カンタス航空・エコノミーで行くパースの続きです。
ここではパースの簡単な観光レポートをしたいと思います。
今回はホテルではなく知り合い宅に泊めさせてもらいました。もう地名は忘れてしまったのですが、パースの中心部からバス(車)で約10分の郊外でした。
今回はパースに6泊しましたが、知り合いは平日は仕事だったので、私はバスでパースに行って、ぶらぶらと観光をしました。
第一印象は「きれいな街」
でも迫力がないのも事実
パースについては何も知らないまま来てしまったので、とにかく写真を撮りながら街の中をぶらぶらしてみました。
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パースの第一印象ですが、このように、街全体がきれいに見えました。高層ビルもあまり多くなく、全体的に落ち着いた雰囲気がありました。
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これはショッピングモールやカフェなどがあるメイン通りの様子です。平日の日中でもあまり混雑することもなく、ゆっくり時間が過ぎている感じでした。
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これはパース駅の様子です。通勤ラッシュじゃない時に撮ったのが理由かもしれませんが、各路線が交じり合う市内の中心の駅でこの人の少なさでした。
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ぶらぶらしていると、このようなものが目に入ってきました。某銀行の定期預金の金利です。なんと、7.3%です。羨ましい限りです。
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旅行代理店の料金案内です。東京へは往復で1245ドルとなっていました。カンタス航空の直行便かシンガポール航空などの経由便かは記載されていませんでしたが、やはり日本発の格安航空券が激安なのは明らかです。
市内周遊は無料バス「CAT」が便利
パースの中心部をぐるぐる回る「CAT」という無料旋回バスがありました。ブルー、イエロー、レッドと3種類の路線があり、美術館、公園などに行くことができます。
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普通にお金を払って乗るバスは白くて大きめですが、無料のCATのバスは、このようにちょっと小さめでねずみ色のしたバスでした。ちなみに、このバスはブルー路線なので「Blue
Cat」と表示されていました。
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これは、ブルーの路線図です。このように、市内をぐるーと周ります。唯一の欠点として、1方向にしか周らないことがあります。ただし、無料であることだけでもありがたいことです。
夜のキングスパークはおすすめ
夕方には、仕事を終えた知り合いにキングスパーク(Kings Park)という公園に連れて行ってもらいました。
この公園は小さな丘の上に位置しているので、パース市内の絶景が見れることで有名だそうです。
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このように、長い並木道がありました。散歩に最適なルートと言えそうです。
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そして、これがキングスパークからのパース中心部の景色です。ちなみに、これは日没前の様子です。
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そして、これが日没後のパースの夜景です。高層ビルが少ないため、迫力はありませんでしたが、パースならではの落ち着きを感じるきれいな夜景でした。
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並木道に並んでいた木々も、夜にはこのように違う色でライトアップされ、とても神秘的なムードが漂っていました。
パースへ来られた方は、ぜひこのキングスパークからの夜景を見ることをおすすめします。
フリーマントルはきれいな港町
あの有名な映画俳優の出身地でもある
週末には、知り合いの方にフリーマントルという、パースから車で約20キロのところにある港町に連れて行ってもらいました。
ところで、2008年1月に急死してしまった映画スターのヒースレジャーですが、28歳という若さもあり、かなりショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
私は、この俳優はパース出身であることは知っていました。ところが、私の知り合いによると、実際に彼はパースではなくフリーマントル出身ということです。亡くなった後も、埋葬されている墓地はフリーマントルにあるということです。
私は彼の墓地を訪れませんでしたが、ヒースレジャーのファンだった方は、お墓参りを兼ねてフリーマントルを訪れるのもよいかもしれません。
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フリーマントルへ向かう途中の様子です。普段はあまり太陽が好きではない私も、あまりにもきれいな青だったので気持ちが良かったです。
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これは昔使われいたフリーマントルの刑務所です。ガイドツアーが行われていましたが、あまり興味はなかったのですぐに去ってしまいました。
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これが、丘の上から撮ったフリーマントル全体の様子です。
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これは、レストランやカフェなどがあるフィッシングボートハーバーというところです。ボートがいくつもあり、こんなに所有者がいるのか・・と羨ましい限りでした。
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ボート置き場の端のほうにあった砂浜です。このように水が透き通っていました。
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フリーマントル周辺には、このようなビーチがいくつかありました。オーストラリア人にとって、ビーチが生活の一部であることが実感できました。
西オーストラリア博物館で意外な発見
ここからはまたパース市内に戻ります。
私はもともと博物館や美術館にあまり興味はありませんが、無料だったので西オーストラリア博物館に入ってみました。
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これが博物館の建物です。
主に動物のはく製などが展示されていたのですが、動物にあまり興味がない私は、「あ、像だ。あ、鳥だ。」のような低いテンションで歩いていました。
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ボケーとしていると、鳥のコーナーで、この鳥に立ち止まってしまいました。なぜならば、この鳥の名前はキングフィッシャー(Kingfisher)だったからです。
鳥に興味がない私が、このキングフィッシャーという鳥に興味を持った理由には、マイレージがあります。みなさんはもうわかりましたでしょうか。
そうなんです。インドにキングフィッシャー航空という航空会社がありますが、実際にコンチネンタル航空・ワンパスなどがマイレージ提携をしています。
このキングフィッシャーですが、日本語では「カワセミ」という鳥を意味する言葉だったとは知りませんでした。
キングフィッシャー航空のホームページをよーく見てみると、左上に航空会社のロゴがありますが、ちゃんとKingfisher(カワセミ)の鳥の絵が描かれています。
どうでもいいことですが、さりげなく知っている航空会社の名前の由来がこんなところで発見できるとは夢にも思っていなかったので、いつもはつまらない博物館も少し楽しくなってしまいました。
以上、パース市内とフリーマントルの簡単な観光レポートをさせていただきました。次は、パース空港のレポートをしたいと思います。 |