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特典航空券でビジネスからエコノミーにダウングレードされたら、差額のマイルは戻るの?

※このページでは、特典航空券のダウングレード時のマイル返却について解説しています。





目次(このページの内容)


欠航やオーバーブッキングなどにより、ビジネスからエコノミーへダウングレードされてしまうこともある


出発当日、特典航空券で乗る予定だった便が欠航になったり、遅延により乗り継ぎ便への接続ができなかったりと、急きょ、他の便へ振り替えられることがあります。

そして、特典航空券の予約がビジネスクラスの場合、振り替え可能な便にビジネスクラスの空席がなく、仕方なくエコノミークラスにダウングレードされるケースがあります。

例えば、8万マイルを使って、羽田〜ニューヨーク間をビジネスクラスで往復するとします。

行きの羽田→ニューヨークは普通にビジネスクラスに乗れたとします。

しかし、帰りのニューヨーク→羽田の便が急きょ欠航になり、同じ航空会社の他の経路による便か、他社便へ振り替えられるとします。そして、どの便にもビジネスクラスの空席がないため、仕方なくエコノミークラスにダウングレードされたとします。

この場合、帰りは実際にエコノミークラス搭乗になったため、エコノミークラスの特典航空券を利用したのと同じになるため、差額のマイルは戻るべきだと考えることができます。

例えば、エコノミークラスの往復が5万マイルとした場合、エコノミークラス片道分は25,000マイルになります。ビジネスクラスの往復が8万マイルとした場合、ビジネスクラス片道分は4万マイルになります。

帰りにビジネスクラスからエコノミークラスにダウングレードされたということは、ビジネスクラス片道分の4万マイル、エコノミークラス片道分の25,000マイルの差額である15,000マイルが返却されるべきと考えることができます。


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差額マイルが戻るかどうかは交渉次第


上のようなケースの場合、残念ながら、必ずマイルが返却される保証はなく、交渉次第になるのが現状です

まず、特典航空券でダウングレードされたことを、特典航空券を予約したマイレージプログラムの航空会社に連絡をします。

差額のマイル返却がすぐに許可されれば、それで問題解決です。

しかし、マイル返却は不可と言われた場合は、別の機会に他のオペレーターに話すか、または、直接責任者に事情を話すというアクションが必要になります。

当サイトへのご報告の中でも「一度目の電話では相手にされなかったが、2度目に別のオペレーターに話したら対応してくれた」ケースがあるので、やはり2−3度の交渉は必要なのかもしれません。


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ダウングレードされた証拠として搭乗券の保管は必須


マイルを使用した航空会社と、特典航空券で乗った航空会社が同じな場合、ダウングレードされた事実確認は容易になります。

例えば、デルタ航空のマイルを使って、デルタ航空のビジネスクラスを予約して、実際にはデルタ航空のエコノミークラスにダウングレードされたなら、デルタ航空は容易にダウングレードの事実確認をすることができます。

結果、差額マイルの対応も容易になります(ただし、ダウングレード時にお詫びクーポンを受け取った等の理由で、差額マイルの返却に応じてくれない可能性もあり)。

少し面倒なのが、マイルを使った航空会社と、特典航空券で乗った航空会社が異なる場合です。

例えば、デルタ航空のマイルを使って、ガルーダインドネシア航空のビジネスクラス特典航空券を予約し、エコノミークラスにダウングレードされてしまったら、デルタ航空はすぐにその事実を確認することができません。

その場合、交渉の結果、差額のマイル返却が許可された際、場合によっては、ダウングレードされたことを証明できるエコノミークラスの搭乗券を郵送するよう求められる可能性があります。

ダウングレードされてしまったら、搭乗券は必ず保管するようにしてください。

最後に、このページでは、交渉すれば、ダウングレードされた場合、差額のマイル数が戻る可能性があることを伝えるのを目的としており、マイル返却を100%保証するわけではないのでご注意ください




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