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コラム (2008年05月)
ノースウエストとデルタが合併。マイレージはどう変わる?

結構大きく報じられたので、このサイトをご覧の方は既にご存知だとは思いますが、デルタ航空ノースウエスト航空の合併が発表されました。

この2社が合併すると、現在世界最大の航空会社であるアメリカン航空を抜いて、新たな世界最大の航空会社が誕生することになります。なお、合併後の航空会社名はデルタ航空になるということです。

この合併のニュースですが、ノースウエスト航空・ワールドパークス会員デルタ航空・スカイマイル会員は、マイレージプログラムがどう変わるか少し心配されているかもしれません。

実際に、数名の方から「どうなるのでしょう?」という内容のメールを当サイトにいただきました。

特にNW・ワールドパークスは、日本で最も人気のある外資系マイレージプログラムなので、心配されている方も多いのではないでしょうか。

そこで、このコラムでは、合併後のマイレージプログラムはどうなるのかを予測してみたいと思います。

基本的にはNWとDLのマイレージプログラムが1つに

実際に、ノースウエスト航空のプレスリリースのページには、以下のようなマイレージプログラムに関する文章があります。

「運航スケジュールの選択肢が拡大し、フリークエントフライヤープログラム(マイレージプログラム)のマイルおよびビズパークスのポイントの獲得と使用の機会がさらに増えます。」

「マイルの獲得と使用の機会がさらに増えます」という部分ですが、簡単に言ってしまえば、現在のNW・ワールドパークスとDL・スカイマイルが1つになるということです。

つまり、それぞれのマイレージ提携航空会社が、新しいデルタ航空のマイレージプログラムに統合されることになります。

新しいデルタ航空でのマイレージプログラム名は現在のスカイマイルが引き継がれるかもしれませんし、新しい名称になるかもしれません。

合併後も、現在のNW・ワールドパークスは、現在のDL・スカイマイルの提携航空会社でもマイルの加算・使用ができるようになります。

同時に、現在のDL・スカイマイル会員は、現在のNW・ワールドパークスの提携航空会社でもマイルの加算・使用ができるようになります。

例えば、合併後、現在のNW・ワールドパークス会員は、現在のDL・スカイマイルが提携しているシンガポール航空などでもマイルを貯めれるようになります。

また、現在のDL・スカイマイル会員は、現在のNW・ワールドパークスが提携しているマレーシア航空などでもマイルを貯めれるようになります。

ただし、合併後に全ての提携航空会社が1つのマイレージプログラムに集約されることはまだ保証されていないのでご注意ください

変更もあるかもしれない

ノースウエスト航空のサイトには、デルタ航空との合併後はさらに便利なマイレージプログラムになると書かれていますが、我々マイレージ会員は、少なからずも変更を予測してみることも大切です。

ここでは、日本では圧倒的に会員人数が多いNW・ワールドパークスが、デルタとの合併後にどう変わるのか?という視点で見てみたいと思います。

なお、ここでの予測は全て私の勝手なものなので、その通りになるわけではありません。なので、ご参考程度でお読みいただければ幸いです。

ここでは、私が心配している6つの点について触れたいと思います。

1.有効期限は?

現在のNW・ワールドパークスのマイルには有効期限がなく、同マイレージプログラムが外資系で一番人気のある理由の1つにもなっています。

しかし、合併相手であるDL・スカイマイルでは、マイルの有効期限が2年間に設定されています。デルタがノースウエストを買収する形での合併になるので、合併後のマイレージプログラムでは有効期限が2年間になるかもしれません

実際に、2007年にはエアカナダアメリカン航空ユナイテッド航空の3社が、一斉にマイルの有効期限を短くしたので、合併後のデルタ航空も、現在のDL・スカイマイルの2年間が採用される可能性があります。

2年間に決まった場合は、今まではマイルの失効を気にしなくてもよかったNW・ワールドパークス会員も、2年に一度はマイルの加減があるようにしなければなりません。

2.コリアンエアーのVクラスは?

コリアンエアー(大韓航空)は格安航空券が安くて有名ですが、この格安航空券のほとんどには、予約クラスのVクラスが使われています。

この予約クラスVクラスですが、同じスカイチーム系でもマイレージプログラムによって、加算率がかなり異なります。

2008年5月現在、自社のKE・スカイパスでは70%、エールフランス航空・フライングブルーアリタリア航空・ミッレミリアでは加算対象外、コンチネンタル航空・ワンパスでは100%加算となっています。

そして、肝心なノースウエスト航空とデルタ航空は以下のようになっています。

100%:NW・ワールドパークス
  
0%:DL・スカイマイル

NW・ワールドパークスでは100%加算されますが、DL・スカイマイルでは加算対象外に設定されています。

安いVクラスの運賃でも100%加算されるのは、格安航空券や安いパッケージツアーを利用される方には大切なポイントになります

合併後のデルタ航空のマイレージプログラムでは、このVクラスではマイルが貯められなくなる可能性があります。もしこれが起これば、料金重視派の方には痛い変更となります。

3.キャンペーンが少なくなる?

NW・ワールドパークスの人気に、キャンペーンがたくさん行われることがあります。

当サイトのノースウェスト航空・ワールドパークスの今までのキャンペーン一覧を見ていただければわかりますが、今までたくさんのキャンペーンが実施されました。

特にボーナスマイルキャンペーンは当たり前のように行われていたので、一度の旅行で2万マイル以上貯めるチャンスもありました。

ところが、DL・スカイマイルはどうでしょうか。スカイマイルの今までのキャンペーン一覧を見ていただければ、違いは明らかです。

このサイトを開始した2005年から、DL・スカイマイルでは日本路線で行われたキャンペーンは1つもありません。この事実からも、デルタ航空はマイレージ的に日本に力を入れていないことがわかります。

合併後の新しいデルタ航空のマイレージプログラムでは、現在のNW・ワールドパークスのように頻繁にボーナスマイルキャンペーンなどが行われないかもしれません。

なので、今までのようにボーナスマイルを一気に獲得して、特典旅行に一気に近づくこともできなくなるかもしれません。

ただし、合併後のデルタ航空には、現在の成田をハブとするノースウエスト航空のネットワークが含まれるのも事実なので、そういう意味では日本人向けのキャンペーンに目を向かせる可能性も十分にあります。

次のページでは、心配している他の3つの点について話したいと思います

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※このページは2008年05月に作成されたものです。