会費の元を取りやすいカードなのがわかります。
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無料宿泊特典でカード年会費を実質無料にすることも可能
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは高い年会費がデメリットにはなりますが、無料宿泊特典をうまく活用すれば、年会費を実質無料にすることも可能です。
具体的には、無料宿泊特典で、1泊の宿泊料金がカード年会費の49,500円以上になるホテル(または日付)を選べば、カード年会費を実質無料にできるわけです。
無料宿泊特典では、カテゴリー4〜7のホテルに泊まれるわけですが、中でもカテゴリー6・7のホテルがおすすめです。
カテゴリー6・7のホテルは以下の通りです。
(以下の必要ポイント数は、需要・シーズンなどで多少変動し、タイミングによっては、希望するホテルに宿泊できない可能性あり)
(必要ポイント数が50,000以上でも、最大15,000ポイントまで追加できるので、実際の必要ポイント数が65,000までのホテル・日程で予約は可能)
カテゴリー6
必要ポイント数
○ オフピーク → 40,000
○ スタンダード → 50,000
× ピーク → 60,000
※ピーク期間は利用不可 |
・キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
・シェラトン北海道キロロリゾート
・軽井沢マリオットホテル
・東京マリオットホテル
・コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション
・メズム東京
・ザ・プリンスさくらタワー東京
・大阪マリオット都ホテル
・ウェスティンホテル大阪
・W大阪
・ウェスティン都ホテル京都
・ザ・プリンス京都宝ヶ池
・JWマリオット・ホテル奈良
・オキナワマリオット リゾート&スパ |
|
カテゴリー7
必要ポイント数
○ オフピーク → 50,000
× スタンダード → 60,000
× ピーク → 70,000
※オフピーク期間のみ利用可能 |
・ウェスティンホテル東京
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
・リッツカールトン大阪
・セントレジスホテル大阪
・ルネッサンスリゾートオキナワ
・シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
・ウェスティン ルスツリゾート |
上記のカテゴリー6・7のホテルであれば、日付やシーズンにもよりますが、1泊40,000円以上になる日も多くあるので、その日に無料宿泊特典で泊まれば、実質のカード年会費をかなり下げることが可能です。
上記ホテルの中から、一部ホテルの実際の宿泊料金を見てみます。

↑
品川駅近くにあるこのホテルは1泊約31,000円と、カード年会費の半分以上の価値になります。

↑
あべのハルカスにあるマリオットホテルも、1泊3〜4万円前後することが多く、年会費の元を取るのに適しているホテルです。

↑
大阪のリッツカールトンは、スタンダードルームでも6−7万円台になる日もあり、カード年会費が実質無料になり、その上1−2万円も得をしてしまいます。

↑
当サイトの管理人が、無料宿泊特典で泊ってきた大阪のリッツカールトンです。
ゴールド会員資格のおかげでしょうか、30階以上の高層シティービューのコーナールームの部屋に無料アップグレードされ、当日のレートでは、お金を払っていたら約7万円もする部屋です。
上記の例のように、49,500円(税込)と一見、年会費の高いMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードですが、実は実質無料(+数万円得する可能性もあり)で持つことも可能なカードになります。
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まとめ:
年会費49,500円の元も取りやすく、100円で1.25マイル貯まり、しかも無期限で貯められる
長くなりましたが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのメリットをまとめると、
1.
「100円につき、最大1.25マイル相当貯まる」
2.
「一部の提携店舗だけでなく、どこで使っても、常に最大100円で1.25マイル相当貯まる」
3.
「ANA、JALはもちろん、世界中の航空会社30社以上のマイレージを貯められる」
4.
「ポイントは実質無期限で貯められるので、同時に、実質無期限でマイルを貯められることになる」
特に重要!
5.
「国内線でマイルを使う時、毎回必要マイル数が一番少なくなるマイレージを選べる(改悪の対策にもなる)」
特に重要!
6.
「年会費は高めだが、ホテル無料宿泊特典を活用すれば、(前年の)年会費を実質無料にすることも可能。または年会費以上のリターンも可能」
7.
「マリオットのゴールド会員資格も付与されるため、対象のホテルでは、無料アップグレード、無料レイトチェックアウトなどの特典を受けられる」
となります。
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詳しい手順はこちら
以下、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで、好きな航空会社のマイルを貯める方法です。
その1
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに入会する
●マリオットボンヴォイの会員でない方は、まずはマリオットボンヴォイに入会し、会員番号を取得する。マリオットボンヴォイの入会は、上記リンク先にて可能
↓
その2
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを使い、ポイントを貯めていく
●ポイントは、1年に一度でもポイントの加算があれば、さらに有効期限が1年延長されるため、実質無期限で貯めていくことが可能
●60,000ポイント貯めると、マイルへ移行する際、5,000ボーナスマイルが付与される
↓
その3
ポイントが貯まったら、国内線の必要マイル数が一番少なく済むマイレージに毎回交換する
●ANA国内線は、往復11,000マイル〜だけで済むユナイテッド航空・マイレージプラスがおすすめ
●出発ギリギリでの予約でもよければ、ANAマイルのトクたびマイルキャンペーンがおすすめ
●JAL国内線は、往復12,000マイル〜で済むJALマイルがスタンダード
●JAL国内線・羽田〜石垣島・宮古島線の必要マイル数がJALマイルより5,000マイルも少なくなる、アメリカン航空・アドバンテージを活用
●JAL国内線を乗り継いで飛ぶ場合は、1区間の必要マイル数が5,000マイル〜になるカンタス航空・フリークエントフライヤーが狙い目
上記のように、毎回使うマイル数が一番少なく済むように、ポイント交換先をANA、JAL、ユナイテッド航空、アメリカン航空などなど、上手に使い分ける
↓
その4
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのホテル無料宿泊特典を活用し、ホテルに無料で泊まる。そして、前年のカード年会費を実質無料にする
●ホテル無料宿泊特典は、毎年カードを更新する度に使えるので、毎回前年のカード年会費を実質無料にするために、高いホテル・日付を選ぶようにする
↓
その5
無料宿泊特典でホテルに宿泊する際は、ゴールド会員として、無料アップグレード、無料レイトチェックアウトなどの特典を満喫する
となります。
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※ このページの情報は、予告なしに変更されることがあります。