オーストラリアへ旅行される際、オーストラリアドル(以下、豪ドル)の両替はどうされていますでしょうか。
出発当日、空港の両替所や銀行窓口で、何となく両替している方も多いのではないでしょうか。
空港での両替は、出発間際にその場で両替できるので、とても便利な方法です。
準備の早い方は、出発の前に、街中の銀行などで両替を済ませている場合も多いかと思います。
しかし、両替手数料という点から見てみると、実は空港での両替(または街中の銀行での両替)だと、数千円もの手数料を損しているのが現状です。
空港の両替所は、手数料が膨大
空港の両替所(または街中の銀行)の窓口では、最新の為替レートが表示されていますが、「あれ?思ったよりも高いな」と思われた方も多いのではないのでしょうか。
例えば、同じ日に、ニュースなどで「1豪ドル=97円」だったのに、両替所では「1豪ドル=105円」と表示されていることがあります。
これは、数時間の間に8円円安になったのではなく、空港の両替所(街中の銀行)では、1豪ドルにつき約8円の両替手数料を請求しているため、ニュースなどで見た為替レートよりも高くなっているのです。
1豪ドルにつき、たったの8円と思われるかもしれませんが、両替の金額がそれなりになると、この手数料は馬鹿にできません。
例えば、1,000豪ドル両替する場合、1豪ドルにつき約8円の両替手数料が発生するので、両替手数料だけで約8,000円も払うことになります。
空港の両替所では、両替手数料を含んだ為替レートを表示しているので、両替手数料を払っている意識が薄くなりがちです。実際に、「こんなに手数料を払っていたのか?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、米ドルの場合は手数料として1ドルにつき2〜3円のプラス、ユーロの場合は1ユーロにつき3〜4円のプラスであることを考えると、豪ドルの約8円という手数料はかなり高めになっていることがわかります。
約8,000円の両替手数料を、
たったの700円にする方法
上の例のように、1,000豪ドル両替する場合、空港だと約8,000円という膨大な手数料が取られるわけですが、この約8,000円の手数料を、たったの700円にする方法があります。
その方法とは、FX証券会社を活用した方法です。
簡単にまとめると、以下のような手順になります。
FXの口座を開設する(無料)
↓
そのFX口座にお金(日本円)を入金する
↓
FXの外貨両替サービスで日本円を米ドルに両替する(豪ドルではない)
↓
両替した米ドルを、外貨両替サービス経由で、日本国内の空港で受け取れるようにする
↓
出発当日、指定された空港のカウンターへ行き、米ドルを受け取る
↓
オーストラリア到着後、現地の空港または銀行で米ドルを豪ドルへ両替する
つまり、空港の両替所や街中の銀行で両替をする代わりに、FX口座内で自分で両替してしまうのです。
現在、FXにはたくさんの業者がありますが、豪ドル両替に活用すべきなのは「マネーパートナーズ」になります。
マネーパートナーズがいい理由は、FX会社では珍しく、FX口座内で両替した外貨を空港で受け取れる「外貨両替・受取サービス」を提供しているからです。
実は、ネットには、「FXで両替して外貨手数料を節約できる」系の情報がたくさんありますが、1つ大きなデメリットがあります。
それは、「FXの口座内で、安い手数料で両替しても、その外貨を受け取るには、まずはFX口座から銀行口座へ出金する必要があり、銀行の窓口で外貨を受け取る時点で、結局は手数料を払う必要がある」ということです。
ここで高い手数料が取られてしまうと、格安に両替することができなくなってしまうのですが、マネーパートナーズの外貨両替サービスでは、FX口座内で両替した外貨を、500円の手数料だけで空港で受け取ることができるので安心です。
マネーパートナーズで
FXの取引をする必要なし
上のように、マネーパートナーズの外貨両替サービスであれば、かなり安い手数料で両替できるわけですが、「私は両替だけに興味があって、FX取引はしたくない」と思われるかもしれません。
