「キューブホテル浦東(旧ハワードジョンソン上海チョアンシャ)の滞在記」の続きです。
今回の旅行で泊まったキューブホテル浦東は、上海浦東空港から近いこともあり、一旦浦東空港に行き、そこからリニアに乗って、上海中心部に行くことにしました。
ここでは、上海浦東空港からリニアモーターカーに乗って、上海中心部に行く様子をレポートしたいと思います。
空港内の案内板では、
リニアは「Maglev(磁浮)」
ホテルの近くにある最寄駅から地下鉄に乗り、浦東空港へ向かいました。
↑
チョアンシャ駅から浦東空港へ乗った地下鉄の車両です。浦東空港に近づくと地上に出ました。
↑
浦東空港に着きました。空港ターミナル内では、リニアのことは中国語で「磁浮」、英語で「Maglev」と書かれています。何でもカタカナ語にする日本語も便利ですが、当てはまる漢字を使う中国語も面白いと思いました。
↑
リニアのチケット売り場です。英語で「Maglev Ticket Center」と書かれています。
↑
リニアの料金表です。座席クラスには普通席とVIP席があるようです。以下に簡単にまとめてみました。2012年5月現在の料金です。
座席クラス
\
片道・往復 |
普通席 |
VIP席 |
片道 |
50元 |
100元 |
往復 |
80元 |
160元 |
往復乗ることがわかっている場合は、往復チケットを買ったほうが安くなります。往復チケットの有効期限は7日間だそうです。
ちなみに、チケット売り場で、浦東空港に乗ってきた便の搭乗券を提示すると、上の料金から20%割引されるようです。
↑
チケットの支払いはクレジットカードですることができました。JCBも使えるので日本人にはありがたいことです。
↑
チケットを渡されました。「Shanghai Maglev Train」と書かれていました。
↑
リニアの改札口です。
↑
出発フロアでは、このように人が待っていました。ベンチの数が少ないので、ほとんどの人は立って待っていました。出発時間が近くなると、ホームへ案内されるようです。
↑
ホームへの案内が始まりました。
↑
階段を下りていきます。
↑
ホームです。遂にリニアモーターカーが見えました。
↑
車内の様子です。シートはエメラルドグリーンっぽい色で、清潔感があります。
↑
足元の様子です。窮屈という感じはありませんでした。
曜日・時間帯によっては
400キロ以上にならない。
それでも迫力は十分味わえる
↑
いよいよ出発です。
↑
最高速度が400キロ以上になるリニアとして楽しみにしていたのですが、残念ながら、私が乗った曜日・時間帯は、最高速度が301キロでした。
降りた後に窓口のお姉さんに聞いてみたところ、英語で「Today slow」と答えてくれました。曜日や時間帯によって違うようです。とても残念です。
↑
最高速度の301キロに達した時の写真です。静止画だと何も伝わりません(笑)。
↑
あっという間に着いてしまいました。走行時間は10分未満です。
↑
終点は竜陽路駅で、ここからは地下鉄の2号線と7号線に乗り換えることができます。私は2号線に乗って上海市内に向かいました。
↑
地下鉄の自動券売機です。
↑
私は画面を英語表記にしてからチケットを買いました。
↑
このように路線図が表示されるので、思ったより簡単に購入できました。
上海リニアモーターカーの感想
(あくまでも個人的な評価です)
上海浦東空港から上海市内まで乗ったリニアモーターカーですが、評価は、星5個中、星3個にしたいと思います。
まず、営業走行しているリニアモーターカーは日本でも味わえないので、そういう意味では、乗ってよかったと思っています。
しかし、曜日・時間帯によっては、最高速度が約300キロと、日本の新幹線でも味わえる速度になってしまうので、わざわざ体験するためのスピードとは言いづらいです。
もし、400キロ以上のスピードを体験できたのであれば、かなり興奮して、星4個以上にしていたかと思います。
必ず400キロ以上を体験されたい場合は、曜日・時間帯をチェックして、チケット売り場でも再確認されたほうがいいかと思います。そうすれば、私のようにがっかりすることもないかと思います。
以上、上海リニアモーターカー(マグレブ)の乗車レポでした。
続いて、上海の東方テレビ塔タワー(オリエンタルパールタワー)をレポートいたします。 |