「成田空港・国際線ANAラウンジ・シャワー」の続きです。
このページでは、成田から北京へ飛んだANAのビジネスクラスの様子をレポートいたします。
シートは、完全フラットになる最新型のシート「ANA STAGGERED」(ANAスタッガードシート)
ANA国際線のビジネスクラスのシートには、主に
1.完全に水平になり、各席から通路へ直接アクセスできる最新型シートである「ANA
BUSINESS STAGGERED」シート
2.斜めの状態でほぼ水平(ライフラット)になり、窓側席・中央席からは直接通路へアクセスできない、少し古めのビジネスクラスシートである「ANA
BISUNESS」シート
3.主にアジア路線で導入されている、水平にはならないが、心地よい角度でリクライニングのある「ANA
BUSINESS CRADLE」シート
と、主に3タイプありますが、今回のシートは、1番目の「ANA BUSINESS STAGGERED」シートと、現在のANAビジネスクラスでは、1番いいタイプのシートになります。
初めは3番目の「ANA BUSINESS CRADLE」シートの予定だったのですが、チェックインカウンターで、「機材変更になったので、最新のシートになりました」と案内されました。いい方の変更だったので良かったです。
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北京行きのANA・787型機です。787だからといって、必ずフルフラットのSTAGGEREDシートというわけではなく、STAGGEREDシート搭載の787、CRADLEシート搭載の787の両方があります。
ちなみに、以下紹介するスタッガードシートの様子は、今回私が乗った787のほか、777-300ERなど他の機種でも、基本的な内容は同じになります。
ちなみに、ANAのスタッガードシートのビジネスクラスは、エティハド航空のビジネスクラスのシートに似ているかもしれません。
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ビジネスクラス全体の様子です。
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今回乗った「ANA BUSINESS STAGGEREDシート」の案内ガイドがありました。初めて乗る時に、簡単に目を通せば、操作がスムーズかもしれません。
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シートリクライニングの操作ボタンです。
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リクライニングする前の様子です。
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最後までリクライニングして、フルフラット(完全に水平)にした状態です。これなら長距離路線でも熟睡できそうです。
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足元の様子です。
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シートをリクライニングできない離陸・着陸時などでも、シートに浅めに座り、足を伸ばすと、このように前方に足を置くことができました。
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今回は窓側の席に座りましたが、自分のシートのほか、周辺のシートにも仕切りがあるので、かなりプライベート感があり、落ち着く空間でした。これが通路側なら、少し違うかもしれません。
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サイドテーブルです。サイドテーブルにしては、ゆったりしています。
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ドリンクホルダーも付いています。ちょっと飛行機が揺れても安心です。
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サイドテーブルの下の様子です。機内誌などが入っているシートポケットがありました。
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テーブルは、モニターのすぐ下から、手前に引き出すタイプでした。おそらく、今までのビジネスクラスでは、このタイプが一番使いやすかったと思います。
エンターテイメントシステムは普通。
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モニターです。前のほうに固定されていて、デルタ航空のビジネスクラスなどのように、自分でモニターを引き出すタイプではありません。
テレビのすぐ下には電源、その下には引き出すタイプのテーブルがありました。
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エンターテイメントシステムのメインメニューです。映画、ゲーム、音楽、マップなど、一般的な内容です。
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フライトマップです。鳥取、韓国、中国の大連あたりを通過して、北京へ向かいました。
その他
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毛布です。
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枕です。
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モニターのすぐ下には、カバーを開けると電源がありました。開いたカバーはそのまま台になり、そこにスマホなどを置きながら充電することができ便利です。電源はコンセント、USBの両方あります。
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サイドテーブルは大きかったので、枕、ヘッドセット、おつまみ、その他私物など、たくさん物を置けるスペースがあり便利でした。
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ホテルではありませんが、飛行機のシートでは珍しく、「Do Not Disturb」ボタンもあったので、とにかく熟睡したいなど、一切客室乗務員に接客してもらう必要がない場合などは、このボタンは役立つかもしれません。
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無事、北京空港に到着しました。中国国際航空機が並んでいて、北京に来たことを実感できます。
以上、ANAの最新ビジネスクラス(ANA BUSINESS STAGGEREDシート)の搭乗レポでした。
続いて、ANAビジネスクラスの機内食をレポートいたします。 |