全日空・ANAマイレージクラブでは、特典航空券の必要マイル数チャートが、現在の「飛行距離制」から「ゾーン制」に変更されます。
詳細は以下の通りです。
●変更日
2015年4月12日予約分から
(2015年4月11日までに予約した特典航空券に関しては、現在の「飛行距離制」が適用)
2015年4月11日までに「飛行距離制」チャートの必要マイル数で予約した特典航空券を、「ゾーン制」チャートに変更される2015年4月12日以降に日付・便などを変更する場合、変更前と変更後で必要マイル数に差がある場合も、変更前のマイル数がそのまま適用されます。
例えば、4月11日までに予約した特典航空券で18,000マイル使い、同じ内容の特典航空券だと、4月12日以降は必要マイル数が20,000マイルに引き上げられたとしても、4月12日以降に変更しても、差額の2,000マイルは請求されず、18,000マイルのまま変更が可能です。
●変更内容
特典航空券の必要マイル数チャートが「飛行距離制」から「ゾーン制」に変更
例えば、変更前は、同じ日本〜台湾間の往復でも、飛行距離が長い札幌〜台北線の往復だと必要マイル数が多めになり、飛行距離が短い福岡〜台北線の往復だと必要マイル数が少なくなる、というような現象が発生します。
ところが変更後は「ゾーン制」になるため、日本〜台湾間の往復(直行便)であれば、短めの路線だろうと長めの路線だろうと、必要マイル数な同じなります。つまり、新千歳〜台北の往復も、福岡〜台北の往復も同じマイル数になります。
●対象の航空会社
ANA国際線の特典チャート、スターアライアンス/提携航空会社特典チャートの両方
ANAマイレージクラブでは、特典航空券の必要マイル数は、ANA便だけを利用するANA便特典マイル数チャートと、スターアライアンス/提携航空会社の特典マイル数チャートの2つが用意されていますが、今回の変更では、両方のチャートが「飛行距離制」から「ゾーン制」に変更されます。
ちなみに、行きはANA、帰りはエバー航空のように、一部区間だけでANAを利用する場合は、ANA便専用の特典チャートではなく、スターアライアンス/提携航空会社特典チャートのマイル数が適用されます。
「飛行距離制」から「ゾーン制」に変わることにより、同じエリアへの特典航空券でも、福岡〜台北線のような短距離路線だと、変更後は必要マイル数が増えて、新千歳〜台北線のような長めの路線だと、変更後は必要マイル数が減るようなケースが発生します。
近いうちにANAマイルを使って特典航空券を予約される方は、変更前と変更後で特典航空券の必要マイル数が増減するケースがあるので、マイルの有効期限が4月末までにある方は、必要マイル数を比較して、少なくなるほうのパターンで予約するのも1つの方法です。
変更前と変更後の特典航空券マイル数は、以下のリンク先にてご確認ください。
【変更前・2015年4月11日までの予約分】
・ANA便のみの特典航空券チャート
・スターアライアンス/提携航空会社の特典航空券チャート
【変更後・2015年4月12日以降の予約分】
・ANA便のみの特典航空券チャート
・スターアライアンス/提携航空会社の特典航空券チャート |