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旅行記 (2013年08月)

ブリティッシュエアウェイズのマイル(Aviosポイント)を使って、JAL国内線特典航空券を予約

(*ブリティッシュエアウェイズ公式サイトから、Aviosポイントを使って、JAL国内線特典航空券を予約する方法を紹介)


2013年夏に、往路はJAL、復路はANAを利用して、函館へ行ってきたので、その時の様子をレポートいたします。

往路のJAL航空券、復路のANA航空券共に、マイルを使った特典航空券を利用しました。

このページでは、JALの特典航空券の予約した時の様子をレポートします。

特典航空券の詳細

まず、今回の旅行で使用した特典航空券の詳細は以下の通りになります。

●マイルを使ったマイレージプログラム
ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブ(Aviosポイント)

●使ったマイル数
4,500マイル(Aviosポイント)

(参考:ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブ、JAL国内線特典の必要マイル数チャート

●旅程・航空会社・座席クラス
区間数 航空券の
種類
航空会社

飛行区間
座席クラス
特典 JAL
羽田→函館
普通席


コールセンター予約手数料を避けるため、ブリティッシュエアウェイズの公式サイト上で予約。一部英語表記になるなど、少し不便な箇所もあり

まずは、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードで貯めた5,000ポイントを、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブの5,000マイル(Aviosポイント)に交換しました。

エグゼクティブクラブのアカウントに口座が反映され次第、すぐに特典航空券の予約をすることにしました。

JAL公式サイトで、希望日の羽田→函館の空席状況を見てみると、特典航空券の残席数は5席になっていました。ブリティッシュエアウェイズの公式サイトでログインしてみても、残席は4席になっていました(ブリティッシュエアウェイズのサイトでは、残席数が5席以上でも、最大4席としてしか表記されないようです)。

以下、長くなりますが、ブリティッシュエアウェイズの公式サイトから、Aviosポイントを使って、JAL国内線の特典航空券を予約した時の様子を、画像と共にレポートします。

なお、以下の画像などは、2013年夏に特典航空券を予約した時のものになり、現在は予約の手順方法、メニュー項目、画面のデザイン等が変更されている可能性もあるので、その点はご了承ください。



まず、ブリティッシュエアウェイズの公式サイトに行き、ログインします。ログイン後、上のメニューで「エグゼクティブクラブ」の中の、赤線箇所の「Aviosを使う」をクリックします。



「Aviosを使う」ページです。左側に細かいメニューがあるので、その中から「Aviosを使ってフライトを予約」を選択します。

ここから先は、

1「区間・日付の選択」
2「フライト(便名)の選択)
3「料金の確認」
4「搭乗者」
5「お支払い方法」
6「予約の確定」


と、予約は6段階になっています。

まずは、1「区間・日付の選択」です。



「Aviosを使ってフライトを予約」ページに着きました。これから先、ページの一部が英語表記になり、日本語と英語が混ざったナビゲーションになります。

入力する項目は以下の通りです。

英語 入力・選択内容
From 出発地
(例:Haneda)
To 到着地
(例:Hakodate)
Depart 往路の搭乗日
One way only 片道特典航空券の
場合はチェック
Return 往復特典航空券の
場合は、
復路の搭乗日
Class 普通席の場合は
「Economy」


上の項目を入力し、人数を選択したら、「Get flights」ボタンをクリックします。

なお、出発地と到着地は英語で入力する必要があります。日本語では入力できませんでした。一部入力すると候補が表示されます。例えば「Hane」と入力すると「Tokyo HND」が、「Hako」と入力すると「Hakodate」を選択することができました。

空港コードが分かっている時は、羽田なら「HND」、函館なら「HKD」のように入力しても大丈夫です。



「Outbound Flight(往路)」の予約ページです。選択した日に特典航空券用の空席がない場合は、このように赤いメッセージが表示され、「Sorry, there are no flights available on 選択した日付」と表示されます。

この場合、はじめに選択した搭乗日から、前後数日をタブから選ぶことができます。



他の日を選択し、特典航空券用の空席があると、このように便名の一覧が表示されます。

「Only 4 reward seats left」とは、特典航空券用の残席数が4席」という意味です。

ここでの注意点ですが、4席となっていても、必ず4席しか空席がないということではなく、公式サイトでは1度の予約では最大4席までしか予約ができないということになります。