そのような方も心配はありません。マネーパートナーズでは、外貨両替サービスを利用して、外貨へ両替するために、FX取引をする必要はありません。外貨両替サービスだけの利用が可能です。口座維持手数料も一切発生しません。
マネーパートナーズのホームページでログインした後、メニューから「コンバージョン(外貨両替)」を選べば、日本円を外貨に両替することができます。このコンバージョンは、FX取引とは関係ないものなので安心です。
マネーパートナーズの
外貨両替・受取サービスでは
豪ドルは扱っていない。
代わりに米ドルを活用して
両替手数料を節約できる。
マネーパートナーズの外貨両替サービスですが、実は現在では豪ドルに対応していません。なので、マネーパートナーズのFX口座内で円から豪ドルに両替はできても、空港で豪ドルを受け取ることはできないのです。
なので、「豪ドルに両替したい人にマネーパートナーズの外貨両替サービスは関係ない」と思われるかもしれませんが、実は一旦米ドルへ両替することにより、豪ドルへの両替手数料を節約できる方法があります。
それは、マネーパートナーズの外貨両替サービスで米ドルへ両替し、日本の空港で米ドルを受け取り、その米ドルを持ってオーストラリアへ行き、オーストラリア現地の空港または銀行で、その米ドルを豪ドルへ両替する方法です。
「日本のFX口座内で円→米ドルに両替」「オーストラリアで米ドル→豪ドルに両替」と2回両替する必要がありますが、それでも、日本国内の空港・銀行で直接円→豪ドルと両替する場合と比較すると、かなりの両替手数料を節約することができるのです。
まずは米ドルに両替する。
手数料は1米ドルにつき20銭のみ。
そして空港で米ドルを受け取る。
上記の空港の例の通り、1豪ドルにつき約8円の両替手数料が含まれていますが、マネーパートナーズで米ドルへ、そしてオーストラリア国内で豪ドルへ両替すると、どれくらい両替手数料が安くなるのでしょうか。以下詳しく見てみます。
まず、マネーパートナーズでは、1米ドルにつき両替手数料はたったの20銭になります。
マネーパートナーズで両替する金額ですが、最終的には1,000豪ドルを受け取るには、1,000豪ドル分と同じ価値にある米ドルへ両替する必要があります。
為替レートは常に変わるわけで(実際には1,000豪ドル=960〜970米ドルのようになるケースが多いのですが)、ここではわかりやすくするために、1,000豪ドル=1,000米ドルとして計算していきます。つまり、マネーパートナーズにある日本円を1,000米ドルに両替すればいいことになります。
1米ドルにつき20銭の両替手数料が発生するので、1,000米ドルであれば、両替手数料は200円になります。
その1,000米ドルを成田などの空港で受け取るわけですが、そこで受取手数料の500円がかかるので、マネーパートナーズに払う手数料は計700円になります。
そして、受け取った1,000米ドルを持って、オーストラリアに向かいます。
オーストラリア現地の両替所・銀行で
米ドルを豪ドルへ両替する
(以下ANZ銀行のケース)
オーストラリアに着いたら、現地の両替所や銀行で、1,000米ドルを豪ドルへ両替することになります。
ここでは、ANZ銀行の両替所のレート・両替手数料を例に挙げてみます。
例えば、為替レートが変動するのであくまでも目安ですが、2014年8月下旬のANZ銀行のレートだと、1米ドル=約1.02豪ドルになるので、1,000米ドル=約1,020豪ドルになります。
オーストラリア国内にあるANZ銀行の両替所では、外貨→豪ドルへの両替には、一律8豪ドルの手数料が発生します。
なので、約1,020豪ドルから手数料の8豪ドルを引いて、最終的に受け取れるのは約1,012ドルになります。
長くなりましたが、日本のマネーパートナーズの外貨両替サービスで一旦1,000米ドルへ両替することにより、オーストラリアで約1,000豪ドルに両替できることになります。
つまり、1,000豪ドル両替した場合の、両替手数料の違いは以下の通りになります。
マネーパートナーズなら、
両替手数料は約7,300円も安くなる!
