過去に何度か中止されていたエアインディアのスターアライアンスへの加盟手続きですが、エアインディアは2014年7月11日、スターアライアンスに正式に加盟しました。
これで、スターアライアンスの加盟航空会社数は27社になりました。
エアインディアのスターアライアンス加盟後は、全日空・ANAマイレージクラブ、ユナイテッド航空・マイレージプラスなどの各スターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムで、マイルの加算、特典航空券の利用ができるようになりました。
また、ステーアライアンスに加盟している航空会社のマイレージプログラムで上級会員(スターアライアンスのゴールド以上)の方は、エアインディアを利用する時、優先チェックイン、ラウンジ利用、優先搭乗などの特典を受けられるようになりました。
ちなみに、当サイトで紹介しているマイレージプログラムの中では、ルフトハンザドイツ航空・マイルズ&モアとシンガポール航空・クリスフライヤーが、スターアライアンス加盟前からエアインディアとマイレージ提携をしています。
似ているマイル加算率。
貯まりやすいのは
ユナイテッド航空かエアカナダのマイル
当サイトで扱っているマイレージプログラムでの、エアインディアでのマイル加算率は、下のリンク先よりご確認ください。
どのマイレージプログラムでも、マイルの加算率等に特別大きな差はありません。
ただし、一部予約クラスだと、ANAマイレージクラブへ加算すると70%のところ、ユナイテッド航空・マイレージプラスへ加算すると100%になるケースもあるため、一応、各マイレージプログラムでの加算率を比較されることをおすすめします。
また、ユナイテッド航空・マイレージプラス、エアカナダ・アエロプランだと、他社マイレージプログラムでは基本的に加算対象外になる、安めの「S」「E」クラスなども加算対象になっています。
●エアインディアと提携している各マイレージプログラムでの加算率
・ANAマイレージクラブ
・エアカナダ・アエロプラン
・ユナイテッド航空・マイレージプラス
・ルフトハンザドイツ航空・マイルズ&モア
・スカンジナビア航空・ユーロボーナス
・アシアナ航空・アシアナクラブ
・シンガポール航空・クリスフライヤー
・タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス
※リンクがされていない箇所は、まだ公式サイト上で未発表
特典航空券について
エアインディアの特典航空券についてですが、日本からインド方面へ向かう時に利用できる航空会社です。2014年7月現在、成田〜デリー線が運航されています。
また、関空〜香港〜デリー線も運航されているため、そのうち関空〜香港間だけを活用して、東南アジアへの特典航空券に活用することもできます。
例えば、ANAマイレージクラブ、エアカナダ・アエロプラン、ユナイテッド航空・マイレージプラスなどのマイルを使って香港へ行く場合、羽田→関空はANA、関空→香港はエアインディアのように、インドに行かない特典旅行でもエアインディアに乗ることが可能です。
ちなみに、2014年7月現在、マイルを使ってエアインディアに乗る場合、以下のマイレージプログラムのマイルなら、燃油サーチャージが無料になります(予告なしに変更される可能性あり)。
・エアカナダ・アエロプラン
・ユナイテッド航空・マイレージプラス
(ANAマイレージクラブのマイルを使う場合は、エアインディアの特典航空券だと燃油サーチャージが発生します)
●エアインディアと提携している各マイレージプログラムでの特典必要マイル数
・ANAマイレージクラブ
・エアカナダ・アエロプラン
・ユナイテッド航空・マイレージプラス
・ルフトハンザドイツ航空・マイルズ&モア
・スカンジナビア航空・ユーロボーナス
・アシアナ航空・アシアナクラブ
・シンガポール航空・クリスフライヤー
・タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス
エアインディアについて
エアインディアは、インドのデリーとムンバイを主なハブとして、アジア、オセアニア、アフリカ、中東、ヨーロッパ、北米と世界中へネットワークを広げています。
2014年7月現在、日本では成田、関空に就航しています。成田からはデリーへの直行便、関空から香港経由のデリー行きを運航しています。
エアインディアがスターアライアンスに加盟したことにより、スターアライアンスの南アジアでのネットワークが改善されたことになります。
ちなみに、インドの航空会社でアライアンスに加盟したのは今回のエアインディアが初になります。同じインドのジェットエアウェイズは、2014年7月現在、ワンワールドに加盟するかスカイチームに加盟するかの発表はされていません。
今回加盟したエアインディアを含む、スターアライアンスの全ての加盟航空会社一覧はこちらからご覧ください。 |