つまり、実際には9席以上の空席があっても、ブリティッシュエアウェイズのサイト上では「4席」と表示されることになります

羽田〜伊丹、羽田〜福岡、羽田〜札幌など、1日の便数が多い路線だと、空席があっても、遅い午後・夕方以降の便は表示されない

基本的には、上の画像のように、空席のある便の中から好きな便を選ぶわけですが、羽田〜伊丹、羽田〜福岡、羽田〜新千歳のように、1日の便数が多い路線で1つ注意が必要です

それは、「遅めの午後・夕方(15時頃)から後の便は、空席があっても、スペース上の関係で、検索画面の表示されない」ということです

なので、夜出発の便が画面にないからと、勝手に空席がないと決めつけるのではなく、JALマイレージバンクの公式サイトなどで空席状況をチェックする必要があります。

もし、JALマイレージバンクのほうで空席があれば、その便は基本的にブリティッシュエアウェイズのマイルでも予約することができます

ただし、このネット上では予約できないので、ブリティッシュエアウェイズのコールセンターに電話する必要があります。

電話する時に大事なのが、「空席があるのに、オンラインの検索画面に表示されなかったので電話したこと」を伝えることです。これを伝えれば、通常発生するコールセンター手数料が免除されます。



便を選択すると、「Available」の表記が「Selected」に変わります。同時に、下のほうに、必要マイル数と諸税の合計金額が表示されます。

この場合、4500 Avios + \290 となり、必要マイル数(Aviosポイント数)は4500マイル、諸税等の支払い金額は290円ということになります。

便名を選択し、必要マイル数を確認したら、「Continue」をクリックします。



続いて、「料金の確認」ページです。必要マイル数は4,500マイル(Aviosポイント)、諸税は290円であることを確認したら、下へスクロールします。

寄付金の入力が不便。
0円でも問題なし。




特典航空券の予約確定の前に、このような寄付金をするように促してきます。ただし、寄付金は強制ではなく、しなくても大丈夫です。

ここで注意なのが、「なぜか、いきなり0円を入力することはできない(ケースがある)」ということです。

おそらく、ほとんどの人が寄付をしないでしょうから、「他の金額」の箇所に「0」を入力するだけでいいはずなのですが、なぜか、単純に「0」と直接入力することができませんでした(私のパソコンだけでこうなった可能性もあり)。

逆に、「9」「8」など、0以外の数字であれば、すんなり入力することができました。半強制的に寄付をさせるよう、「0」以外は入力できないようにしてあるのでしょうか(笑)。

そこで、まずは「90」と入力し、その後に「9」だけを消すと、無事「0」で設定することができました。



さらに下へスクロールすると、機内持ち込み荷物の制限等についての案内が英語でありました。これは、ブリティッシュエアウェイズに乗る時の案内なので、JAL国内線に乗る時には関係ありません。

しかし、「I agree to the terms and conditons」(内容を理解しました)という箇所をチェックしないと先に進めないので、ここにチェックをいれます。そして、下の「Continue to payment page」をクリックします。



続いて、特典航空券の搭乗者情報を入力します。ログインしたエグゼクティブクラブの会員が搭乗者であれば、Eメール、氏名等は既に入力されています。

搭乗者が他の人の場合は、乗る人の氏名などに入力し直します(ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブ(Aviosポイント)を使う場合、JAL国内線特典航空券は家族以外の人でも乗ることができます)。

「Is the payment card holder travelling on this booking?」という箇所は、支払いに使うクレジットカードの名義人と、特典航空券の搭乗者の名義が同じであれば「Yes」を選択します。

