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2014年3月に掲載。2017年11月に更新

イモトアヤコさん、ぐるナイでマイレージプラスの1Kカードを披露

※このページでは、タレントのイモトアヤコさんが、テレビ番組で披露した、ユナイテッド航空の上級会員資格に関するコラムです。





目次



イモトアヤコさん、ユナイテッド航空・マイレージプラスの1Kカードを披露


当サイトの訪問者の方から、一通のメールをいただきました(メールいただいた方、ありがとうございます)。

そのメールですが、

「タレントのイモトアヤコさんが、ぐるナイ(というテレビ番組)で、マイルがたくさん貯まっていることについて触れていて、その時に、ユナイテッド航空・マイレージプラスのプレミア1K会員カードを見せていました」

という内容でした。

メールでは親切にも、イモトアヤコさんが番組中に見せていた、マイレージプラスのプレミア1K会員カードのキャプチャーも送っていただきました(本当にありがとうございます)。

イモトアヤコさん ぐるナイでマイレージプラスのプレミア1Kカードを披露

イモトアヤコさんが持っているユナイテッド航空・マイレージプラスのプレミア1Kカード

会員カードに「AYAKO IMOTO」と印字されているので、本名なようです。すっかり芸名だと思っていました。


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スターアライアンスのマイルは、ユナイテッド航空・マイレージプラスに集約している模様


以前のコラム「イモトアヤコさんの保有マイル数は60万マイル!」で、イモトアヤコさんのマイル事情について少し触れさせていただきました。

イモトアヤコさんがマイルについて語っている動画があるのですが、その中で、イモトさんは「マイレージは主に3つのグループに分けられている」と話していました。

動画を見てから、

「イモトさんは、スターアライアンス系のマイルはどのマイレージプログラムに貯めているのかな? 日本では一般的なANAマイレージクラブかな? それともユナイテッド航空・マイレージプラスかな?」

と気になったわけです。

そして、今回イモトさんはテレビで、マイレージプラスの1K会員カードを見せたということは、ANAユナイテッド航空ルフトハンザドイツ航空など、スターアライアンス加盟航空会社に乗った分のマイルは、ユナイテッド航空・マイレージプラスに集約していることが予想できます。


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マイレージプラスの1K会員になるには、1年間にどれくらい飛ぶ必要があるのか?


ユナイテッド航空・マイレージプラスでは、他のマイレージプログラム同様、いくつかの上級会員レベル(ステータス会員のレベル)が用意されています。

マイレージプラスでは、

/ 上級会員レベル
1番上 プレミア1K
2番目 プラチナ
3番目 ゴールド
4番目 シルバー


と、4つのステータスレベルが用意されています。

イモトアヤコさんは、この中でも一番上の「プレミア1K」会員であるわけですが、プレミア1Kになるためには、1暦年(毎年の1〜12月)にどれくらい飛ぶ必要があるのでしょうか。

プレミア1K会員になる条件は、1暦年に

「10万プレミア資格対象マイル(PQM)」

もしくは

「120プレミア資格対象区間(PQS)」


のどちらかを満たす必要があります。

10万プレミア資格対象マイルであれば、格安航空券でユナイテッド航空を利用する場合、東京〜サンフランシスコ線であれば10往復する必要があります。ほぼ毎月アメリカに行く必要があるわけです。

120プレミア資格対象区間であれば、120区間(60往復)ということなので、例えば、提携しているANA国内線であれば、年間60往復すればいいことになります。

ただし、実際には、120区間中、最低4区間はユナイテッド航空である必要があります

なので、58往復(116区間)はANA国内線で、2往復(4区間)はユナイテッド航空で飛べば、プレミア1K会員になれることになります。

例えば、ANAで羽田〜大阪間を58往復して、ユナイテッド航空で成田〜シカゴ〜マイアミ間を1往復し4区間飛べば、プレミア1K会員になれることになります。

ANA国内線を年間で58往復飛ぶには、毎月約5往復、つまり毎週最低1往復は飛ぶ必要があります。仕事でも、毎週ANA国内線に乗る方はかなり限られているかと思います。

イモトアヤコさんは海外ロケが多いと思うので、おそらく10万プレミア資格対象マイルを獲得して、マイレージプラスのプレミア1Kになった可能性が高いです。


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1K会員になると、どのようなメリットがあるのか?


それでは、ユナイテッド航空・マイレージプラスのプレミア1K会員になると、どのような特典があるのでしょうか?

