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旅行記 (2013年06月)
ANAマイレージクラブの9万マイルで
ドイツへのビジネスクラス特典航空券を発券

2013年6月に、ヨーロッパのドイツ、オーストリアへの特典旅行をしてきました。

特典航空券の詳細

まず、今回の旅行で使用した特典航空券の詳細は以下の通りになります。

●マイルを使ったマイレージプログラム
ANAマイレージクラブ

●使ったマイル数
90,000マイル X 2人分
(ANAマイレージクラブ・スターアライアンス特典・ビジネスクラス往復)

●旅程・航空会社・座席クラス
区間数 航空券の
種類
航空会社

飛行区間
座席クラス
特典 スカンジナビア航空
成田→
コペンハーゲン

(※コペンハーゲンで同日乗り継ぎ
ビジネスクラス
特典 スカンジナビア航空
コペンハーゲン
→ミュンヘン

(※ミュンヘンに滞在)
ビジネスクラス
有償 ルフトハンザ航空
ミュンヘン
→ウィーン

(※ウィーンに滞在)
エコノミークラス
有償 ルフトハンザ航空
ウィーン→
ミュンヘン

(※ミュンヘン空港で1泊)
エコノミークラス
有償 ルフトハンザ航空
ミュンヘン→
フランクフルト

(※フランクフルトに滞在)
エコノミークラス
特典 ルフトハンザ航空
フランクフルト
→チューリッヒ

(※チューリッヒで同日乗り継ぎ)
ビジネスクラス
特典 スイス航空
チューリッヒ
→成田
ビジネスクラス


ANA便の空席はほとんどない。
空いていたのはSASとスイス航空


ANAマイレージクラブでは、ANA便だけを利用する特典航空券と、スターアライアンスの提携航空会社を利用する特典航空券では、必要マイル数が異なります。

全ての区間でANAを利用する特典航空券だと必要マイル数が少なくなるので、初めは、ANAで成田→ミュンヘン、フランクフルト→成田のようなANAだけで往復しようと考えていました。

しかし、特典旅行の計画は、出発の2ヵ月前を切っていたので、案の定、ANAのビジネスクラス特典航空券の空席はほとんどありませんでした。

数日だけANAのビジネスクラスにも空席がありましたが、どれも1席だけで、今回は親も同行するので無理でした。

1席だけビジネスクラスを確保しておいて、1人だけエコノミークラス特典で予約し、もう1席のビジネスクラスのキャンセル待ちをする方法もありましたが、空席が出てこないリスクもあるため、今回や止めることにしました。

自分のスケジュールに合う日程で、行きのビジネスクラスに空きがあった航空会社は、スカンジナビア航空のコペンハーゲン経由か、中国国際航空の北京経由でした。

聞く前からわかっていましたが、同行する母に聞いてみたところ、「スカンジナビアの航空会社がいいわ!」の即答でした(笑)。

(でも後から調べてみると、中国国際航空でも長距離路線のビジネスクラスはフルフラットシートになるなど、そんなに悪いイメージはありませんでした)

帰りですが、往路と同じスカンジナビア航空のコペンハーゲン経由、スイス航空のチューリッヒ経由、オーストリア航空のウィーン経由に空席がありました。

スカンジナビア航空は往路で利用するので、復路はスイス航空かオーストリア航空にしたかったのですが、そこで、ビジネスクラスのシートを比較するために、各航空会社に電話してみると、

スイス航空
「日本路線のビジネスクラスはフルフラットの最新シートになります」

オーストリア航空
「成田路線はビジネスクラスにはフルフラットの最新シートになるのですが、夏までは毎日ではなく、日にちによっては旧型のシートになる可能性もあります」

との返事だったので、帰りはスイス航空のチューリッヒ経由にしました。

ということで、特典航空券で飛ぶ経路は、行きはスカンジナビア航空の成田→コペンハーゲン→ミュンヘン、帰りはルフトハンザドイツ航空でフランクフルト→チューリッヒ、スイス航空でチューリッヒ→成田となりました。

ウィーンへの空席がなぜかない。
エコノミーの有償航空券で移動。


本当は、特典航空券でウィーンへも行きたかったのですが、どういうわけか、ミュンヘン〜ウィーン間では、時間帯のいい便で空席は一切ありませんでした。

短い区間なのでエコノミークラスでもよかったのですが、エコノミークラスでさえも、自分のスケジュールに合う日程では空席がほとんどありませんでした。

空席があっても朝6時台の出発だったり、うまく特典航空券の中に組み入れることができませんでした。

そこで、飛行時間は約1時間と短いこともあり、ミュンヘン〜ウィーン、ミュンヘン〜フランクフルトとルフトハンザドイツ航空の有償航空券を別途買うことにしました。

どれも1区間1万円未満と手頃だったのでよかったです。エコノミークラス利用ですが、ANAスーパーフライヤーズカード会員(スターアライアンスのゴールド会員)なので、ラウンジに入ることもできます。

マイル単価はいくらか?

マイル単価ですが、今回の特典航空券は、行きはスカンジナビア航空でドイツ、帰りはスイス航空でドイツから日本という旅程だったので、それぞれのビジネスクラスの往復航空券を買った場合の、半分の運賃をもとに計算してみました。

飛行区間 航空券の料金
(往復チケットを
買った場合の
半分の料金)
成田→コペンハーゲン→ミュンヘン
(スカンジナビア航空)
約200,000円
フランクフルト→チューリッヒ→成田
(スイス航空)
約180,000円
. 合計
約380,000円


と、航空券代は合計で約380,000円になりました。

ちなみに、スカンジナビア航空の特典航空券だと燃油サーチャージが無料になったので、燃油サーチャージ片道分である約25,000円を含めた金額になります。

スイス航空の特典航空券だと燃油サーチャージは自己負担になったので、その金額は上記には含めていません。

約380,000円を90,000マイルで割ると、

380,000 ÷ 90,000 = 約4.2

となり、今回の特典航空券のマイル単価は約4.2円になりました

エコノミークラス特典の平均的なマイル単価を2円とすると、今回はビジネスクラス特典だったので、2倍である約4円になったと考えると、今回の特典航空券のマイル単価は平均と言えそうです

これが、往復ともANA便に出来れば、必要マイル数も5,000マイル少なくなり、直行便であるANAのビジネスクラス航空券のほうが少し高いことを考えると、マイル単価はもう少し高くなったのかもしれません。

ちなみに、今回はANAマイレージクラブのマイルを使った特典航空券だったので、ヨーロッパに行く前(またはヨーロッパから帰ってきた後に)、日本国内線区間を最大4区間まで入れることも可能でした。

実際に、以前にANAマイルで利用した日本国内線を含むソウル行き特典では、ソウル行きの特典航空券に国内線区間を故意に4区間も入れたため、エコノミークラス特典航空券にも関わらず、マイル単価は約4.8円になりました

このように、国際線特典航空券に、日本国内線をうまく含めると、マイル単価は高くなるわけですが、同行の母に言ってみると、「またあんなふうに飛びまくるの? 今回は嫌」と即却下されました(悲)。

以上、ANAマイレージクラブのマイルを使ったヨーロッパ行き・ビジネスクラス特典航空券の予約レポでした。

続いて、成田空港の近くで前泊した、ホテル日航成田の宿泊レポをいたします


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※このページの情報は2013年06月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。