上記の空港の例の通り、日本の空港だと、1豪ドルにつき約8円の両替手数料が含まれていますが、マネーパートナーズで両替すると、1米ドルにつき両替手数料はたったの20銭になります。
そして、結局1,000米ドルは約1,000豪ドルになるので、豪ドルでも1ドルに対する両替手数料は同じ20銭と考えることができ、日本の空港の両替所の手数料の約40分の1だけで済んでしまうのです。
1,000豪ドル両替した場合の、両替手数料の違いは以下の通りになります。
両替方法 |
1,000豪ドル
両替した場合に
かかる手数料 |
空港の両替所
or
銀行 |
約8,000円 |
マネーパートナーズの
外貨両替サービス |
700円
(受取手数料の
500円を含む) |
なんと、両替手数料だけで約7,300円も節約することができます(約1,000豪ドル分両替する場合)。両替の金額が増えると、これより多くの手数料を節約することが可能です。
出発日(空港の受け取り日)の
8日前までに受取予約が必要。
場合によっては最大15日前
までの予約が必要に。
手数料を大幅に節約できるマネーパートナーズの外貨両替サービスですが、1つ注意が必要です。
それは、申し込みのタイミングにより差がありますが、「空港で米ドルを受け取りたい8日前(タイミングが悪いと最大15日前)までに、FX口座内で両替して、空港受取サービスの予約をする必要がある」ということです。
残念ながら、出発の前日に両替した米ドルを、翌日すぐに空港で受け取ることはできません。
なので、海外旅行の出発日が決まったら、余裕を持って出発の約3週間前までに空港受取の予約をされることをおすすめします。
米ドルを受け取れるのは
羽田・成田・関空・中部の4空港。
フライト出発時間によっては
少し早めに空港に行く必要もあり。
マネーパートナーズの外貨両替サービスですが、両替した外貨を受け取れるのは、羽田空港、成田空港、関西空港、中部国際空港の4つになります。
福岡空港、新千歳空港、広島空港など、上記以外の空港では外貨を受け取れないのでご注意ください(地方から羽田・成田・関西・中部経由で海外へ行く場合は受け取れます)。
また、利用するフライトの出発時間によっては、空港に早めに到着する必要もあるのでご注意ください。
例えば、成田空港からシドニーへ飛ぶ場合、成田の出発時間は21時頃なので、成田空港へは18〜19時頃に着くように向かう人が多いかと思います。
しかし、成田空港で外貨を受け取れるカウンターの営業時間は18時までなので、18時までに成田空港に着く必要があります。
通常より早く空港に向かわなければならないのは不便かもしれませんが、(上記の例だと)両替手数料で約7,300円も節約できることを考慮すれば、数時間早く空港に行くのはそんなに苦にならないはずです。
格安の手数料で
(一旦米ドルへ両替してから)
豪ドルへ両替する手順
その1
マネーパートナーズの外貨両替サービスを
利用するために
マネーパートナーズの口座を開設する
●口座開設料・維持料は全て無料
●口座開設には本人確認書類(免許書など)を提出する必要がありますが、提出方法はオンラインフォームでの画像添付、Eメールでの画像添付、FAX、郵送から選べます。オンラインフォームでの画像添付が1番早く受理されて便利です。
↓
その2
マネーパートナーズから
ユーザーID・パスワードが記載された
郵便物が届くので
ログインできるか確認する
↓
その3
米ドルへ両替したい金額分(日本円)を、マネーパートナーズの口座へ振り込む
●マネーパートナーズから指定された口座へ振り込む
●外貨両替・受取サービスの手数料として500円が別途必要になるため、その500円分も含めた金額を口座へ振り込む必要があります。
●ここ最近、米ドルと豪ドルの差は小さいため、1,000米ドル=およそ1,000豪ドルと考えても問題ありません。例えば、オーストラリアで約1,000豪ドル受け取りたい場合は、マネーパートナーズには1,000米ドル分に値する日本円を送金します。
●急に為替レートが変わる可能性も考慮して、実際より数千円〜1万円ほど多く振り込まれることをおすすめします
●すぐに旅行しない場合でも、急に円高になった時(または急に円安になりそうな時)に備えて、即座に良いタイミングで米ドルへ両替できるよう、ある程度の金額はすぐに振り込んでおくと便利です(両替ですぐ済ませてしまい、空港で外貨を受け取るのは来年とかもOK)
↓
その4
マネーパートナーズ口座にお金が振り込まれた後、
マネーパートナーズのホームページからログインし、
メニューの「コンバージョン」を選び、
日本円から米ドルへ両替し、
別途「空港での受取依頼」をする
●出発日(空港で外貨を受け取りたい日)の最短8日前までに「空港での受取依頼」の予約をする必要があります(タイミングが悪いと15日前までの予約が必要)
↓
その5
外貨両替・受取サービスの予約完了後、受付番号などが記載された依頼書をプリントアウトする
↓
その6
各空港の指定窓口へ営業時間内に行き、米ドルを受け取る
●受付番号が記載された依頼書をそのまま提示すれば、受取手続きがスムーズです
●受付番号がわからない場合、依頼書が手元にない場合は、身分証明書(パスポートや免許証など)を提示する必要があります
↓
その7
受け取った米ドルを持って、オーストラリアに行く
↓
その8
現地の空港(シドニーやケアンズなど)にある両替所・銀行にて、米ドルを豪ドルへ両替する
となります。
「事前にFX口座で両替する」「最短で出発の8日前までに予約する」「オーストラリア現地の空港で両替する」など、通常の両替方法より、することが少し多めですが、(約1,000豪ドルへの両替の場合)、約7,300円も節約でき、長期的には数万円の両替手数料を節約することができるので、オーストラリアへ旅行される方はぜひ活用したい方法です。
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