プレミア1K会員に与えられる特典について、いくつか触れてみたいと思います(一部特典はシルバー会員、ゴールド会員、プラチナ会員の特典と重なります)。

プレミア1K会員のメリット1
「100%のボーナスマイル」


マイレージプラスのプレミア1K会員になると、自社のユナイテッド航空のほか、提携しているANAエアカナダルフトハンザドイツ航空などで、100%のボーナスマイルが加算されます。

例えば、プレミア1K会員がANAでアメリカへ飛ぶ時、マイルをマイレージプラスに加算すれば、加算率が100%の運賃なら、ボーナスの100%が足されて、合計200%分のマイルが貯まります。

例えば、マイル加算率200%で、成田〜ニューヨーク間を1往復するだけで、約27,000マイルも貯まります

おそらくイモトアヤコさんは、プレミア1K会員になった後もたくさん飛んでいると思うので、マイルが貯まるペースは益々早くなっているのではないでしょうか。羨ましい限りです。

プレミア1K会員のメリット2
「アップグレードで優遇される」


マイレージプラスの上級会員になると、アップグレード時にも優遇されます。

例えば、アップグレードの申請をする場合、シルバー会員だと出発当日までアップグレードされたかどうかわかりませんが、1K会員だと早ければ出発4日前にはアップグレードが確定されます。

また、同じアップグレードでも、シルバー会員やゴールド会員よりは1K会員が優遇されるので、他の上級会員よりもアップグレードしてもらえる確率が高くなります。

プレミア1K会員のメリット3
「特典航空券の手数料が無料」


当サイトはマイル情報サイトなので、このメリットを1番羨ましく思う方が多いかもしれません。

マイレージプラスでは、特典航空券の発券・変更・キャンセルに手数料が発生しますが、プレミア1K会員だと、特典航空券関連の手数料が全て無料になります

なので、コールセンターに電話をして特典航空券を予約しても手数料はかからず、急にフライト日を変更し、結局はキャンセルしても、手数料はかかりません。

なので、特典航空券の空席を見つけたら、一応発券だけしておいて、様子を見ることができるわけです

一般会員なら、コールセンターで特典航空券を発券し、発券後にフライト日を変更し、結局はキャンセルすると、各段階で手数料がかかってしまうわけです。

どれくらい手数料の差があるかというと、

特典航空券
にかかる
各手数料
一般
会員
1K
会員
コールセンター
発券手数料
(出発の
21日以上前)
25
ドル
無料
フライト日の
変更手数料
(出発の
61日以上前)
75
ドル
無料
特典航空券
キャンセル手数料
(出発の
60日以内)
125
ドル
無料
/ 合計
225
ドル
無料


もし、マイレージプラスの一般会員が、コールセンターで発券し、フライト日を1回変更し、最終的に特典航空券をキャンセルすると、合計225ドルもの手数料がかかってしまいます。

ところが、1K会員であれば、同じことをしても、手数料は一切かからずに済むのです

この手数料は、一般会員と1K会員の格差を、かなり感じさせてくれるのではないでしょうか。

イモトアヤコさんのような1K会員は、例えば、11ヵ月前に特典航空券の空席を見つけて発券だけしておいて、出発ギリギリに行けないことがわかれば、手数料を気にせずにキャンセルすることができるわけです。

以上、イモトアヤコさんをきっかけとして、ユナイテッド航空・マイレージプラスの1K会員について触れてみました。

ユナイテッド航空・マイレージプラスの上級会員制度についてはこちらからご覧ください。


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マイレージプラスのゴールド会員なら、1回も飛ばずになれる


最後に、さすがに「プレミア1K」会員は無理ですが、ユナイテッド航空・マイレージプラスの「プレミアゴールド」会員に、1回も飛ばずになれるキャンペーンが実施されています(予告なしに終了する可能性あり)。

通常、プレミアゴールド会員になる条件は、1〜12月の間に、

「5万プレミア資格対象マイル(PQM)」

もしくは

「60プレミア資格対象区間(PQS)」


のどちらかを満たす必要があります。

1年の間に、エコノミークラスなら日本〜アメリカ間を5往復、日本国内線でも30往復する必要があります。

ところが、1回も飛ばずに、ユナイテッド航空・マイレージプラスのゴールド会員(つまり、スターアライアンスのゴールド会員)になれるキャンペーンが実施されています。

ゴールド会員になれば、エコノミークラスに乗る時でも、ビジネスクラス用のラウンジに入れたり、優先チェックインや優先搭乗の対象にもなります。

これからユナイテッド航空、ANA、アシアナ航空、エバー航空、タイ航空、シンガポール航空など、スターアライアンスの航空会社に乗る予定がある方は、一度のゴールド会員の特典を味わってみるのも面白いかもしれません。




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