「ラスベガス観光レポート(ショー&アトラクション編)」の続きです。
せっかくラスベガスに来たので、少し足を延ばして、世界遺産であるグランドキャニオンへ日帰りツアーで行ってきました。その様子をレポートいたします。
グランドキャニオンへの日帰りツアーは多数
一番安かった英語のバスツアーを利用
ラスベガス出発のグランドキャニオン日帰りツアーの場合、選ぶことが2つあります。それは、「移動手段は飛行機(セスナ)かバスか」と、「日本語か英語か」ということです。
一番の理想である「飛行機(セスナ)利用で日本語のツアー」になると、最低300ドルぐらいになるので、貧乏旅行者である私には論外になります。
なので、「バス利用で英語のみ(日本語のガイドなし)」のツアーにしました。
ツアー催行会社は「シーニック航空(Scenic Airlines」という会社で、グランドキャニオン方面への多彩なツアーを用意しています。
実は、JCBの旅行デスク、その他旅行代理店等を経由しても、このシーニック航空の日帰りバスツアーを申し込めるのですが、直接シーニック航空の英語公式サイトから申し込むのが一番安く、1人90ドル前後と、100ドルを切ったので意外に安く済みました。
ちなみに、JCBの旅行デスク経由で同じツアーに申し込むと150ドル前後になったので、マージンとして50ドル近くも取られることになるのでご注意ください。
また、HISの日本語ガイド付きの日帰りツアーもありましたが、1人200ドル程度だったので、こちらも予算的にアウトでした。
ホテルでのピックアップは朝6時半
まずはバス発着センターへ集まる
今回泊ったモンテカルロへのピックアップは、朝の6時半でした。その後、ニューヨークニューヨークやルクソールに寄り、バス発着センターへと向かいました。
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バス発着センターに着くと、このように、左右2列に並ばされました。左の列がサウス・リム行き、右の列がウエスト・リム行きにツアーの客でした。同じグランドキャニオンでも、サウス、ウエストなど複数の観光スポットがあるようです。私は安かったサウス・リムを選んだので左側に並びました。
ここで上手いと思ったのが、みんなが並んだ後に、安いサウス・リム行きの客に向かって、「今なら残り10名限定で、ウエスト・リム行きのツアーが空いています。これが最後のチャンスです」などと言い、より高いツアーを利用させようと必死のトークをしていました。
そのトークに乗せられた数人が、より高いウエスト・リム行きのツアーに変更していました。うまくできているものです。みなさんは誘惑されないようご注意ください(笑)。
このセールストークの後、支払いカウンターに行き、支払い手続きをしました。というか、私はネット上でクレジットカードで払ったので、そこでは確認のみでした。他に、その場でカード払いしていた人もいたので、後払いでもOKなようです。
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このような、簡単な朝食が渡されました。その場で食べる人もいれば、バスの中で食べる人もいました。私はバスの中でゆっくり食べました。
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このようなシールが渡されるので、胸元などに張りました。
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バス発着センターの外に出ると、このように「South Rim」と看板があったので、そのバスに乗り込みました。
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これがグランドキャニオン行きのバスです。2階建ての黒いバスでした。好きな席に座ることができ先着順ですので、早めに乗られることをおすすめします。
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バス車内の様子です。私は2階に座りました。
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いよいよ出発です。私は進行方向向かって右側に座ったのですが、このように日光がもろに当たり、窓にはカーテンもついてなかったので、日焼けされたくない方は左側に座った方がよさそうです。同行の母もタオルで日光を避けるのに必死でした。私もですが(笑)。
途中フーバーダムに立ち寄る
ラスベガス出発から1時間もしないうちに、フーバーダムに到着しました。到着といっても、バス車内からの見学のみとなりました。
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フーバーダムは、アメリカを代表する巨大ダムで、貯水されている水量はわずかだったものも、その巨大さには圧倒されるものがありました。
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どのような用途で使われるかは分かりませんが、ものすごい巨大な穴の通路がありました。
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このような大きなアーチ型の橋も見応えがありました。よくぞこんなところに橋を建てたものです。この後、実際にこの橋の上を通ったのですが、少し怖かったです。
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グランドキャニオンへは片道4時間以上かかりますが、行きと帰りの両方、途中マクドナルドに寄ってくれますので、そこで食べ物を買うことができます。バスの乗客が一斉に入るので、早めに入ることをおすすめします。
ちなみに、(例外を除いて)アメリカのマクドナルドはカード払いがOKです。数ドルの支払いでもカード払いし、旅行中もコツコツマイルを貯めました。
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マクドナルドを去ると、あとはグランドキャニオンに着くまでの数時間、ただひたすら、このようなまっすぐな道を走ります。
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外も、はじめはアメリカの広大な土地を楽しんでいましたが、10分もしたら飽きてしまいました(笑)。
サウス・リムに着く前にランチ
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サウス・リムに着く前に、観光センターみたいなところに寄り、そこのフードコートで昼食をとりました。ツアー料金に含まれていました。ホットドッグ、ピザなど、数種類のメニューが用意されていました。
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私は大好きなホットドッグを選びました。アメリカでは、ケチャップや玉ねぎなどがかけ放題なのがうれしいです。
サウス・リムに到着
午後2時前に、無事サウス・リムに着きました。午後4時半の出発だったので、約2時間半のフリータイムがあったことになります。
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見てください。これがグランドキャニオンです。壮大なエリア全体が、うまく削られたように出来あがっているのには驚きです。まるで絵葉書を眺めているようでした。
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より近くからみた感じです。
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一部分には囲いがなく、下に落ちる可能性もあるので、冒険心があっても、近づきすぎないようにしてください。
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観光スポットにはこのようなホテルがありました。コーヒーなどが飲めるバーや、おみやげ店もありましたので、2時間半はちょうどいいかもしれません。無料のWifiも利用可能ですので、スマートフォン持参の方はネットもできます。私も残り30分くらいは、ネットサーフィンをしました。
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帰りは、このような素敵な日の入りを横にしながら、またラスベガスへ戻って行きました。
グランドキャニオン日帰りツアーの感想
(あくまでも個人的な評価です)
グランドキャニオンへの日帰りツアーですが、評価は、星5つ中、星4つにしたいと思います。
この日帰りツアーのメリットは、「気軽にグランドキャニオンを見に行ける」「日帰りのバス利用なら100ドル以下で行ける」という点だと思います。
ラスベガスに来たついでに、旅行に少し内容をプラスしたい場合、このグランドキャニオン日帰りツアーは最適な内容かと思います。
ただ、「往復約9時間の移動が少し大変」「グランドキャニオンの見れるエリアがかなり限られている」という点を考えて、星4つにしました。
もちろん、飛行機利用のツアーにしたり、グランドキャニオン飛行旅行に参加できたりもするので、金銭的に余裕のある方は、星5つの内容にすることも可能かと思います。
以上、グランドキャニオンの日帰りツアーのレポートでした。次は、ラスベガス空港をレポートいたします。 |