国名、連絡先電話番号などを入力した後、下の「Continue」をクリックします。

携帯番号は、国番号に「Japan(+81)」を選び、残りは別のスペースに、初めのゼロを除いた番号を入力します。



続いて、支払いページです。ここでもう一度、飛行期間、便名、スケジュール、使うAviosポイント数、諸税などの合計手数料を確認します。



内容に問題がなければ、下へスクロールし、クレジットカード情報を入力します。なお、JCBカードには対応していません。



「請求書送付先」には、クレジットカード会社に登録してある自宅の住所を、英語で入力する必要があります。

3行ありますが、2行が入力必須になっているので、1行目は都道府県と市町村、2行目は残りの住所のように、適当に分ければ大丈夫でした。

あと、特典航空券の予約完了後、ここで入力した住所に、ブリティッシュエアウェイズから何か送られてくるようなこともありません。

クレジットカード情報、住所を入力した後、「Make booking」をクリックします。



この後、クレジットカード会社側によるセキュリティページが表示されました。これはカード会社により項目が多少異なると思います。

今回私はアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのカードで払ったので、アメックス側が設定しているワンタイムパスワードというものでしたが、他のカード会社だと、「ログインID+パスワード」が求められるかもしれません。

パスワード入力後、「認証する」ボタンをクリックすると、無事次のページへ進めました。



無事、特典航空券の予約が完了しました。「Thank you Mr 名前、Your booking is confirmed」(XX様、ありがとうございます。予約は完了しました)というメッセージが表示されれば、無事完了です。

ここで、6桁の予約番号が表示されますが、これはブリティッシュエアウェイズ側の予約番号になります。後からブリティッシュエアウェイズのコールセンターに電話をして、変更やキャンセルなどをしたい場合は、この予約番号が必要になります。

予約完了画面の下へスクロールすると、「Print this page」ボタンがあります。



クリックすると、「特典航空券のEチケット」が別ウィンドウで開いたので、それをプリントアウトします。

なお、Eチケットの控えがなくても、ブリティッシュエアウェイズの6桁の予約番号がなくても、出発当日、免許証やパスポートなどの身分証明書があれば、問題なく搭乗できます。



予約完了後、数時間後に、Eメールに予約完了を知らせるメールが届きました。タイトルは「BA?e???????」の後に、予約番号・飛行期間・日付・出発時間が表示されていました。

座席の事前指定はできる

ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのマイル(Aviosポイント)を使ってJAL国内線特典航空券を予約した場合でも、事前の座席指定は可能になります。

手順ですが、

1「ブリティッシュエアウェイズのコールセンターに電話をして、JAL側の予約番号(6桁)を確認する」

2「JAL国際線のコールセンターに電話をして、座席指定を依頼する」


となります。

上記の、ブリティッシュエアウェイズのサイトで表示された予約番号はブリティッシュエアウェイズ側のものになります。

ブリティッシュエアウェイズに電話をすると、JAL側の別の6桁の予約番号を教えてくれるので、それを控えます。

続いて、JAL国際線のコールセンターに電話をします。JAL国内線のコールセンターではないので注意が必要です。これは、ブリティッシュエアウェイズが、飛行区間は国内線ですが、国際線として特典航空券を予約しているためのようです。

JAL国際線のコールセンターに電話をし、JAL側の予約番号を伝えると、座席指定をすることができます。

国際線部門に電話をして、国内線の旅程を伝えると変な感じがしますが、何も問題なく対応してくれます。

私が電話をした時は、「現在指定できるのは通路側しかありません。しかし出発当日に指定できる座席もキープされているので、窓側がいい場合は、出発当日に確認してみてください」と言われました。

以上、エグゼクティブクラブのマイル(Aviosポイント)を使って、ブリティッシュエアウェイズの公式サイトから、JAL国内線の特典航空券を予約する方法を紹介しました。

「片道たったの4,500マイルでJAL国内線に乗れる」ことを知ってから、私はアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードをコツコツ使い、ボーナスポイント等を含めて、現在18,000ポイントは貯まったので、JAL国内線2往復分のマイル(ポイント)は確保できていることになります。

これも、いつ改悪(必要マイル数の引き上げ)されてもおかしくないので、毎年1回は、このエグゼクティブクラブのマイルを使った、お得なJAL国内線特典航空券のメリットを活用していきたいと思っています。

次のページでは、ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルを使って、復路のANA国内線特典航空券を予約した時の様子をお伝えします


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※このページの情報は2013年08月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。