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マイラー日記
掲載:2012年8月
追記:2017年8月
JAL国内線で乗る便が、オーバーブッキングかどうか事前に教えてくれた件
※この日記では、乗る便が、オーバーブッキングの状態であることを教えてもらった時の様子について触れています。
目次
乗る便が満席。オーバーブッキングを期待して空港へ向かう
チェックインカウンターで、オーバーブッキングの状態であることを教えてくれた
結局はオーバーブッキングは解消された模様
事前にフレックストラベラー協力者として名乗ることも可能。名乗ると喜んでくれた
乗る便は満席状態。オーバーブッキングを期待しながら空港に向かう
出発当日、羽田空港のJALカウンターで、オーバーブッキングについて教えてもらったことをレポートしたいと思います。
せっかく繁忙期(お盆休み)に国内線に乗るので、1つ期待していたことがあります。
それは、
「自分の便がオーバーブッキングになり、次の便へ振り替えしてくれるボランティアの募集があり、そのボランティアになってお詫びマイルをもらう」
ことでした。
オーバーブッキングとは、座席数よりも多い人数の予約を取り、座席数よりも多い人数が当日空港に来てしまい、数人乗れない人が出てしまうことを言います。
例えば、300人乗りの飛行機に対し、305人の予約を受け付けて、当日は295人くらいが空港に来るだろうと予測し、実際に295人なら問題はないが、305人全員が来てしまえば、5人乗れなくなってしまいます。
そのような時、航空会社は、「誰か次の便に振り替えてもらえませんか? 他の空港経由で飛んでくれませんか? 明日の便に変えてもらえませんか?」のように、振り替えてくれる客を募集することになります。
この募集に対して「私は他の便でも大丈夫です!」と言うことをボランティアするといい、ボランティアする代わりに航空会社から現金またはマイルが付与されるわけです。
もちろん私が狙っているのはマイルであり、
JALのフレックストラベラー制度
によると、同日中の振り替えであれば7,500マイル、翌日以降の振り替えであれば2倍の15,000マイルがもらえます。代わりに現金を受け取ることも可能です。
↑
出発当日、JAL公式サイトで羽田→函館の空席状況を確認してみると、お盆休みということもあり、このように全便が既に満席でした。
予約が満席である場合は、オーバーブッキングになる可能性も高くなるので、期待しながら空港に向かったわけです。
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チェックインカウンターで、乗る便がオーバーブッキングの状態であることを教えてくれた
羽田空港に着き、さっそくJALのカウンターへ向かいました。
↑
JALのチェックインカウンターです。
搭乗券をもらったついでに、
「この便はオーバーブッキングですか?」
と聞いてみると、
「はい、今のところはオーバーブッキングの状態です。ただし、現時点での状態ですので、オーバーブッキングは解消されることがほとんどです」
との返事でした。
より詳しく聞いてみると、
「出発の2〜3時間前では、オーバーブッキングの状態であることはよくあります。でも、ご搭乗されないお客様もいらっしゃいますので、結果オーバーブッキングにならないことがほとんどです」
とのことでした。
この後、私はサクララウンジに行く予定だったので、サクララウンジ内でオーバーブッキングのアナウンスはされるのか聞いてみると、
「サクララウンジ内ではオーバーブッキングに関するご案内はありません。オーバーブッキングが発生し、振り替えの方を募集する場合は、搭乗ゲートでしか案内はされません。出発フロア全体でもアナウンスはされません」
「もしオーバーブッキングされるかどうかご確認されたいのであれば、早めにゲート付近で様子を見られることをおすすめします」
とのことでした。
つまり、オーバーブッキングが発生し、うまくボランティアしたいのであれば、早めにサクララウンジを出てゲート付近にいる必要があるわけです。
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オーバーブッキングのアナウンスはなし。クラスJへのアップグレードで解消したのかも?
搭乗開始の約30分前に、余裕をもってゲートに行ってみると、係員はなんだか慌ただしい感じでした。
何かアナウンスをする感じだったので少し期待していると、
「本日函館行きの便には、まだクラスJに空席がございます。プラス1,000円でご利用いただけます。アップグレードご希望の方はカウンターまでお越しください」
のようなアナウンスでした。
残念ながら、振り替えをしてくれるボランティア募集の案内ではありませんでした。
クラスJへのアップグレードを促すアナウンスの後、数名がカウンターに行き、クラスJへアップグレードをしていました。
しかし、その後にも2〜3回、
「まだクラスJに空席がございます。プラス1,000円でご利用いただけます」
というようなアナウンスがしつこくされていました。
アナウンスがされる度に、また数人がカウンターに行き、アップグレードの手続きをしている感じでした。
しつこいクラスJへのアップグレードを促す案内もされなくなり、結局は、搭乗が開始されてしまいました。どうやら、オーバーブッキングは最終的に解消されたようです。
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チェックインカウンターで事前に、フレックストラベラーの協力者登録をすることも可能。すると喜んでくれる模様。
(追記:)
2017年の夏、JALで札幌→羽田と飛んだのですが、新千歳空港の出発掲示板を見ると、自分の羽田行きだけが満席になっていました。
繁忙期ではなかったので、オーバーブッキングのことは全く考えていなかったのですが、せっかくなので、カウンターの係員に聞いてみました。会話の内容は以下の通りです。
私:
「私の便が満席のようなのですが、オーバーブッキングになっていますか?」
係員:
「はい、現在オーバーブッキングの状態です」
私:
「この便では、フレックストラベラーの協力者の募集はされる予定ですか?」
係員:
「はい、数名ほど募集する予定です」
私:
「募集はゲートで直前にされるのですか? それとも今から協力者の候補として登録はできますか?」
係員:
「今こちらで登録することもできます」
私:
「それじゃお願いします。明らかにマイル目的で恥ずかしいですが」
係員:
「いえいえ、とんでもないです。このように事前に言ってもらえると助かります。ありがとうございます」
このように、ゲートではなく、保安検査手前のチェックインカウンターで、フレックストラベラー制度の協力者として、事前に登録してもらえました。
搭乗開始の約30分前からゲート近くにいましたが、私だけでは足りないようで、フレックストラベラーの募集を数名続けていました。
案内がアナウンスされると、30代くらいの夫婦(カップル)が早歩きでカウンターに向かうのが見えました。これ以上募集はしていなかったので、どうやら私を含めた3人が候補のようです。
搭乗も開始され、出発時刻ギリギリまで私たちは搭乗口で待つよう言われました。しかし、ギリギリでオーバーブッキングは解消されたということで、残念ながら予定の便に乗れてしまいました。
今回学んだのは、
「搭乗口付近で待たなくても、チェックインカウンターで聞いたら、オーバーブッキングの状態であるか教えてくれて、しかも事前にフレックストラベラーの協力者として名乗れる」
ということです。
振り替えによるお詫びマイルを狙っている方は、自分の便が満席なら、実践されてみるのも面白いかもしれません。
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